エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

遅れた春もある

2012年05月17日 | ポエム
遅ればせながら・・・と世間に顔を出す春もある。

近所の植え込みだけれど・・・蕨が一本顔を出していたのである。
まだ、ぎりぎりで食べられる。



だがしかし、一本だけでは勿体無い。
折角顔を出したのだからすくすくと伸びていってほしいのである。





  さわらびの遅くてごめんと一本  野人






これは薄暮の中で撮ったのだけれど、レンズが明るいせいで明るく写ってしまった。
夜目遠目で眺めたスズランを詠いたかったのだけれど・・・。




  夜目遠目浮き上って咲くスズランや  野人






シランである。
紫蘭と書く。




  シラン咲き時たおやかや君が笑む  野人





このシラン。
白いシランもあって群れて咲くと美しい。

紫と白が混ざり合うと、目立つ花に変わってしまう。
それも良いのかもしれない。



ドウダンツツジである。
しかもこれは紅色ドウダンである。

実に美しく咲くのである。




  俯けば隠れて咲けり紅満天星  野人






今日から、二日間日光方面に行く・・・つもりである。
戦場ヶ原周辺の新緑を愛で、身体中に新鮮な空気を充填してきたいと思っている。

明日は、ブログお休みいただきたいのである。
久しぶりのお休みである。





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      荒 野人


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