秩父神社の参集殿で第九回秩父俳句大会が行われる。
まだ大分先(5月末)のことだけれど、投句の締め切りは3月20日である。

秩父神社とその一帯を歩いて、現場感を知らなければと、吟行に出かけたという訳である。
秩父は「祭りと神の郷」である。

神の郷の大きな理由は、秩父神社には全国の「一之宮」75座がおわすからである。
この社殿は全国に例が無い。

稀有なのである。
また、宝登山には日本武尊の神話が残されてもいる。
東国平定の軍団が通過した地でもある。

ここは宝登山神社の奥宮である。
秩父神社の本殿のぐるりには、襖絵ならぬ華麗な彫刻が施されている。

日光では「見猿言わ猿聞か猿」だけれど、ここ秩父では違う。

おしゃべりで、人懐こい猿が「見て言って聞いて」おられる。

実に楽しい。

「春浅し乾いた響き絵馬の音」
「結界を越えて祈るや斑雪」

神域は、パワースポットでもある。

よく晴れた日の午後、本殿の真上に龍が現れた。
雲が龍となって本殿を守護し奉られている。
なんという不思議であろうか。
この日、この龍が消えた後には天侯が崩れて雨模様になった。
寒さが増し、襟を併せる事態となってしまった。

まさしく、祭りと神の郷である。
因みに、この建物が参集殿で句会の行われる建屋である。
荒 野人
まだ大分先(5月末)のことだけれど、投句の締め切りは3月20日である。

秩父神社とその一帯を歩いて、現場感を知らなければと、吟行に出かけたという訳である。
秩父は「祭りと神の郷」である。

神の郷の大きな理由は、秩父神社には全国の「一之宮」75座がおわすからである。
この社殿は全国に例が無い。

稀有なのである。
また、宝登山には日本武尊の神話が残されてもいる。
東国平定の軍団が通過した地でもある。

ここは宝登山神社の奥宮である。
秩父神社の本殿のぐるりには、襖絵ならぬ華麗な彫刻が施されている。

日光では「見猿言わ猿聞か猿」だけれど、ここ秩父では違う。

おしゃべりで、人懐こい猿が「見て言って聞いて」おられる。

実に楽しい。

「春浅し乾いた響き絵馬の音」
「結界を越えて祈るや斑雪」

神域は、パワースポットでもある。

よく晴れた日の午後、本殿の真上に龍が現れた。
雲が龍となって本殿を守護し奉られている。
なんという不思議であろうか。
この日、この龍が消えた後には天侯が崩れて雨模様になった。
寒さが増し、襟を併せる事態となってしまった。

まさしく、祭りと神の郷である。
因みに、この建物が参集殿で句会の行われる建屋である。
荒 野人