酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

気になる語録 【神はサイコロを振らない】

2006-03-18 21:44:36 | ことば系
嫁さんにいつものごとくビデオを占領された。
仕方なく横で一緒に見ていたが、ストーリーが見えない。
「これ何というドラマ?」
神はサイコロを振らない!知らないの?」
「へぇ、物理学者の話?」
「はぁ?そんなもん出てきてもドラマにならんじゃん」
「じゃ、数学者?」
「うるさい!あっちいってよー」

・・・・・まじめに聞いたのに・・・・・・

【神はサイコロを振らない】
アインシュタインが手紙に記した有名な言葉だ。(嫁さんは知らない^^;)
量子力学が導き出した『観測される現象は[不確かさ]をもってしか決めることが出来ない』という解に対し、アインシュタインは真っ向から反論した。
彼は「自然界がそんなあやふやなものを創り出す訳がない。きちんとした秩序で成り立っているはずだ。」と痛烈に批判したのである。
彼の「相対性理論」から導き出された量子力学の理論は、皮肉なことに彼の求めた「必然性」を否定し、全てを「偶然」にしてしまったのである。
しかし、量子力学者ボーアに対するアインシュタインのこの言葉、私には
【細かく細かく調べていけば必ずそこに真実があると考えてると、大きな本質を見逃すよ。】
というように聞こえてならないのである。

と書いていたらアインシュタインについて参考になるページを発見した。
意外にも私と似た感性の持ち主のようだ。面白い。
コメント
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