
毎年のことだが、何の野菜を植えようかとネットで調べたりする。
今年は・・・

なんじゃ、水栽培か、と思った人は偉い。
まさに水栽培であるが、球根みたいに自前の栄養を持たない野菜のタネでは、水だけでは芽が出て終わりである。
そんなら肥料をあげればいいと思うのが人情。
しかし、そんなに単純なら世の中の作物はみんな水栽培になっている。
実は水耕栽培の肥料は特殊配合のもので、土の成分に含まれる微量元素を加えたものとなっている・・・らしい。
土植え用の肥料には土から微量に補われる成分は入っておらず、生育に必要な肥料成分(大量成分)だけが配合されているのである。

注)よく見かけるハイポネックスではない。ご注意。
プロ用(農家用)は農協で取り扱う「大塚ハウス」のものがあるが、10kg袋だけなのでベランダ菜園程度では20年で使い切れない・・・ハズ。

〔用意するもの〕
・100円均一で買ってきた台所用のザル。(ボウルとザルで200円)
・園芸用のパーミキュライト又は赤玉土(300円程度)
・吸水力の強いフェルトみたいなタオル(これも100均にあります)
・台所用水切りネット(排水口に使うネットね)
・野菜のタネ(最初は好みの葉野菜がいいと思います)

買ってきた100均ザルのセットです。

吸水布を通すための穴を開けます。

こんな感じ。吸水布を帯状に切って通しておきます。

水きりネットを切り開きザルに敷きます。
パーミキュライトがザルから落ちないためです。
ネットも現物アワセで布の通る穴を開け、ザルからの布を通しパーミキュライトを敷き詰めます。

ザルの底がつかるくらいに水を入れます。
このとき、パーミキュライトや吸水布が全部濡れるように満遍なく水をかけましょう。
後は、タネをばら撒いておしまい。
数日後、芽がでるのを楽しみに待ちます。
⇒芽がでたら続く