私は車の洗車が嫌いである。
ワックスやらコーティングやらも面倒くさい。
若いころはいろいろやっていたが、結論として「車は道具」というところに落ち着いた。
今や錆びなければタッチペイントすることもないし、ドアの傷なども適当な時期にコンパウンドで擦ればほとんど消えるので気が向くまで放置。
機能的な部分は手をかけるが、外観は無頓着だった。
しかし、嫁さんは前の車のコーティングがいたくお気に入りでXVにもコーティングしろという。
そこで、近所でもほとんど知られていないが洗車マニアの人がやっているコーティング屋に出してみた。
『うーん、ヌメヌメ(^_-)-☆』
昨日までは、光に照らされると同心円状のミガキ傷が見えていたのが、ほとんどなくなっている。
(コンパウンド磨きで消えたのとコーティング剤で見えなくなったのもあるだろう)
「うちのは最高級の店と同じガラスコーティングなので」
とか言っていたが、化学屋の私には『(ガラス成分入り樹脂コーティングじゃろ?)』ってとこか。
私が未開封のまま持っている【ポリシラザン】はガラス化する本物のガラスコーティングだが、自分で塗る勇気がない。
なぜなら、本当に固形ガラス化するのでたぶん厚塗りするとヒビ割れると思うのである。
ま、それはともかく・・・写真だとわかんないかなぁ。
まぁ、満足満足(^^♪
ボンネットあたりはグルグルのミガキ傷が見えない程度にピカピカ。
ドアのツメ傷は消えているが、ここはミガキ傷が残っているねぇ。
他と違いすぎるのでポリッシャで磨き残したか?(^-^;
元々気にならない性格なので問題なしだけど。
それよりも隅々まで磨き上げてくれて、絶対自分ではやりたくないな。
電話してから2か月待ちだったけど繁盛してるのもわかる気がする。
10月19日金曜日の夜
大分県九重町の牧ノ戸峠レストハウスの駐車場
20台ほど車中泊の登山者がいたわけですが・・・
黒いバカでかい「キャンピングカー」のボケが
一晩中エンジンをかけっぱなしで、
大排気量のうえに、かっこいいと思ってんのか、たぶん改造マフラーで
ウルサイのなんの(怒)
みんな寝られんだろが!
(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
山のルールがわかっている登山者なら、
前日の睡眠が大事なので早寝だし、他人にも気を遣う。
朝方到着する登山者も同じ、みんな寝てるんだよ。早めについたんならエンジン切れよ。
だいたい山に登りに来た奴が、毛布や寝袋の一つも持たんで、
寒いから車の暖房に頼るってどうよ。
山の中なら「死ぬよ」
少なくとも牧ノ戸峠は登山基地でキャンプ場じゃない。
最近「アウトドアが趣味です」ってアホが、豪華なテントやテーブル家具一式で
バカみたいなランタン煌々とたいて、IHコンロで家庭で作るような凝った料理やって
「俺ってワイルドだろぅ、やっぱ自然の中は最高だな」
って顔してるが、そんなもん家でやれよ!
アウトドアが趣味 ≒ 自然の中で不自由なく快適に過ごしたい
って勘違いしてる最近の人たちに嫌悪を感じる。
電源完備のオートキャンプ場なんて、自然を楽しむというキャンプの本来の楽しさの1/10以下だよ。
星の輝きも、風に騒ぐ林の音も、沢でなくカジカの声もわからんやん。
時には真っ白なガスの中で怖いくらいの静けさも、真っ暗な夜闇の不気味な鳥の鳴き声も。
大自然の不自由さ、理不尽さがあるから、工夫する知的好奇心や、困難を乗り越える学びが出てくるのであって、
その過程を楽しむ(苦しむ)のがアウトドアじゃないかなぁ。
自然の中で何不自由ない快適性だけを求めるのであれば、リゾートホテルでやればいい。
最近のオートキャンプ場に集まる「バカでかいクルマ」の連中に辟易している。
昔のキャンピングカー野郎はもっとアウトドアの本質がわかっていたと思うのだが。
昨夜は気温6℃、朝方はあまり下がってなくて5℃
『まぁ、いつもの恰好で行けそうだな』
この時はそう思った・・・何か引っかかるものがあって、念のためにジャージの防寒着も押し込んでおく。
5℃は真冬並み。
さすがに歩き始めは寒いので、下は夏ズボン(さすがに短パンは(-.-))上はTシャツに防寒着のセーターを着こむ。
昨晩から継続するガスで前が全く見えない。
ゴアテックスのストームクルーザーを着込み出発。
『こりゃ、山道は田んぼになってるとこがありそうだな。まぁ、行けるとこまで散歩ということで』
少しガスが晴れてきたかな。
『車めっちゃ増えてるし、今日は朝早い出発の登山者も多いな』
いつもなら御来光組の先発の後、夜明け薄暗いうちに出発する人は少ないんだが。
秋だなー、落ち葉のカサカサが楽しい。
ちょっと上るとやっぱりガスってる。
『おおっ、紅葉!(^^)v』
今日は天候にもかかわらず早朝の登山者が多い。
『そっか、紅葉シーズンってやつか・・・』
おりゃ、ミヤマキリシマやら紅葉やら樹氷やらのシーズンに興味がない。
どっちかというと人が少ないほうがいい。
森林限界を超えると岩山なのが久住のいいところだ。
ガスも濃くなり、道もわかりくくなるが、まぁルートをはずすことはない。
2年前にガスの中、星生山への分岐を通りすぎて久住別れまで一気に行ってしまったことはあるが(-_-;)
『しかし寒い・・・手がドラえもん(-_-;)』
体の高度順応ができていないのか、寒いせいなのか。
手がむくんでグーができにくい。(学生の頃、女子がよくドラえもんになってたなぁ)
久住別れの小屋まで来ちゃった。
『久住別れで帰ろうと思ってたんですが。仕方ないので登ろうかな、ここで帰るのもなんだかなぁだし』
「せっかくだから登りましょうよ」
前後になりながら話してた登山者の兄ちゃんとそんな会話を交わす。
あんまり山頂には執着していないんだが、山頂でパンも食わんといかんしねぇ。
で、久住山頂。
『さぁ、朝飯のパンでも食おう』
って、ちょっと写真撮ったりザックの中からパンを出したりしていたら・・・
『どぉぇーーサブイ!!!死にそう!』
計算上3℃以下、体感温度は0℃くらいか。
パンの袋を開けようとした手がかじかんでうまく開けられない。
『頂上に長く居すぎた・・・ってここはエベレストかってーの』
マジで低体温が心配になってきたので動き出す。
パンは口で袋を開け、下りながら食いました(^-^;
あまりに寒いので、下りは走って降りましたとさ。ハァハァゼィゼィ(*'▽')
イイ感じの秋を満喫し、冬が近い山の厳しさを体験し・・・
こんな気温の中、汗びっしょりになりながらスポーツの秋を楽しみ・・・
『膝がイタイ (T_T)』
9:30になんとか駐車場まで降りてきたら、マイお決まりの牧ノ戸レストハウスのソフト。
「(うわー、こんな寒いのにアイス食べてるよ( ゚Д゚))」
口には出さねど、周りの視線が痛い(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
今から登り始める登山者達は、来る人来る人みんな白い視線でした。
『(あのな、おりゃ今降りてきて暑いんだよ!あんたら遅せーんだよ)』
口にはださねど、すでに降りてきた者のちょっとした優越感。
ドロドロに汚れた登山靴をビニール袋に入れているところが、まだ車を汚したくない気持ちの表れですね
(-_-;)
いつもより1時間遅い下山だったので、筋湯温泉には寄らずそのまま下界へ。
12:30には家でどん兵衛カモ南蛮そばを食っていましたとさ。