酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

楠の青葉を吹き鳴らし

2008-09-08 08:25:28 | のほほん日記系
退屈で苦痛な入院ベッドの夜。。。
どこからともなく、怒号とがなり立てる歌が聞こえてきた。
『そうか、ファイヤーストームかぁ』
我が娘の高校の前夜祭である。
窓を明け、しばらくしんみりと聞き入っていた。
そう言えば私は3年間とも剣道部で薪くべ部隊だったなぁ。
体がこんな調子じゃなかったら見物に行きたかったな。
なんだかなぁ、季節を損している気分。
治ったら、釣り行きたい。スキー行きたい。山行きたい。
あーぁ

[続]良い事、悪い事 

2008-09-05 21:13:28 | のほほん日記系
では、良かった事。

「お風呂でーす、どうぞぉ」
今日は待ちに待った入浴の日。
しかし、今朝はベッドで転げ回っていてそれどころではない。
朝食も苦痛で、寝ながら無理にかき込んで即ベッドに仰向けである。
入浴しなければ気持ち悪いまま過ごさなければならないが、決断がつかなかった。
「じゃぁ2番目ですね」
処置の都合で勝手に決められ、既に1番目の人は浴室に向かった。
《仕方ない。とにかく何としてもトイレだ》
風呂は服の着脱が苦痛なだけで、後は丁度いい具合の椅子にうつ伏せたまま洗髪などの作業ができる。
問題は腹部膨満での腹ばいに耐えられるかであった。
《時間がない。絶対出さないと》
太ももに走る痛みにひるまず、悲壮な決意でトイレに向かった。
「グッ、アァーッ、*&%#●▼☆!!!」
言葉にならないうめき声を上げ、便座の上で苦悶する。。。
『き、き、キ、キ、キタァー』
トイレの前で心配そうな看護師さんに苦痛で歪んだ笑顔でピース。

人は排泄の心配がなくなると生きる力が甦る。
その後、パンツ履く(一番の苦痛^^;)のに10分以上はかかったが、なんとか風呂も乗り越え、気のせいか転げ回る痛みもひと心地ついた。

良い事、悪い事

2008-09-05 11:24:56 | のほほん日記系
では、まず悪い事。
昨夜時点で丸2日『大』が出ていなかった。
7食分が腹に溜まりこれ以上は危険な気がしたので、激痛を承知で何度もトイレに。
しかし何が辛いかって、一大決意で挑戦し、何も出ない事。
人間不思議なもので、普段何の苦労もないことが、突然出来なくなった時の狼狽は究極のストレスだ。
『まさか、馬尾神経まで悪化し直腸マヒ?』
そんな事はない、と言い聞かせながら、昨夜は初めてミンザイをもらった。
さて、マイナーが肉体的痛みの中で果たして効くのか疑問だったが、意外にも寝る意志が有ればモウロウとしてくるものだ。
『いいぞ、眠れるかも』

その時、とんでもない事が起こった。
寝返りと同時にベッドから転落!激痛!
しばらく床から這い上がれず、ベッドでも一晩中呻いていた。
(朝、看護師さんに言ったら大騒ぎとなった)
安静でもじっとしておけない痛み、症状は初日並にひどくなった。
もう泣きそうな2週間目突入である。

イタイよぉー (>_<)

2008-09-04 07:40:06 | のほほん日記系
昨日も入院当初のような酷い状態、夜中も激痛で眠れなかった。
空が白むまで時計とにらめっこ。
そのうちボーコーにオシッコが溜まって来るのがワカル。
我慢も限界となり、痛みに呻きながらトイレに向かう。
丑三つ時、暗い廊下の奥から、夜な夜な『ウッ、グッ、ガァァ、ハァハァ』と不気味声が響く。

七転八倒

2008-09-03 08:35:15 | のほほん日記系
ウワーッ、イテテ..
昨夜は激痛で全く眠れなかった。
躊躇せず座薬使ったが効果なし、我慢して転げ回っていたが
とうとう夜中にナースコールしてしまった。
まぁ、ホットパックしか手立てがないのだが。
朝が来るのを待ち侘びた夜だった。

何でか、昼間より夜が疼くんだよなぁ。

病院食

2008-09-02 12:17:45 | のほほん日記系
寝たきり5日目。
安静時にも安静で居られない転げ廻る激痛が減りました。
勿論、動きに伴う痛みはありますが、炎症系の痛みから、本来の筋肉と神経の痛みに変わりつつあります。
とはいえ、未だに犬のように這いつくばってしか飯が食えないのはなぁ。
『座ってゆっくり食いたい』

パソコンチェア

2008-09-01 20:47:18 | のほほん日記系
入院4日目。
何が恐怖かと言えばトイレである。
歩行器にスガって歩いても、ドア向こう五メートルのトイレに入る頃には座ることができない激痛となり、シッコもできず退散することさえある。
お陰で丸3日『大』が出ていなかった。
今後が怖かったので、最終兵器を家から取り寄せた。
ミットモナイなんて言ってられない。
これの使い方は職場の同僚ならワカル筈なので説明はしない。
平坦なバリアフリーなら近距離を何とか移動でき、トイレも苦痛ではあるが恐怖ではなくなった。