~ いるかしあわせ宅配便 ~

ばあちゃんのひとりごと

子どもの成長と発達あれこれ

2011-03-02 21:15:55 | いるかこもれび助産院
成長と発達は次のようです。


・新生児は屈曲姿勢があり、緊張感が強いので母の触り方で赤ちゃんはより緊張します。
 そして母のおどおど感覚も赤ちゃんを不安にします。
 この時期自信がない場合は肩の力を抜き母の胸にいつも抱きしめ、お互いに安心しましょう。
 何より大切なのは、母乳を頻回に飲ませてあげることが安心につながります。


・1ヶ月児は少し甘え泣きをするようになります・・・落ち着いて赤ちゃんと心合わせましょう。


・2ヶ月後半、首が据わる


・3ヶ月児は掌や指を見てひとり遊びを始めます。母はちょっと余裕ができてきます。


・4ヶ月児から6ヶ月児は寝返りをします。うつ伏せにしてほっておけばいいですね。ひとりで遊びます。


・5・6ヶ月児はうつ伏せで腹部を支点に方向転換運動(ピポット・フローン)や
 腹部を支点に手足をバタバタと動かす(スイミング運動)
 このように、うつ伏せができることがハイハイに繋がります。


・6ヶ月以降はハイハイ始めます・・・個人差がありますね。



 しかし、新生児からの愛着形成が赤ちゃんの安心につながらない場合は、4ヶ月頃からよく泣きます。
 そして母を困らせ、ほとんど抱っこをして過ごすことになります。
 赤ちゃんは安心を得るために不安を訴え続けます・・・このようなことがうつ伏せにする機会を失います。
 したがって、うつ伏せができなくて、ハイハイも遅れるのです。

 どんな時も、ありのままの赤ちゃんを受け入れてください。


お母さんが赤ちゃんの目を見て微笑み。
やさしく抱きかかえること。
赤ちゃんと息が合っていますか。
息を合わせてやり直してください。
愛はいつでも感じることができるのです。



子育ては母の自己実現

2011-03-02 08:04:29 | いるかこもれび助産院
私たちは「幸せになるために産まれてきたのです」
そして、探し続けて生きていくのです。


自分にとって楽しいこと、楽な方向に行こうとするのが癖です。
自分にとって不都合な事柄を避けます。
実は苦を避けて、自己実現はありえないのですよね。


「幸せに生きるという筋書きを整え、成し遂げるため」に
矛盾だらけで手に負えない反抗的な人物が必要なように思いませんか。



我が子を育て慈しみ共に生きることを実践していくことが自己実現になるのではないのかと思います。
苦しいときや可愛くて愛おしくて心は児に執着してそのことが幸せだと感じて、
しかし時は変わり、母の思いと児の思いが違うことに気づきがっかりしてしまうこともあります。
それぞれが特別ではない、
母の持ち物ではない、
お互いが幸せで自立して生きることに気づき、親子を超えた親密感が構築されていきます。
その時、母は児によって自分自身の生きる目的を知り実現できるように感じています。
すごくかっこいいことでもなく、
輝かしいことでもなく、
毎日がさりげなくほんの少しのしあわせを感じるだけで実現するのです。


もっとシンプルに食卓に春のお花を飾り、
ていねいにつくった食事を
Dsc02012
愛する家族と語らい食する。
それが幸せと感じて欲しいと思っています。

 
しあわせは
苦しみと感じている事柄は自分の内にあり、
感じたことはチャンスです。
捨てて本当の自己(ハートの奥に存在する)を感じることで苦しみは消えていきます。