~ いるかしあわせ宅配便 ~

ばあちゃんのひとりごと

子育ては自己実現!

2015-08-14 06:24:59 | いるかこもれび助産院
私たちは「幸せで楽しく生きるために産まれてきました」
誰でも、幸せを祈り、いつも楽しい時を獲得しようと考えます。
幸せや楽しいことは人により違います。
十人いれば十通りの幸せや楽しさが存在します。
そして、それらは変化します。
なのに、私たちは休むことなく、幸せと楽しみを追い求め探し続けます。


自分にとって楽しいこと、それが後には苦しみになると分かっていても楽な方向に進もうとするものです。
心とはそのような性質なのです。
自分にとって不都合な事柄を避けようとしたり、人のせいにしたりします。
そこで心は「待った」をかけるのです。
それが「識別」という心の訓練法になります。
実は苦を避けたり、逃げたりしても解決になりません。
それを知っていることで、楽は後に苦の原因なることがわかるようになります。

追いかけても追いかけても辿り着くことのない、好きな人の陰、待って欲しいと思っても、とどかなくなった時不幸だと感じるでしょう。
心は幸せを掴んで話そうとしません。しかし、心は常に変化しています。
継続させるには努力が必要です。
何を永遠と思うか。何が真実と思うかです。
自分の心の変化も感じているように、他者の心も変化し永遠ではないのです。
互いに「身・口・意」を一致して素直になることです。
調えることは、子育て、仕事、夫婦生活すべてにおいて特別ではありません。
なぜなら、心(意、思い)が言葉にし、行為します。
根本的には心の方向(思いに執着している心)に原因があります。
自己実現(真の自己)はありえないのです。
常に自我意識に振り回され、自己を見失っています。
自我意識は無意識に作用します、同じ苦しみの繰り返しをしていることに気づくことになります。
それでは少し遅いのです。もう苦しみのどつぼにはまり、他者も巻き込んでいる場合があります。
より複雑化しています。本当は些細なことが原因です。「例えば根本原因はコンプレックス」
それを見いだして取り除くことが「自己実現」に通じます。
その方法が「識別瞑想」生活の中で日頃繰り返す癖(傾向)を一瞬にして受けとめ、心を静め「癖」を受け入れ、見直し識別します。
その癖にあてがえ、識別していくのは「知識のヨーガ=真理」が必要になります。

我が子を慈しみ共に生きることが自己実現になると思います。
苦しいときや可愛くて愛おしくて、ただ子の仕草が幸せだと感じる。
子を母のものと受け取らず、ただ慈しみ愛おしいと世話をする。これこそが自己実現の入り口です。

時は変わり、母の思いと子の思いが違うことに気づきはじめます。
それぞれが自己の意識であること。
子は母の持ちものではないこと。
互いが幸せで自立して生きることの大切さ。
子を人としての愛すること。
このような行為が真の愛を育みます。
その時、母は子を通して、生きる目的を知り実現しようと努力を惜しみません…。

すごくかっこいいことでもなく。
輝かしいことでもなく。
毎日がさりげなくほんの少しの幸せを感じシンプルに行為すること。
ていねいな生活こそが自己への探求、自己実現になると私は感じのです。。

 
ヨーガは
苦しみと感じている原因は自分の内側にあります。
苦しみを感じたことはチャンスです。
識別して根本原因を捨てます。
もしも捨てられなくても真の自己(ハートの奥に存在する)に留まることで救われると言います。