
ジブリのブルーレイディスク『千と千尋の神隠し』を買いました。
ジブリの作品は好きなのに、実際に映画館で見たのは2作品くらいと、、、もはや記憶にも無い状態。
ブルーレイでリリースされているのを知ってから、是非プロジェクターで見よう!と思っていました。
ジブリのブルーレイディスクは、MGVCマスターグレードビデオコーディング仕様となっています。
これはパナソニックの開発した技術で、通常テレビ放送やブルーレイディスクは24bit映像データにダウンコンバートされるところを、36bitの高階調データでブルーレイディスクに書き込んであります。
最大ビットレート数が底上げされ、よりスタジオマスターに近い、階調が豊かな良質な映像が得られるそうです。
。。実際の映像ですが、見比べないと分かりませんね。。w PS3の再生と見比べて追記いたします。
でも10年以上前の作品と思えない、同年代の他作品とは比べ物にならない高画質な映像だと思いました。
線画、輪郭が乱れない(ノイズが出ない)のはもちろん、テレビ放送では見られない鮮明な色彩、広く立体的に奥行きが認識される背景美術
他のアニメ作品では感じることが難しい光と空気、温度まで感じるようなスタジオジブリの素晴らしいクオリティでした。
特に気になったシーンがありました。
物語序盤で千尋の両親が豚になってしまい、千尋が慌てて元来た道を引き返すシーン。
草原だった場所に水が溢れてて戻れなくなります。遠くにこの世界の入り口となった建物、町が見えます。
以前見た記憶だと、なんか建物周辺がぼんやりと明るい、くらいの認識だったのですが、実は神様? 終盤で電車に乗ってた人影?の往来があり、りんが言っていたように町である様子が見て取れました。
来た時は何でも無い古びた廃墟だったのに、、
こういった本来精細に表現されていたにも関わらず素通りして見えてなかった部分が見れたことに感激で、より作品に没入していきました。
本当に価値のある映像ディスクだと思います。
パナソニックレコーダーDMR-BZT760で再生、ヤマハ AVアンプRX-V773を通して、ビクター プロジェクター DLA-X55R、80インチスクリーンで視聴しました。
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