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結核罹患率、年5%ずつ減少-予防指針見直しで新目標案

2011-01-28 17:26:20 | Weblog
結核罹患率、年5%ずつ減少-予防指針見直しで新目標案(医療介護CBニュース) - goo ニュース

「結核に関する特定感染症予防指針」の見直しを検討している厚生科学審議会感染症分科会の結核部会(部会長=坂谷光則・国立病院機構近畿中央胸部疾患センター名誉院長)の会合が1月28日に開かれ、新たな指針に盛り込む目標の案を結核予防会結核研究所企画主幹の吉山崇氏が提出した。この中で、人口10万人当たりの「結核罹患率」を年に5%ずつ減少させることを新たな目標として提案した。

目標の案は、結核研究所や国立病院機構の専門家、自治体の担当者などが参加したワークショップで、吉山氏の素案を基に議論して作成した。

案では、人口10万人当たりの結核罹患率を年に5%ずつ減少させることを新たな目標に掲げた。2009年の罹患率は前年から0.4ポイント減の19.0で、年5%の減少が続けば、15年に14、20年に10.8になる。
また、結核患者の接触者として感染検査の対象にピックアップされた人のうち、ツベルクリン反応検査やQFT検査を受けた人の割合を表す「接触者感染健診受診率」や、接触者だが感染検査の対象にならなかったか、感染検査で感染を否定されなかった人のうち1年後胸部エックス線検査を受けた人の割合を表す「接触者発病検査受診率」、「医療機関、社会福祉施設の従業員に対する健診実施率」は、いずれも100%を目標とした。

一方、「50歳未満の結核による死亡率」や「生後6か月未満の乳児のBCG接種率」などについては、目標を定める項目の候補として挙げたが、具体的な数値は示さなかった。

これらの項目の目標値が適切かどうかや、実際に新たな指針に盛り込むかどうかは、2月に開かれる次回会合で検討する。

結核は昔からある病気で、特効薬があるにもかかわらず、日本ではいまだに罹患率が高い病気です。
今までの罹患防止対策が不十分だったのでしょうか。