Mrs.ベリーのVeryな一日

☆ミセス・ベリーのSmileダイアリー☆エレガントな女性目指してセルフプロデュース中(^v^)

大草原のローラ

2005年06月28日 16時05分44秒 | ベリーの感想文(本・映画)
ウイリアム・アンダーソン:著 
大草原のローラ~90年間の輝く日々~
を読みました。

何を隠そう(いや、別に隠してませんけど)私は、小さな家シリーズの
かなりのファンです。
21歳の大人になってから、小さな家のシリーズを読み始めました。
NHKで、やっていたアメリカドラマも大好きだったのですが
それの原作が8作のシリーズとは知らず、本屋さんのおススメで
読み始め、それからローラの物語のとりこになりました。

皆さんご存知の方が少ないのですが、ローラとは実在した人物です。(知ってた?)
アメリカ大開拓時代に生まれ、90年と3日という長い人生を生きた人です。
シリーズの中で語られるお話は、少々脚色してありますが
このシリーズが世界各国で読まれているのは、ローラが実際に体験したことを
活き活きと綴られているからでしょう。

この作品は、アメリカで高校教師をしながらローラの研究をしている作者が
ローラの生まれる前の、両親の生い立ちから書いた、伝記です。
ローラという女性は、今で言うマーサ・スチュアートのような
ライフスタイリストであり
J・Kローリングのような、世界的ベストセラー作家でもありました。
10歳違いの夫アルマンゾを心から愛し
生涯冒険心を忘れない、パイオニアガールでした。
幼い頃や、結婚後西へ向かって幌馬車で旅をした人が
死ぬ数年前に飛行機にのっているのです。
急激な時代の変化の中で、生きた女性です。
凄い人間がいたもんだぁ~。と
感嘆した作品でした。