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歴史・小説・人生 河出書房 このアイテムの詳細を見る |
天気 朝から
ときどき
で、寒っ。
浅田次郎 著 ： 歴史・小説・人生
を読みました。
タイトルどおりの、３つの章に分かれていて、それぞれゲストが登場し
著者と対談をする、対談集でした。
歴史の章では、歴史学者の方が、小説の章では小説家の方々が
大変興味深いお話をされていて、たいへん面白かったです。
とくに、歴史の章は、歴史というものが、時代や個人の考え方で
随分と見方が変わるところが、面白かったです。
また、個人的に最も面白かった章は、人生の章です。
この章には、小説家の宮部みゆき、岩井志麻子、山本一力
歌舞伎役者の中村勘三郎、元台湾総統の李登輝と、
個性の強い面々が登場しましたが、著者の柔軟な発想や、ユーモアで
楽しく、興味深く、時には深刻に対談が進んでいました。
毎日のさりげない人間関係の中で、私もこんな風に柔軟に、ユーモアを持って
人と接することが出来たらいいなと、
対談集を読むといつも思ってしまいます。