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イギリス魔界紀行―ハリーポッターの故郷へ NHK出版 このアイテムの詳細を見る |
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がパラパラ
荒俣宏 著 ： イギリス魔界紀行
を読みました。
副題の、～ハリー・ポッターの故郷へ～と言うタイトルに
強く引かれて、手に取りましたが、ハリーのことはちょっぴりしか
出て来ませんでした。やられたーーーー（笑）
ハリーとは直接繋がっていない本でしたが
イギリス土着の、ケルト文化や、それ以前の風習。
また、それに伴って生まれた、地霊信仰のなどが書いてあり
ハリーの物語が生まれた背景が紹介され、大変興味深かったです。
イギリスと言えば、最初に産業革命に成功した国で
パンク発祥の地で、ファッションでも独特のセンスを持つ
国というイメージもありますが
つい最近の、1951年まで【魔女管理法】があったらしく
そんなイギリスが持つ、ユニークな側面こそが
ハリーのような、楽しいストーリーの誕生を、助けたのかもしれません。
この本は、イギリスの魔界紀行のガイドブックとしても
活用できるように、
＊○○ツアー・△△パブのカウンターで受付□□ポンド
＊○○地霊ポイントには、国道△△を1時間
などの、詳しい情報も織り込んであり、本当に行かずとも
旅行気分が楽しめます。
それにしても、いつも思うのですが、著者は本当に博学ですね。
好きなことを、これだけ突き詰めてやれるのは、才能です。
羨ましい限りです、ホント。
※この本は、以前NHKで放映された、2本の番組をさらに詳しく
資料を交えて紹介した本です。