状況判断

各地で子供を襲う痛ましい事件が起きています。
そんなことから、行政や警察もナーバスになっているんでしょうか？

ウチの地域でもとんだお騒がせがありました。



まずは、こんな不審者情報がメール配信されました。
便利な世の中で、市から様々な情報がメール配信されています。

とある公園で
児童及び生徒ら３名が、「雨で濡れるから、早く帰ったほうがいいよ」と男に声を掛けられた。その際、男が手に包丁を持っていたことに気づいたので驚いて逃げた。

この文面から、何か違和感を覚えたのは私だけではないでしょう。

当日は、確かに午後から雨が降り出した。
言った言葉は親切なおじさん。でも手に包丁？？
不自然で絵が浮かびません。
「変わった不審者がいるな～」
（って不審者ってこと自体変わった人だからっ！）

同じく不信に思った妻が、
「ホントに包丁なの？」
「公園で草刈ってたおじさんが、鎌を片手に言ったんじゃないの～！」


そんなこんなで、次の日、一部の小中学校は保護者と一緒に登・下校しろと学校から指示。
小学生はともかく、中学生も・・・？
メール連絡があるのに、さらに電話連絡網・・・。


しかし・・・、
なんと妻の推理が正解！！
さすが推理小説好き！（笑）
おじさんが名乗り出て、包丁でなく園芸用のスコップだったようだ。
それにしてもこのおじさん、ホントに良い人だ。


またもメール連絡で、通常授業に戻すと・・・。
このためにムリして仕事休んだ人もいるんだろうに・・・。

なんともお粗末・・・。


こんな騒ぎになる前に、確認できたのでは？
最初のメールの文面、これだけでもおかしいと感じるはず。

大人も子供も、もっともっと人や状況を観て・感じて、状況判断できるようになりましょう！


”人を見たら泥棒と思え！”

そんな風には指導したくないからねっ。