前回の他人の心はコントロール出来ないから、自分の心をコントロールする。
という話の続きを。
どうやってコントロールするか?
人間ですから、イライラしちゃう時ありますよね?
私も子ども達の態度や言葉にイラッとすることもあります。
そんな時は息を吐いて、ちょっと考えるようにしています。
子ども達の態度や言葉を一方からではなく、違う角度から考えるようにしています。
「ふざける」という言葉
イラッとした大人が子どもに対して良くいう言葉に
「ふざけるな!」
があると思います。
この「ふざける」について調べてみると、
①冗談を言ったり、おどけたことをしたりする。
②子どもなどが浮かれて騒ぎまわる。
③人を馬鹿にしたような振る舞いをする。
④男女が戯れる、いちゃつく。
ー三省堂 大辞林第三版より
という意味がありました。
ここで②にあるように、子どもの特権みたいなモノで、子どもに「ふざけるな」は的外れな言葉かもしれません。
イラッとするのは、大人が子ども達に③馬鹿にされたと感じるからではないでしょうか。
だから大きな声で「ふざけるな!」と言ってしまうのでしょう。
この①〜④までの意味を把握しておけば、どれに当てはまるのか考えたら、イライラも減るんじゃないですか?
例えば、
サッカーの練習を始めようとした時、
コーチから見て「ふざけてる」ように思う行動があったとします。
③馬鹿にされたと思うと、
イラッととしてしまいますが、
④浮かれて騒いでると思うと、
浮かれるほど楽しみだったんだ!
となり、なんか楽しくないですか?
それで今日の練習も楽しんでもらおう!
と思ったら、みんながお互い気分良く練習ができるようになるでしょう。
子ども達にとっては、まず「ふざける」の意味がわからない。
だから「ふざけるな」と言われても、
何をどうして良いかもわからないでしょう。
大人の私たちが自分の心をコントロールして、子ども達の笑顔を増やしたいですね。
#いつでも遊びがモノをいう
#遊びは学び