フルート吹きのほっと一息

フルートのこと、音楽のこと、作曲家のこと。そして愛犬トム君との日々。
一緒に楽しんでくださると嬉しいです

託された笛

2016年10月09日 | 小松先生と。

5月に病院で卒寿を迎えられた老師、小松先生。

痩せて小さなお爺さんになられましたが、

ボケたりしないで短期記憶もしっかりで

まだまだ笑顔で冗談を言われます。

 

今年の春に使わないフルートを託されて数ヶ月。

よっぽど私が買い取ろうかと迷いましたが、

とても才能のある20代の方に譲渡となりました。

 

音楽への想いに、せつなさに、少し苦しいのですが、

未来へ向かう才能がこの笛を通して更に大きく開花されたら

こんなステキなことはないよね。

私の笛じゃないんですけどね、ちょっとおセンチな気分です。。

 

そんな訳で、とうとうお手伝い完了してしまいました。。

フルートって音楽の道具以上のもののように感じます。
 
今日は虹を見ました。老師は笑顔でした。
 
 

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