フルート吹きのほっと一息

フルートのこと、音楽のこと、作曲家のこと。そして愛犬トム君との日々。
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大怪我の治療

2017年03月30日 | 神様の采配は?

 

 

左はヨハネス。右は「大怪我」をしたサンキョウ。

サンキョウの歌口の上部の角が削られているのが判るだろうか?

これは数年前に某技術屋によって無断で勝手に削られてしまったもの。

「このタイプのものはもう手に入らないから手放さないように」と

尊敬する恩師増永先生に言われた宝物の頭部管だった。

 

寝込む程のショック。

 

銘器だったのに無惨な音にされた。

初めてのブランデンブルク協奏曲で使った頭部管だった

リサイタルでもイギリスでもよく鳴ってくれた

もう戻らない響き・・・(泣)

 

ふと気付いて

 

三日月型のアルミテープ

幅 1mmくらい

長さ 1cmくらい

これを「大けがをしている歌口」の内側に貼ってあげたら

 

 

テープを貼った所が黄緑色に反射しているでしょ。

たったこれだけのことでずいぶん音が違う。

 

興味のある人は

試して見ると面白いですよ

テープの方をね。

 

 


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