フルート吹きのほっと一息

フルートのこと、音楽のこと、作曲家のこと。そして愛犬トム君との日々。
一緒に楽しんでくださると嬉しいです

恩師 増永弘昭 7

2006年06月04日 | 恩師 増永弘昭先生
H=P・シュミッツ先生の講習会は二度参加しました。
夏の軽井沢でのものです。
増永先生が企画し通訳し、(株)村松フルートのサポートです。
おそらく最後の二回だったと思います。

国内の優秀な若手の演奏家がモデルとなり
作曲者について、時代背景について、解釈について
朝、昼、晩と一日三曲、一週間にわたって行われていました。

その頃の私の演奏レベルでは、とてもとても・・・
お話にならない位内容が難しいものでしたが、
20年近く立った今、その時の楽譜への書き込みがとても
役に立っています。

シュミッツ先生はバロック音楽の権威として有名ですが、
フルトヴェングラーの時代のベルリンフィルの
フルート奏者でしたから、(オーレル・ニコレの前任)
実はロマン派の曲の解釈が一番面白い。

従って増永先生のロマン派のレッスンは面白かったのです。
器用にさらさら速いテンポで演奏するのではなく、
大河のような流れをつくることを見せ、教えて頂きました。



2 コメント

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知らなかったです・・ (swing a-go-go)
2006-06-05 11:25:22
2001年とは、随分前ですね。知りませんでした。

実は、まともに先生の演奏を聞く機会も無かったのですよ。残念です。
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CD (管理人)
2006-06-05 19:12:45
生前の演奏会の録音がCDになっています。

よかったら、聞いてください。



私は今でもウルウルしてだめですが。
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