本日、「奇跡のシンフォニー」と「ぐるりのこと」を鑑賞してきました。
本日も、2館を徒歩ではしごしての鑑賞でした。
いつもは、会員割引か1本目割引で入場しているのですが、時間の関係で2本目は割引無しの正規料金で入場しました。
大人料金1800円というのは、大変お高いことをつくづく感じました。

「奇跡のシンフォニー」は、孤児院を逃げ出して実の親を探す少年と、その実の両親それぞれが運命の糸で引き寄せられるように奇跡の再会をするお話です。
とても感動的なお話ですが、あまりにも現実離れしているお話なので、ファンタジー作品だと思います。
音楽が溢れている、とても素敵な作品でした。

「ぐるりのこと」は、初めての子を失った事により、心を閉ざしていく妻とそんな彼女を全身で受け止め愛し続ける夫が、時間と共に困難を乗り越え、ささやかな幸せを感じていくというお話です。
実際にあった事件の法廷でのことを盛り込み、時間の流れを表しています。
時間とともに、いろいろなことがめまぐるしく変わっていく中でも、妻を思い遣る夫の愛は変わることなく、ついには妻の心を開き、ささやかだけど大きな幸せを感じることができました。
主演のリリー・フランキーさんと木村多江さんはとても素晴らしい演技でした。
時間の長さを感じさせない、心に沁みる素晴らしい作品でした。
こんな夫婦になれたらなぁと思いました。
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