小説「その日のまえに」とクリスマス・ケーキ

先日、映画「その日のまえに」を鑑賞して消化不良気味だったので、原作小説の「その日のまえに」を読みました。
全7話の短編集でありますが、映画のように最後の方ですべてが繋がったお話となっています。
各編が完結しているので、とても読みやすい作品で、どれも感動的なお話です。
お薦めの作品ですよ。
何故この作品が、あんな映画に作られてしまったのか、本当に残念です。
でもまぁ、そのおかげでこの小説を読む気になったので、良しとします。
小説が原作の映画を観た後は、たまに原作を読みたくなります。
「オリヲン座からの招待状」のように、映画に感動して原作を読みたくなる時と、今回のように映画に物足りなさを感じて原作を読みたくなる時があります。
普段あまり読書はしないので、どちらにしても読書の良いきっかけになります。
若いみなさん、携帯小説も悪くはないけど、たまに本のページをめくるのも良いものですよ。

本日も、ケーキが用意されていました。
今日がクリスマス当日ですものね。
こちらは、奥さんが抽選に当たっていただいた、札幌市内の某老舗ホテルのケーキです。
シンプルですが、とても美味しいケーキでした。
ますます肥えてしまいます。