本日、ハーレー君か映画鑑賞かで迷った末、ハーレー君に少し距離を走らせてあげることにしました。
コースはいつも通り、国道337号→国道225号→国道231号→道道81号と走り、当別市街に入ります。
当別市街を抜け道道28号に入ると、道路脇にふきのとうが顔を出していました。
さらに進み山の中にはいると、道路の直ぐ傍まで残雪が有りました。
どおりで寒いはずです。
まるで、カナダとかアラスカとか外国の風景のようです。
残雪の山々を眺めながらのランは、なかなかおつなものです。でも、やはり寒すぎます。
道道28号から国道451号に乗り浜益に出て、国道231号に乗り札幌を目指します。
途中、厚田の「夕日の丘公園」で休憩。
ここから道道11号で当別に戻り、来た道を逆戻りして帰ることにしました。特に意味は無かったのですが。
と、ここまでは良かったのですが。
そう、行くにも戻るにも、丁度ど真ん中の山ん中で事は起こりました。
クラッチを切ってトルクが解放された途端、エンジン回転がブウォーと上がりました。
あまりのことに一旦キルスイッチをオフにして、再びオン。
今度は回転が下がったまま、いくらスロットルを捻っても回転が上がりません。
あぁ、嫌な予感。
とりあえずエンジンを切って停まったら、今度はエンジンが全くかからない。
誰かに連絡を取ろうにも、ロードサービスを呼ぼうにも、ここは携帯圏外の山の中。
どうしよう、自分でやるしかなさそうです。
さっきまでエンジンは回っていたので、点火系は大丈夫なはず。
一応確かめたら火は飛んでいました。
残るはキャブレター。
とりあえず、バラしてみることに。
エアクリーナーを外し、スロットルを捻ってみる。
加速ポンプは効いているようだ。
ん?
バルブが開かない。
ひえー、壊れてる。
キャブを外し、トップカバーを外してみると、でかいネジが1本寝ている。
バルブレバーとスロットルシャフトを繋いでいるネジでした。
これが外れたので、バルブが動かなくなったようです。
最初の回転上昇はバルブが負圧で張り付いたためのようです。
バルブレバーとスロットルシャフトを、外れていたネジで留め直して、修理完了。
あぁ、良かった。
シーズン早々こんな目に遭うなんて。
携帯の通じない山の中で、おまけに車もあまり通らなかったので、とても不安でした。
ただ、午後2時頃とまだ早い時間だったので、冷静に対処できました。
これが、日暮れ近くだったらパニックだったと思います。
作業自体は30分ほどで終了できました。
どうにもならなかったら、歩いて人里まで出るか、通った車を停めて乗せてもらいハーレー君を置いていくか、最悪、野宿も考えました。
無事帰ることができて良かった。
本日、全走行距離175Kmでした。
寒かったし、アクシデントもあったので疲れちゃいました。