本日、「最高の人生の見つけ方」を鑑賞してきました。
仕事に人生をささげた大富豪エドワードと、家族のために地道に働いてきたカーターが入院先の病室で知り合います。
共に余命6ヶ月の宣告をされた二人は、残された人生を棺桶リスト(死ぬまでにやり遂げたかった事のリスト)のために費やすことを決心して、周囲の反対を押し切り二人で冒険の旅に出ます。
この旅行で二人は、かけがえのない友情を築いてゆき、そして、それぞれが心から求めていたものを見出し、一番大切なことを再確認することになります。
死に直面した初老の男達の話ですが、悲惨さは無く、また、ちょっと非現実的な話ですが嫌味もない、心暖まる作品です。
最後はお金でできることではなく、友情や家族の絆であったことに救いを感じます。
ジャック・ニコルソンという俳優を初めて見たのは、「イージー・ライダー」で40年近く前です。
私はまだ小学生か中学生でしたが、主演の二人(ピーター・フォンダ、デニス・ホッパー)より強烈な印象(二台のチョッパーと同じくらい)を受けたことを覚えています。
「イージー・ライダー」にはピンチヒッターで急遽出演したとのことです。
それまで俳優として芽が出なかったので、この時すでに俳優を辞め脚本家になる決心をしていたとのことです。
40年も経つので当たり前ですが、本当に歳を取っちゃいましたね。
ちょっと悲しくなってしまいます。
でも、年齢に関係なく輝いた演技ができるのは、本当に素晴らしい名優ということですね。
本日も素晴らしい映画を鑑賞することができました。
お勧めの作品です。
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