私の中で、谷川俊太郎ブーム到来。
たまにテレビとかで見かけると、
「まだ生きてるのか」
と思ってしまい、無意識に歴史上の人物と思ってることに気づく
相田みつをとか金子みすゞのような詩人・・・なんだろうけど。
「みんなちがってみんないい」金子みすゞ
「しあわせは自分の心がきめる」相田みつを
などと肩を並べるハートウォーミングな詩・・・というだけではない。
谷川俊太郎の作品は、ほんわかしてるんだけど、
突然ラストに「なぬ?!」ってテイストをぶち込んでくる。
心臓に悪い
絵本という子供向けの本だと思って
「良いね、良いね・・・・」
と完全に油断しきって読み進めてると、
突然、戦争だったり、殺傷だったり社会問題をぶち込んでくる。
私は、映画や本の世界では、基本ハッピーヤッピーに終わりたいので、
このラストがな~
と思う気持ちがあった。
でも、40歳を過ぎて、それはそれとして受け入れられるようになってきた。
良いものは良い。
途中までだって何だって、良いものは良いのだ。
受け入れられる時がくるのだなと。
そして、いつしか、ほんわかして読みながらも、
「いやいや、ただでは終わらないのを私は知っているくる!きっとくる!」
なんて期待してる自分さえいる
これは、タイトルと絵のミスマッチで、すでにいろいろ暗示されている。
強烈な題。
エリさんも、ギョッとしてました
中身は、絵本です。殺人ミステリーではありませぬ
でも、小学生の心の掴みはOK!なので、
読み聞かせにおすすめですね。
谷川さんの詩は、いろいろ派生的に響くので。