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谷川俊太郎

2021年06月23日 | 

私の中で、谷川俊太郎ブーム到来。

たまにテレビとかで見かけると、

「まだ生きてるのか

と思ってしまい、無意識に歴史上の人物と思ってることに気づく

相田みつをとか金子みすゞのような詩人・・・なんだろうけど。

「みんなちがってみんないい」金子みすゞ

「しあわせは自分の心がきめる」相田みつを

などと肩を並べるハートウォーミングな詩・・・というだけではない。

谷川俊太郎の作品は、ほんわかしてるんだけど、

突然ラストに「なぬ?!」ってテイストをぶち込んでくる。

心臓に悪い

絵本という子供向けの本だと思って

「良いね、良いね・・・・

と完全に油断しきって読み進めてると、

突然、戦争だったり、殺傷だったり社会問題をぶち込んでくる。

私は、映画や本の世界では、基本ハッピーヤッピーに終わりたいので、

このラストがな~

と思う気持ちがあった。

 

でも、40歳を過ぎて、それはそれとして受け入れられるようになってきた。

良いものは良い。

途中までだって何だって、良いものは良いのだ。

受け入れられる時がくるのだなと。

そして、いつしか、ほんわかして読みながらも、

「いやいや、ただでは終わらないのを私は知っているくる!きっとくる!」

なんて期待してる自分さえいる

これは、タイトルと絵のミスマッチで、すでにいろいろ暗示されている。

強烈な題。

エリさんも、ギョッとしてました

中身は、絵本です。殺人ミステリーではありませぬ

でも、小学生の心の掴みはOK!なので、

読み聞かせにおすすめですね。

谷川さんの詩は、いろいろ派生的に響くので。

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