毎朝、7時半から世界名作劇場の再放送をしている。
今は、「赤毛のアン」でもう終盤。
子供の頃に観たはず(自分的には何度も繰り返し見てるぐらいの気分)
アンの少女時代は、数々のプチエピソードも「はいはい、これな!」って感じ。
が、アンが高校受験するあたりから突然記憶が曖昧
30話あたりから新鮮な気持ちで引き込まれてしまい、録画予約しました
後半は、どの場面もしみじみ涙腺にくる(年かな?)
特に、マシューが出てくるだけで泣ける。
マシューは、最初から最後まで無口で寡黙で・・・アンを絶対的に肯定する。
マシューが発する数少ない発言はいつも、アンは大丈夫、心配ないということ。
無心でアンを信じている。
「アンは島中の子を負かして一番になるよ」
「アンは間違いなく1番になるよ」
みんなにあきれられようと、相手にされなくても、一人でじっと信じている。
その姿に涙。
そして、そのマシューの信頼にアンは答えるのです(感動)
アンは、マシューが心底信じ切ってくれていることを分かっている。
そして、マシューの為に頑張る。
本当は、農作業の手伝いになる男の子を養子にするはずだった。
でも、やって来たのはアン。
年老いて農作業が辛くなってきたマシューを思い、男の子だったら農作業手伝えたのにね・・・
と沈むアンに、マシューは、
「そうさな、わしには十二人の男の子よりも、お前一人の方がいいよ」(←名言)
と言います(泣)
なぜに12人?と思いますが、英語で「1ダースの男のよりも」
という文面だったからだと思っています。
そこだけ変に忠実
マシューにとって、アンは最初から最後まで自慢の娘でした。
「男の子がいいなんてそんなことはない、奨学金をとったのは女の子(アン)だったよ。
奨学金をとったのは、わしの自慢の娘だ」
男とか女とか関係ない、アンが良いのだ!と言い切るマシューに泣ける。
それにしても、女に学歴なんて必要ないという社会の中で、
裕福でもなく、学歴が必要な仕事もしていないマシュー年代の男性が、
こんなにもアンの高学歴を喜べるなんて、どんだけの溺愛ぶり!
もっと言えば、別に勉強ができなくても、奨学金がとれなくたって、アンが良いのだ。
赤毛のアンは、本では長々と続いていく。
「アン娘リラ」までいくのだから、どんだけ~
老後は、赤毛のアンシリーズを愛読しながら過ごそう。
あー、アニメのDVD欲しくなってきた!(最近感動したら、すぐDVD欲しくなる)