年末にかけて、映画を消化中。
「八墓村」を観ました(どんなチョイス)
金田一は、吉岡秀隆。(たまたま録画したのが吉岡版だった)
怖いよねぇ・・・・。
最新のリメイクでこの怖さ
古谷一行版とかどんだけ怖いのかしら。
話の展開も奥深いようで意味不明だし、犬神家同様、家系図が複雑
意味不明の怖さは、ホラー感が強烈な脇役が多いということ。
八墓村は、とりあえず双子の婆さんが怖い。
キーパーソンのようで、そうでもないし。
紛らわしい!
殺人鬼となった要蔵は、それはそれは立派なホラーマンでしたが。
これまで横溝正史のホラーは避けてきたので、
とどのつまり、金田一耕助の人物像もあいまい。
2作品がっつり見て思ったこと。
金田一って、事件を解決するわけじゃない。
いや、解決はするのだけど、後手後手で、おおむね全部手遅れなのよ!
っていうか、犬神家、八墓村に限っては、
殺人、自殺をことごとく未然に防げない。
みんな死んでしまう!
犬神家では、犯人の松子夫人が目の前で毒を飲むのを防げないという失態
事が終わった後にかけつけて、
頭ポリポリ・・・・じゃねぇよ!!と思う
八墓村は、「たたりじゃ~」のセリフが有名ですが、
これは、なぜにこのセリフがここまで有名になったのか疑問に思うね。
犬神家も八墓村も、話を説明しろと言われても難しい。
説明したら、「それだけ?」となってしまう。
名作ってそういうものなのかもしれませんが・・・・。
八墓村もたくさんリメイクされています。
話がしっかりしていなくて、いろいろあやふやで、これは本数見れば解決するのか?
という気持ちになり、犬神家ほどではないけど、深堀りしたくはなるね。