マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

心境の変化でトートバッグを1つに決めた話

2021-01-06 | 日々の暮らし
現在、帆布製のトートバッグを3つ所有しています。
ずっと1つに絞りたいと思いつつ、いまいち決めきれずにいましたが、本日やっと処分するトートバッグを決めました。
本日は、どのようにして処分するトートバッグを決めたのかを綴ります。

3つのトートバッグ
現在のトートバッグは、最終的に残した3つです。
以前は、5~6個は持っていましたが、あまり好きではないモノは処分しました。

3つのトートバッグのうち、1つは数か月前に手に入れたモノです。
通販の地元飲食店の食品を注文した際に、おまけで付いていたモノですが、デザインと色が好きで、どうしても欲しくておまけ付きの食品を選んでしまいました(苦笑)
お店の屋号が印刷されていて、非売品ですが地元では人気があるトートバッグです。
あとの2つのうち、1つは好きなアーティストのアルバムCDを購入した際に特典として付いていたモノです。
アルバムジャケットのロゴが印刷されていて、作りもしっかりしていて使いやすさは3つの中で一番いいかもしれません。
残りの1つは、私が応援しているプロ野球チームのグッズで、とあるアニメとのコラボレーション商品で、ロゴとアニメのキャラクターが印刷されています。

3つとも、とても好きなので、このまま3つ持ち続けていてもいいかと思っていましたが、突然心境の変化があり、1つに絞ることにしました。

トートバッグを1つにしようと思った理由
そもそも、トートバッグは3つも要らないという基本的な理由はありますが、今回1つに絞ろうと決めたのは、数日前にエコバッグを手に入れたからです。

以前、お気に入りの買い物用マイバッグがあったのですが、カメムシの襲撃によりとてつもない臭いが付いてしまったので、泣く泣く処分しました。
以降、買い物には帆布製のトートバッグをマイバッグとして持って行っていましたが、私が持っているトートバッグはマチが狭くて、少し多めの買い物をすると1つでは容量が足りず、3つあるうちの2つを使うこともありました。
ただ、それだと持ち歩く際に嵩張ってしまうし、買い物が終わってみないと1つで間に合うか2つ必要になるかがわからないので、不便さを感じていて、新しいエコバッグを買うべきか迷ったまま年を越しました。

年が明けて、スーパーの初売りに行った際に、限定販売の2斤半の山切食パンを購入しまして、それにエコバッグが付いており、試しにそのエコバッグを使って数回買い物をしてみたところ、結構使い勝手がいいではありませんか。
しかも、帆布製のトートバッグと違って、コンパクトにたためる仕様になっています。
これなら、毎回の買い物にも持って行きやすいですし、ポリエステルなので水滴がつくような商品を入れても、拭くだけで手入れができて楽です。
次からは、このエコバッグを使って買い物をしようと即決。
トートバッグの2つ使いはする必要がなくなり、買い物時の不便さが解消されたからでしょうか、ふと残すトートバッグのイメージが湧いてきたので、気持ちが変わらないうちに処分するトートバッグをまとめることにしました。

残すトートと処分するトートの選び方
トートバッグは、先述のとおり以下の3つです。

 ・店の屋号が印刷されたトート(以下屋号トート)
 ・アルバムジャケットのロゴが入ったトート(以下アルバムロゴトート)
 ・プロ野球チームのロゴとコラボしたアニメキャラが印刷されたトート(以下野球コラボトート)

屋号トートは、3つの中でいちばん生地が薄いので、使っているうちに破けてしまう可能性が高いですが、デザインはシンプルで色も藍色なので汚れが目立ちません。
また、生地が薄いおかげでたたみやすいので、3つのトートの中でいちばん持ち歩きしやすいです。

アルバムロゴトートは、3つの中でいちばん丈夫で唯一内ポケットもあります。
作りもいちばんしっかりしていて、そう簡単には破けそうにありません。
ただ、しっかりし過ぎているがために、折りたたんで持ち歩くことができないのが難点です。
デザインはシンプルなのですが、ナチュラル色なので汚れが目立ちます(すでに持ち手部分が汚れてきています)

野球コラボトートは、3つの中ではちょうど真ん中のクオリティです。
やや縦長なので、長さのある応援グッズを収納しやすくなっています。
デザインは、アニメのキャラクターが付いているのでかなり目立ちます(笑)
また、地元のプロ野球チームとのコラボ製品ではないので、地元での普段使いはできず、野球観戦の時だけ使います。
こちらもナチュラル色なので、汚れが目立ちます。

このそれぞれ特徴のあるトートバッグのうち、残すことに決めたのは屋号トートです。
決め手は、生地が薄くてたためる点と汚れが目立たない色である点です。
デザインに屋号が入っていて、これから先私が年齢を重ねても、持ち歩いていて似合いそうな気がしています(笑)
アルバムロゴトートは、丈夫な作りである分、中に入れたモノが安定しやすいのですが、どうしても汚れが目立つのが気になりました。
野球コラボトートも、同じように汚れが目立つことと、野球観戦以外に使えない(使うのを躊躇してしまうという方が正しいかもしれません)ので、趣味よりも実益を優先することにし、処分することにしました。

そもそも何故トートを手に入れてしまったのか
ここで、何故私が3つのトートを手に入れて、今の今まで所有していたかについて、少し触れたいと思います。

もともと、トートバッグは5~6個持っていたと言いましたが、すでに処分したモノは、景品やノベルティで貰ったモノがほとんどで、気に入って手に入れたものではなかったため、処分する際も躊躇はありませんでした。
最後に残しておいた3つは、それぞれ手に入れたい理由がはっきりしていたので、手放すことができずにいました。

屋号トートについては、デザインがかっこよく粋に見えることと、色が気に入りどうしても手に入れたくなりました。
何度か使ってみて、やはり好きなデザインだと実感しています。
また、この屋号のデザインであれば、どんなシーンにでも似合いそうな気がしています(和風テイストではありますが)

アルバムロゴトートは、アルバムジャケットのデザインが気に入っていて、別の特典が付いたCDもありましたが、トート付きを選びました。
また、CD発売後にライブツアーが予定されていたので、ライブに行く際に持って行きたかったのも、手に入れたかった理由のひとつでした。

野球コラボトートは、好きなプロ野球チームと好きなアニメがコラボしていたこともあって、即買いでした(笑)
期間限定発売だったこともあり、つい購入してしまいました。
他のコラボグッズもたくさん購入したのですが、持っておくグッズを厳選することにし、残したグッズのひとつがこのトートバッグでした。
何度か、観戦するときに使用しましたが、昨年は一度も出番がなく、他の用途に使おうにも、デザインがデザインなだけに悪目立ちしてしまうので、ずっとクローゼットの中でくすぶっている現状があります。

処分する気持ちになった理由
アルバムロゴも野球コラボも、大好きではあるのですが、ライブ参加や野球観戦ができない状況にある今、いつまた使えるのか予想もつきません。
また、好きなトートバッグであるがゆえに、汚れたり破けたりしたら、気持ちがへこんでしまうことは目に見えています。
好きなモノを使うと、その時は気分が上がって満足感もありますが、その分汚さないように、破かないようにと気を遣ってしまう自分もいて、結構疲れてしまいます。
使うことができない、使っても汚れや破けることに気を遣ってしまうとなると、本来のトートバッグの役目があやふやになってきてしまい、ならば手放した方が精神的にも楽になると思えました。

買い物へ出かける際に、トートバッグを選ぶということにも、少し疲れてきました。
1つだけあれば、わざわざ選ぶ必要がありません。
しかし、2つもあったら「今日はどちらを持って行こう」と、数秒か数分悩む時間が発生してしまいます。
たかが買い物に、持って行くマイバッグを選ぶのは、とても効率が悪いしムダな悩みのような気がしてきました。
それこそ、時短とは真逆の行為ですし、面倒くさい状況を自ら作っていることになっている現状は、私が目指している暮らし方には合いません。
処分する2つのトートバッグは、二度と手に入らないモノですが、このまま飾りとしてだけ持っていても、私の中ではモヤモヤが募っていくばかりです。
毎日、このトートバッグを持っておくべきかどうか、と悩んでいることもやめたいので、処分することを決めました。

欲しいモノとの向き合い方
今、トートバッグ2つの処分を決めて、気持ちがスッキリしています。
未練がないわけではないですが、使うことができないのは、私にとってストレスになっていたようなので、これでよかったと思います。
時々思うのですが、好きすぎて大切にしすぎて気を遣ってしまうモノは、最初から持つべきではないのかもしれません。
どうしても手に入れたいと思う前に、自分がそのモノに対してどういうスタンスでいたいのかをはっきりさせていないと、手に入れた後に持て余してしまうことが多いので、これからは欲望のままにモノを手に入れないよう気を付けなければいけないと思います。
もし、手に入れなければ気が済まない場合でも、時間をおいて再度考えることは大事ですね。
期間限定、数量限定、地域限定などは、どうしてもプレミアム感があって手に入れたくなってしまいますが、それを手に入れた後はどうするのか、ということを想像できないのであれば手を出したらいけないと、今は強く感じています。


本日は、ずっと迷っていたトートバッグの処分について綴りました。
実は、このトートバッグと似たような理由で、処分を躊躇っているモノがまだまだあります(苦笑)
なくても不自由ないのであれば、手放していいはずですが、執着が勝ってしまっているのでしょうね。
この執着、いつか完全クリアしたいですね。