マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

セルフレジとは一体

2021-01-29 | 日々の暮らし
本日、滅多に買い物をしないスーパーで、夕飯用の総菜と牛乳を購入した際に、知らずにセルフレジに並んでいたのですが、私が認識しているセルフレジと違っていたので、そのことについて綴ります。

私が知っているセルフレジ
私がこれまでにセルフレジを使用したのは、東京のスーパーとハワイのスーパーです。
といっても、確か東京のスーパーは利用当時ウォルマートが大株主の西友(現在は違いますが)だったので、実質ハワイのセルフレジと考え方は同じだったのかな、と思います。

西友もハワイのスーパーも、セルフレジに共通しているのは、

バーコードの読み取りから金銭受渡までのすべてを自分でする

という形式でした。
レジ近くに係員(店員)はいるのですが、基本的には全部自分でします。
慣れていないと、バーコードの読み取りに時間がかかることもありますが、さほど難しさはありませんでした。
むしろ、誰にも邪魔されず、店員とのやり取りもなく精算できるので、私としては楽でよかったです(笑)
ひとつ難があるとしたら、液晶画面に出る案内が読み難い場合があることでしょうか。
ハワイのスーパーは、英語表示なのでもっと時間がかかりました(笑)

本日買い物をしたスーパーのセルフレジ
精算する際に、並んでいないレジを選んだところ、セルフレジだったようで、理解するのに時間がかかりました。
というのも、普通のレジと同じように、レジ台の中に店員がいて、バーコードの読み取りをしてくれたので、知らずに並んでいる私には普通のレジという感覚しかなく、セルフであることの案内表示も目に入ってこなかったので、いざ会計をするときになって、店員の言っている言葉の意味が飲み込めませんでした。

このスーパーのセルフレジ、帰宅してから調べたところ、実は完全セルフではなく「セミセルフレジ」と呼ぶらしく、店員がバーコード読み取りをして、読み取りが終わったカゴを横にある自動支払機の台に店員が置いて、

金銭の受渡だけ客がする

という形式でした。
客は、バーコード読み取りが終わったカゴが置かれた自動支払機の場所まで回り込んで、レジの液晶画面に表示された金額を自動支払機に入れる(つり銭がある場合はつり銭を取る)という手順ですね。

バーコード読み取りが終わったとき、店員がずっと「3番です。3番です」と連呼していて、私はその意味がずっと解らずにそのまま普通のレジのように店員の前にお金を置いたところ、また「3番ですよ。お金、忘れてますよ」と言われ、そういわれてもなお、この店員は何故お金を受け取ってくれないのかな?と考えていたのですが、店員が何度も3番というので、とりあえず横に移動してみたら、番号が付いている自動支払機がいくつか並んでいました(苦笑)
その時点で、やっと自動支払機で支払うことを理解したのですが、そのタイミングで店員が「セルフレジですよ」と言ってきました。
内心「遅いよ、言うのが(苦笑)」と思いつつ、それよりももっとセルフレジの見た目を差別化してほしいかもしれない、と考えながら支払いを終えたのでした。

中途半端よりも完全の方が私は好き
今回、このスーパーのセルフレジを使うことになって思ったことは

完全セルフレジの方が好き

ということです(笑)
私は、そもそもレジ内の店員とのムダな会話が日ごろから気になっていたので、むしろ完全無人(トラブル処理のための監視係は必要)の方が気が楽だし、バーコード読み取りも店員より早く済む場合もあります。
ですから、このスーパーの「セミセルフレジ」は、少し面倒くささを感じましたね。

また、普通の有人レジ(お金の受け渡しまで店員がする、これまでのスタイル)とセミセルフレジとの見分けがつきにくいのも、少し気になる点ではありました。
東京で使ったセルフレジ(完全無人)は、明らかにセルフだとわかる場所、形状、案内表示がされていましたが、今回使ったスーパーは、うっかり見落としてしまう案内表示で、有人レジと同じ見た目なので、もう少しわかりやすくしてくれた方が、私のように数年に1度くらいしか使わない客や、初めて利用する客にはありがたいですね。
というか、私はこのスーパーがセルフレジを導入したことすら知りませんでしたから、初利用者と同じくらいの経験値ですよね(笑)

完全セルフレジにするには時間がかかりそう
セルフレジの店も、増えつつありますが、私の印象だと思ったほどセルフ化は進んでいないような気がしますが、いかがでしょうか。
私がいつも利用するスーパーは、いまだにセルフレジを導入していませんし、もしかしたら機器の導入にお金がかかってしまうのかもしれません。
今は感染症対策もしなければいけませんし、セルフレジは完全無人の方がリスクが少なくていいと思うのですが、すぐには無理なのでしょうね。
また、治安の問題もあるかもしれません。
コンビニなどは、むしろ完全無人のセルフレジにした方が効率がいいような気がしますが、今のところ自動支払機を導入しているコンビニが、駅ビルや駅ナカにあるのを見たことがあるくらい(バーコード読み取りは店員がする)
駅ビルや駅ナカだと、交通系IDも使えて支払い時間が短くて済むので、完全セルフよりは自動支払機の導入の方がメリットが大きいのでしょうが、普通のコンビニは問題が発生するリスクの方が高いのかもしれないですね。


今回は、セルフレジについて綴りました。
世の中便利になるのは、私としては大歓迎ですが、中には店員とのやり取りが楽しいという人もいるので、なかなか難しいのかな、と思ったりします。
でも、できることなら、早く近所のスーパーがセルフレジ(完全無人)を導入してほしいと願います(笑)