マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

ペーパー類のストックってどのくらいあればいいの?

2021-01-17 | 日々の暮らし
我が家の家事を、母が一手に担っていた頃、いろいろな消耗品ストックが多量にあったのですが、ペーパー類もそのひとつでした。
トイレットペーパー、キッチンのペーパー数種類、ティッシュペーパー、そして少しジャンルが異なりますがメモ帳も(笑)

現在は、私が家事を担当しているので、ストック類もそこまで多くはありません(ただしティッシュは多いです)
母と私の違いは「安心できる数量」です。
本日は、ペーパー類のストック適量について、私が思うことを綴ります。

あればあるほど安心する母
母のストック量の多さは、住んでいた環境による影響が大きいような気がします。
母が常にしていたペーパー類のストックは、

 ・トイレットペーパー→業務用ロットで2箱 通販で購入
 ・キッチンタオル→一般的な4ロール入り 5セット前後
 ・キッチンペーパー→水に濡れても強いタイプ箱入りタイプ 5箱前後
 ・クッキングペーパー→スポンジのような感触の商品 箱入りタイプ 5箱前後
 ・ティッシュ→5箱セット 5セット以上10セット未満

以上のような感じです。
ペーパーの種類はいいとして、ストック量が多いので収納しきれずに、廊下やキッチンの床に積み重ねたりしていました。

私が買い物に付き合うと、家にストックがあるにもかかわらず、必ずペーパー類を買い足していた母。
どうも、私が一緒だと一度に数個買えるからと、ここぞとばかりに買っていたようです。
何度か、まだストックが家にたくさんあるから買わなくてもいいではないのか、と言ったことがありますが、買いに行けなくなったり買えなくなったりしたら困るから、買える時に買っておくのだと言い返された覚えがあります。
そのうち、私がいくらストックは十分あると言っても、どうせ聞かないだろうと関知しなくなりました(苦笑)

ストック数は「1」で十分な私
私は、母とは正反対で、ストックは「1」あれば十分だと思っていますし、トイレットペーパー以外は無くなっても別にいいか、とのんきに構えています(笑)
ストックの「1」というのは、例えば1箱100枚入りのような形で販売されているのであれば、使用中の1箱+ストック1箱、1袋4本入りのロールであれば、使っている1ロール+ストック1袋、といった感じです。
また、消費スピードが遅いモノについては、使用中のモノがあと2~3日で無くなりそうなタイミングで買い足します。
ただ、ティッシュペーパーだけは、箱なしティッシュ10個入りというのを買っています。

私がストックしているペーパー類の数は、

 ・洗えるキッチンペーパー→1ロール?(使用中の枚数が残り少なくなったときのみ買い足し)
 ・キッチンタオル(油分や水分を吸うタイプ)→4ロール入りを1袋(残りゼロになったら買い足し)
 ・トイレットペーパー3倍巻→4ロール入り1袋(残り1ロールになったら買い足し)
 ・箱なしティッシュ→10個入り1セット(残り1個になったら買い足し)

以上のように、入り数によってストック数が変動しますが、買い足すタイミングは残りが1個またはゼロになったときに統一しています。
平常時であれば、このストック数で十分ですが、昨年の買い占め騒動の時は品薄状態になってしまったので、買えるタイミングで早めに買ったり、ギリギリで買ったりすることになってしまいましたね。
ちなみに、ティッシュが多いのは、母がティッシュ浪費家だからです(苦笑)

母がたくさんストックしていた原因
母は、今住んでいる福岡に定住するまでは、少し不便な地域に住んでいました。
また、現在の住まいは母の生まれた地域でもあるのですが、今でこそ便利になりましたが、結婚してこの土地を離れる前は、まだそんなにお店が多くなかったはずです。
そのため、買い溜めの習慣がどうしても抜けない部分があり、自分が買いに行けなくなったときに困らないようにと、ストックを多めにしているようでした。

また、安く買いたい人あるあるだと思うのですが、どこかでかなり安い価格での特売品があると、たくさん買っておいた方がお得だという意識から、ストックがあっても買い足してしまうマインドが強かったですね。
たしかに、10年でも20年でも同じ商品を使い続けて、しかも劣化しない商品であれば、安いときにたくさん買った方がお得にはなりますが、母は新しい商品が出ると必ずと言っていいほど試しに買ってしまいます。
しかも、その試し買いを1年でも2年でも続けて(それはもう試し買いではないですが)以前買った古い商品の存在を忘れがちになってしまう性質でもありました。
そのため、いろいろなメーカーのペーパー類がストックされていくという現象が起こっていましたね。

そういう母なので、未だに家事全般を担っていたら、おそらく昨年の買い占め騒動に参加していた可能性があります。
ただ、その割にはペーパー類を浪費する癖があるので、それもストックを多くしてしまう原因になっています。
それから、キッチンに関しては少しずつタイプの違うペーパーを数種類使い分けていたので、それもストックを増やす原因のひとつでしたね。
種類が多いということは、1種類のストック数×種類数となりますから、どうしてもストックが多くなりますものね。

私は、キッチンで使うペーパーは2種類のみ。
うち1種類は、使い捨ての食器拭きに使っているので、布巾がない状態です。
1ロールが60枚ほど使えるので、1日1枚使っても2ヶ月近くもつので、買い足すのは2ヶ月に1度です。
もう1種類は、調理しているときに使ったり、一時的に食品を包んだり乗せたりして、ごく普通の使い方ですね。

お片付け動画によくみられる風景(ペーパー類のストックを手放す)
所有数を減らすための片付け動画を視聴していると、デジャブのように同じようなシーンが流れます。
それが、ペーパー類のストックが大量に出てくるシーン(笑)
そして、大体のアドバイザーは、モノを減らすことに注力しているため、ストックを手放すようにアドバイスしていることが多いですね。

ただ、ペーパー類を手放すようにアドバイスしている動画へのコメントには「消耗品だし、しばらく買わなければいいだけだから手放さない方がいい」という意見が、必ず入っています。
さて、果たして多すぎるペーパー類のストックは、一度手放して減らした方がいいのでしょうか?

私がアドバイスするとしたら、収納場所があるのならば、手放す必要はないと言いますね。
ただ、残り数がいくつになったら買い足す、ということを必ず守るようにアドバイスするかな。
ストック数は本人に決めさせて、その数を下回るまでは買い足さないでね、と念押しすると思います。
もしも、収納場所を確保できないのであれば、誰かに譲るように言うか、目的とは違う使い方を幾つか挙げて、消費スピードを速める方法を教えます。
私の場合は、母が溜め込んだペーパーのストック類は、使い捨ての台拭きにしたり、毎回雑巾にして掃除したり、おしぼりにして化粧するときに使ったりもしたかな(笑)
もし、ペットがいるなら、ペットの寝床やトイレを掃除するときに使うこともできますし、トイレ掃除にも使えます。
乳幼児がいれば、食べこぼしを拭くときに使えるし、汚れた手や顔を拭いてあげるときに使うこともできます。
とにかく、トイレットペーパー以外は、惜しみなくどんどん使うマインドを持つように言って、使い切るように促します。

ストックが多すぎると、確かに収納場所を占有するし、暮らし難くなってしまう場面もあるかもしれませんが、むやみに捨ててしまうのは、やはり勿体ないですからね。
大事にしつつも、贅沢に早く消費してしまうのが、いちばんいいと思います。

物持ちがいい人は要注意
いつ買えるかわからない、という強迫観念があると、どうしてもストックを多くしてしまうマインドに陥りがちですが、実はモノを大切に使う人も、ストックが多くなってしまう傾向にあります。
私の母は、使っているモノが使いまわせるうちは、とことん使ってからでないと捨てません。
そこに、多く買っておかないと不安になるマインドが加わるので、ストックが増えるスピードが消費するスピードを上回っていました。
そのために、いつまでたってもストックが減らなかったわけですが、私は自分の物持ちのよさを自覚しているので、消費スピードに合わせた数量だけしかストックを持たないと決めています。
もし、なかなか消耗品を取り替えるタイミングが来ないという人は、消費スピードが遅いか、丁寧に使っているからだと思うので、どうしてなかなかストックが減らないのかを、一度客観的に考えてみるといいかもしれませんね。


今回は、ペーパー類のストックについて、我が家の場合(私の場合)を綴りました。
ペーパー類のストックは、個人個人で違う考え方があることは重々承知していますが、使い切れないほどストックする意味は、あまりないかと思っています。
今後、私の住まいがとてつもなく山奥やジャングルの中になってしまって、買い物へ行くのに時間がかかってしまうのであれば、買い溜めするかもしれないですが、いつでも消耗品が購入できるうちは、ストックは最小限にしておきたいですね。