流派の違い「琉球古典音楽悪戦苦闘の日々」224 2020年07月15日 | 日記 琉球古典音楽には、いろんな流派があり、同じ曲なのにメロディーが違う部分がある。さらに同じ流派「〇〇流」にも派生した団体があり、よく観察してみると演奏の流儀に違いが見られ、バチさばきが違う。何が正しいのか、何が本物なのかが、よくわからない。でも、一番わかりにくいメロディーと、わかりにくい作法で演奏する団体が、一番古く、かつ正当な伝統を保っているような気がする。なぜなら、人の心理として「どうしても分かりやすい方に流されやすい」ので、「分かりやすい音楽」の方が後からできた方だと思う。