沖縄の三線の音色に魅力を感じ、習い始めたけれど、いちばん安い1万円のを買ったら、カラクイが止まらないので、結局やめた。
という人が、今、続出している。
つまり、今の沖縄三線の規格が統一されておらず、カラクイの穴のテーパー角度が何度か?も分からない。
それよりも問題は、まず代表的な型である真壁型の統一規格すらも無いので、おおざっぱに見れは同じように見えるが、細かく見ると寸法の違う三線が巷に横行しているのだ。
こんな状態では、これから三線を始めようとする人は迷うし、まず何より三線を扱う業者でさえ何が本物か分からないのではないか?
ここは是非、規格を整備して、「開鐘」の真壁型の写しを統一規格として、その細部を開示し、どこの店で買っても同じ寸法の三線が買えるようにすることだ。
そうすれば、これから始める人も安心できるし、販売する店も公平に販売できて安心できる。