今まで、三線などの練習をするとき、「ボイスレコーダー」で録音した「おさらい会」などのUSB音源を、自宅に帰ってからパソコンの特殊なソフトでCDに書き込んでいた。それに加えて「リピートや再生速度変更が可能なCD再生器」を古い壊れかけのラジオに接続して、速度を遅くしたりして聞いて自分の楽器とあわせて練習していた。しかし、毎回CD作製作業をするのも面倒なので、何か良いものは無いか探してみると、あるではないか!、問題は「ボイスレコーダー」のUSBデータが「WMA」という形式で、変換が面倒だったのだが、これを直接再生するCDラジオがあったのだ!しかも、音程を変えずに速度を遅くできる!それは「語学練習用」などと「うたっている」モノで、面倒な作業が一気に解決したのだ。これで、ギターの合奏練習も効率が上がる。(あ、合奏は適当だった)探してみるもんだ・・・
私に怒鳴り込んで来た先輩は、なぜそこまでしてセンターポジションにこだわるのか?それは私には大体想像がつく。つまり、楽器の騒音トラブルと言うのはよくある話だが、そこまでいかなくても、家庭内でもギターの音がうるさくて、奥さんなど家族から迷惑がられているのだ。そこで彼は、家で練習するために「俺はギターの演奏が一番うまいから、合奏のステージでは、いつも一番前で弾いているんだ。だからうるさくても練習は大目に見ろ」と言って、家庭内では威張っているのだろう。だから何が何でもセンターポジションでなければならないのだ。目に浮かぶようだなあ。
ギター教室で、合奏に参加してくれと言われている。しかし、楽譜をもらって練習してみると、通常のギターの演奏と違い、マンドリン式のトレモロが主体なのだ。しかも、それをピックを使わず自分の人差し指の爪でやらなければならない。私は、それが非常に難しいと感じる。つまり簡単に言えば出来ないのだ。それなのに、去年初めて練習に参加したとき「上手な人の横に行って習え」と先生に言われ、私が練習会場に行くと、先生がわざわざ一番前の席を確保していた。その席で私は不慣れな練習をしたのだが、これが大きな問題の始まりだったのだ。別の練習会の日、休憩時間に一人で練習をしていると、誰か知らない人が近寄って来て「一人だけ目立つような行動はするな!」と、いきなり怒鳴られた。私は意味が分からなかったが、後で考えてみると、入りたての新人がいきなり一番前に行くものだから、いわゆる「センターポジション」を奪われると勘違いした先輩が、自分のポジションを守るため必死になって抵抗したのだろう。しかし、あんな誰も聞きに行かない、行ったとしても家族だけのつまらないギターの合奏で、すさまじいポジション争いがあるとは思わなかった。そこで私は考えた。時間がもったいないので、合奏は適当に参加して、教室の顔を立てつつも、あまり練習せず、へたくそに弾いて、センターは先輩方に譲り、本命の独奏曲だけ頑張ろう。そうすれば平和に解決するのだ。
大器晩成の意味は、ここでわざわざ解説しなくても、皆さん良く分かっていらっしゃるが、これは嫌味でも使えるのだ。私が中学生の時の担任の先生が、国語の先生で、私が問題に答えられなくてまごまごしていると、良く言われた。つまり、「大物は若い頃は目立たないが、後に大成する」のではなくて、「後で大成するかどうかは分からないが、今はとにかく出来が悪い」という意味だったのだ。当たっている?
冬になると困るのが乾燥だ。ギターを弾くために爪を少しだけ伸ばしているのだが、ちょっと油断すると伸びすぎて、弾いているうちに爪が割れてくる。北陸の冬は割と湿度が高いはずなのだが、やはりエアコン暖房のせいだろう。ギターのフレットも飛び出してくるくらいなので、乾燥は避けられない。ギター専用の艶消しのマニュキュアもあるが、重ね塗りしても焼け石に水で、マニュキュアごと割れてくる。逆にしなやかさを保った補強材があった方が良いと思うのだが、そんな都合の良いものは存在しない。だれか発明してくれないかと思うが、需要が極端に少ない世界だから、誰もやらないだろうなあ・・・・