今月のエクセレントコースは、ユリの女王と言われる「カサブランカ」のアレンジメントです
ユリは、蕾の状態で配送されるので、その日のレッスンでは開花しないことが多いのですが、
カサブランカもやはりそうです
カサブランカは開花すると花の直径は15ンチから大きいもので20センチはあります
それだけ大きく開く花を、咲いていない蕾の状態で、咲いた後の姿を想像してアレンジするのは
とても難しい💦ですね
とても豪華な花ですが、実はカサブランカはアレンジするのが難しい花なのです
カサブランカの花の茎を持って、まっすぐに垂直に立ててみると、主軸から花の茎がほぼ真横に
伸びています
そして、その花はややうつむき加減に咲くのです
このうつむき加減に咲くという特徴のために、切り分けをしても、花の位置決めをするのが
難しくなるのです
今回の3枚目の作品の写真のカサブランカは
アレンジをしている最中にどんどん花が開いてきました
4枚目の作品は花材を持ち帰って、一晩吸水して水を十分に揚げてからアレンジした作品です
ユリはやはり、ある程度花が咲いている状態でのアレンジのほうがデザインしやすいように思います