フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

残り花でお遊び

2016年05月31日 | フーちゃん作品

毎日の仕事がら、
なんだか中途半端にいつもお花って残ってしまいます
自分が買ったお花を含めても、フローラルフォームを使ってアレンジするほどの分量はない😢

いつまでもバケツに入れっ放しではかわいそうなのですが、
忙しいといつの間にかフニャフニャになっていることも・・・

気がついた時に何かしら作るようにはしています💦

昨日の夜は2つギリギリ処分前のアレンジを作りました

一つ目は小さな花束💐



アルストロメリアx1、ガーベラピンクx1、ガーベライエローx1
マトリカリアx2、キイチゴx1

水色の琉球グラスの高さに合うように螺旋に組んで、軽く輪ゴムで留め

スパイラルで輪ゴムで留めておかないと、ただグラスに入れただけではお花がバラバラに離れてしまいます



マトリカリアがガーベラの間から飛び出すようにすると、かわいいです💖



2つ目は剣山を使ってモダンフラワーアート(いけばな風)?(笑)



芍薬(完全に開花)x1、芍薬(不完全に半分開花)x1、トルコキキョウパープルx1、
デンファレ濃いピンクx4、ソケイ(アレンジで切り分けた残り)x1、キイチゴx3、
スプレーマム白x1

黒いサラダボウルのような花器に剣山を置き、花材を放射状に配置
大きく開いた芍薬を一番低くし、デンファレは切り分けせず1本使い

これしか花材がないと、フローラルフォームではカヴァーリングがしきれません
こんな時には「いけばな」の剣山を使となんとか形になるものです




もちろん、アップダウンをつけて、剣山がもろにむき出しにならないように気をつけています(^_^;)

これで、この残り花たちも、あと数日はなんとか華やかに目を楽しませてくれますね(^_^)




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基本形 Basic ホリゾンタルクレッセント

2016年05月29日 | アレンジメント 基本形(Basic)

Basic コースの基本系の中でも難しい形が、この
「ホリゾンタルクレッセンント」

テーブル面にクレッセント(三日月)の形が水平に広がるように作るデザインです

三日月は真上から見た場合の形で、普通に斜め上からや目線を落として正面から見ると
「ホリゾンタル(低い小山状)」に見えるデザインです







三日月の先端に向かって、徐々に徐々に、花材の長さと角度の変化を付けるあたりは
慣れないと大変難しいところ





正面から見ると、左右対象の小山状で、手まえのアウトラインは三日月の外に膨らむ曲線です





裏側から見ると、上の輪郭は同じく小山状ですが、下の輪郭は内側にはいる曲線です


通常、テーブル面に広がるように作るので、一番底辺になる花材はテーブル面に接触するようにします

このデザインは小さく作るのが難しい形なので、ある程度の大きさになっていまいますが

リビングテーブルの上などに飾ると、お客様をお迎えするようなアレンジメントで、たいへん豪華です(^_^)















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クレマチスでスッキリと

2016年05月28日 | フーちゃん作品

私のアレンジメント教室で使用しているテキストの
次の期のテキストが先日届きました(*^_^*)

生徒さんの元へは、もう少しお時間がかかるかもしれません

新しいテキストはいつもワクワクしますね💓

どのグレードもステキ!カワイイ!
(時には、え?っていうのもある事はありますが)😅

そこで、気がついた事がひとつ

「クレマチス」のアレンジメントが生花コースには無いのです😔

先週、淡路の植物園のローズガーデンで見た、薔薇とクレマチスのコラボが素晴らしくて、
教室レッスンのデザインにもクレマチスがあったら良いのにと、思っていたので、ちょっとザンネンです

でも、先日ある教室でクレマチスの花のおまけがありました

生徒さんへお渡しした残りを持ち帰り、
更に自分で買い足しをして、アレンジを作ってみました(*^_^*)



このクレマチスの品種はわかりません(^^;;
茎が太くとてもしっかりして、真っ直ぐなのです

紫色の花がだんだんになるように高さの調整をして、真っ直ぐに配置



花器口付近の花は白や薄黄緑の色で統一

明確にアップダウンをつけ、アシンメトリーのデザイン



花器も青銅色の細身の花器



スッキリと背筋の伸びるデザインになりました(*^_^*)






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芍薬(シャクヤク)のテーブルフラワー

2016年05月27日 | フーちゃん作品

今週は教室レッスンのカリキュラムが芍薬の花使ったアレンジです

芍薬は季節のお花

今を逃してしまうと、来年まで待たなければなりません

私もアレンジを作りました(^^)

先日のブログで、芍薬の水揚げ方法を書きましたが、その芍薬を3輪使い、モコモコの大きなラウンドのテーブルフラワーを作りました



芍薬の大きさに合わせて、
3色のトルコキキョウと、テマリソウ

グリーンはシャクヤクの葉とドラセナゴッド、
そしてリキュウソウです

花器は黒



とりあえず、こんな感じでざっくりとグリーンを入れてみます

これで、大体の大きさを見積もり、この後、このグリーンは位置を変更したり見せる葉先をプラスしていったりしますが、

今回は、お花がとても大きいので、最終的にはあまり葉は見えなくなってしまいました💦



リキュウソウは柔らかい雰囲気を出してくれるのでとても重宝します

かなりボリューミーなアレンジも、ちょっとリキュウソウを入れると、優しく見えてきます(^^;;



それにしても
なんて華やかなお花なんでしょうね~
(((o(*゜▽゜*)o)))



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2016年 今週のレッスン 5月24日~5月30日

2016年05月25日 | 今週のレッスン

Basic : ホリゾンタルクレッセント
Gradually : コンテンポラリー
Professional : ナチュラルクラシカル ~ラウンドスタイル~

今週は基本形のデザインのレッスンです

Basicコース、Graduallyコースはそれぞれ少し難しい形にチャレンジ

ホリゾンタルクレッセントはテーブル面に三日月が広がるようなデザインです
三日月の細くなる部分を作る時に、極端に花材の密度が薄くならないように気をつけましょう

コンテンポラリー
これは毎年、生徒さんには人気薄のデザイン😢
「一体これは何を表したいのか?」
「この形って綺麗なの?」などなど・・・・・

そうなんですよね、これ、難しいだけのデザインのように思えます
英語の意味としては、「現代風の」「今風の」などという意味なのですが
ちょうど、Professionalコースのラウンドスタイル(クラシカル=古典的)とは対極にあるような形ですね

輪郭線は直線、できる面は平面、すっきりとキリッとした印象に仕上げるデザインです

Profesionalコースのナチュラルクラシカル
今日はラウンドベースで芍薬を使います

直径が40センチほどのラフなラウンドデザインです
きっちりとしたラウンドでなくても大丈夫(^_^)

花材の形態を生かして、少し飛び出るものや、あえて低めに位置するものなど
それぞれが美しく見えるように配置してください

ただし、この芍薬はほとんどの教室が蕾の状態

レッスン当日にテキストの参考デザインの写真のように開いてはいません😢

ピンポン球のような蕾の状態でアレンジしなければならない難しさがあります
レッスン前に十分な水揚げをする時間が確保できないので、少し長めに花材のサイズを調整し、
レッスンの後、ご自宅に持って帰ってから芍薬の水揚げをされることをお勧めします

私の「アレンジメントフリーデザイン」のカテゴリーで芍薬の水揚げの方法を説明しておりますので
ぜひ、そちらをご覧になってください

Basic : ホリゾンタルクレッセント













Gradually : コンテンポラリー











Professional : ナチュラルクラシカル ~ラウンドスタイル~




















































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