8月最後のレッスンは基本形です
Basic: ホリゾンタル
Gradually: スクエア
Professional: フォーマルリニアール
初級、中級の基本形は
どちらもトレーを使う基本形です
トレー使用の基本形は
基本的にはそのトレーが見えないように
底辺のアウトラインの花材の先端を
テーブル面に着けるように
配置しなければなりません
そこがやはり難しところです
花材の長さに余裕を持ってカットしないと、
花器のトレーの縁に花材が接触して
先端が浮いてしまうのです
スクエアに関しては
長方形の角の部分はスッキリと「角」
と、認識できるような花材を選択すること
また
「角」と「角」をつぐ「辺」は
直線というより、少し内側にカーブするぐらいのラインで仕上げると
とてもキレイな長方形に見えます✌️
くれぐれも外側へ膨らまないように
花材の長さを気をつけましょう
上級のフォーマルリニアール
「面」と「線」の対比
「静」と「動」のコントラスト
を明確にする
これがフォーマルリニアールの定義です
今回は「線」の花材として
片側がデンファレ
もう片側がドラセナ
という組み合わせです
テキスト掲載の参考作品の写真を見ると
一見したところ
デンファレとドラセナが
中央花器上部のユリやバラに塊から
左右に綺麗に開いたかたちに見えます
でも、そういう単純な事ではありません
デンファレ、ドラセナで如何に「線」、それも
「動き」を感じる「線」を表現するのかが、
作品としてのフォーマルリニアールの
評価につながります
複数のドラセナの葉を
葉の表面を上向きにして同じように入れたままではあまり動きり感じませんよね
この作品はドラセナの葉の入れ方が
仕上がりを決めるのです