フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

2022年 今週のレッスン  スロブサプリ、シーニックガーデン

2022年09月27日 | フラワーアレンジメント
今週なカリュラムから
9月のアレンジメントに入ります
まだまだ暑い日が続いていますが
アレンジメントの花色は
秋に模様替え(* 'ᵕ' )☆

しっとりと落ち着いた色味の濃い花色が
魅力的な秋色の花を楽しみましょう

Basic: スロブサプリ
Gradually,Professional: シーニックガーデン

初級のスロブサプリ
ここ2,3ねん毎年テキストに登場するデザイン
赤系の花に赤ドラセナで
トライアンギュラーをベースにしたデザインです
トライアンギュラーと言っても、
基本形ではないので
少し形を崩すのもOK
左右非対称になるようにアウトラインを
考えましょう
もちろん、花材配置も左右非対称に
アシンメトリーでありながら
見ている側にとっては
バランス良く見えるようにしましょう

中級、上級の
シーニックガーデン
「眺めの良い庭」をイメージするデザイン作りは
結構難しかったと思います

庭をイメージするとはいえ、
この作品の場合、作り込まれた整った庭ではなく
ナチュラルガーデン風に仕上げると良いでしょう

その場合も、やはり左右非対称
少しグルーピング
アップダウンはつけます
「ナチュラルガーデン風」
難しいですよね
上級コースにもなると
花材の高さを無意識に揃えがちです
そう、とても綺麗な
平面とか
曲面とか
とても綺麗な
アウトライン
これができてしまうのですから

作品にいかに立体感が感じられるように作るのか
いつも気をつけましょう












































































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2022年  今週のレッスン ホリゾンタル、スクエア、フォーマルリニアール

2022年09月02日 | フラワーアレンジメント
8月最後のレッスンは基本形です
Basic: ホリゾンタル
Gradually: スクエア
Professional: フォーマルリニアール

初級、中級の基本形は
どちらもトレーを使う基本形です
トレー使用の基本形は
基本的にはそのトレーが見えないように
底辺のアウトラインの花材の先端を
テーブル面に着けるように
配置しなければなりません

そこがやはり難しところです
花材の長さに余裕を持ってカットしないと、
花器のトレーの縁に花材が接触して
先端が浮いてしまうのです

スクエアに関しては
長方形の角の部分はスッキリと「角」
と、認識できるような花材を選択すること
また
「角」と「角」をつぐ「辺」は
直線というより、少し内側にカーブするぐらいのラインで仕上げると
とてもキレイな長方形に見えます✌️
くれぐれも外側へ膨らまないように
花材の長さを気をつけましょう

上級のフォーマルリニアール
「面」と「線」の対比
「静」と「動」のコントラスト
を明確にする
これがフォーマルリニアールの定義です
今回は「線」の花材として
片側がデンファレ
もう片側がドラセナ
という組み合わせです

テキスト掲載の参考作品の写真を見ると
一見したところ
デンファレとドラセナが
中央花器上部のユリやバラに塊から
左右に綺麗に開いたかたちに見えます
でも、そういう単純な事ではありません

デンファレ、ドラセナで如何に「線」、それも
「動き」を感じる「線」を表現するのかが、
作品としてのフォーマルリニアールの
評価につながります

複数のドラセナの葉を
葉の表面を上向きにして同じように入れたままではあまり動きり感じませんよね

この作品はドラセナの葉の入れ方が
仕上がりを決めるのです





























































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