今週は基本形のレッスン週です
Basic: ホリゾンタルクレッセント
Gradually: コンテンポラリー
Professional: ナチュラルクラシカル
今回はホリゾンタルクレッセントとコンテンポラリーの解説は短めです
ホリゾンタルクレッセント
トレーで制作しますが、
このトレーで作るからこその難しさがあります
三日月型のアウトラインを作る時
トレーの縁があるために
花材の先端をテーブル面に接地させねばならないので、花材の長さを確保するために
サイズが大きくなりがちです
基本点④、⑤の花材の茎は
できる限り曲線のもの、または
しっかりと
矯めをきかせる必要があります
真上から見た三日月のアウトラインを
とにかくしっかりと作る!
まずはそこに重点を置きましょう
コンテンポラリー
この基本形をレッスンで制作する人は、
実はほとんどいらっしゃいません😢
難しい!
形の意味が分からない!
変な形!
綺麗に見えない!
などなど
確かにダントツ難しいです😱
2年目の中級コースで初めて作る場合、
(ハッキリ言いますと)
出来ません!
形が理解できない状態で終わります
それが、
上級レベル以上で
今までかなり多くの作品を作ってきた方だと
割と綺麗にまとめられるのです
直線の輪郭線と平面て
出来る形は
それこそ場数を踏んでこそ
上手く作れるようになるのです
ナチュラルクラシカル
今回は「ホガース」をベースにしたデザインです
ところで
「ホガース」?って?何?
と、思われた方、いらっしゃいませんか?
中級で履修する基本形です
すごく大雑把に言ってしまうと
アルファベットの
「S」という文字の
両方の端っこを持って
斜めに引っ張ったような形です
このような形でしたね
ホガースの上の頂点は
少し内側へ向うような雰囲気
下の頂点も内側に向かうように作ります
花材の特徴を見極めて
その植生感を活かしながら
「ホガース」を制作するのですが
先程の赤矢印の先端には
上はタニワタリ
下はドラセナ
それぞれの葉先の雰囲気を上手く利用します
ホガースのきっちりとした輪郭は
作りすぎる必要はありません
これは私が作ったナチュラルクラシカルです
ざっくりとした花材配置ですが
ホガースの特徴である
「緩やかなS字」の雰囲気は
感じることができると思います
では、皆様の作品をご覧ください