私の長かった夏休みも終わり
今週の火曜日からいつものように
通常レッスンが始まりました
休みの間は、カサブランカ5本を
ガラス花瓶にただ投げ入れしただけ
(前のブログにて紹介)
そのカサブランカ、とても長持ちしていて
花は少しずつ減ってはいますが、
まだ咲いています
また、火曜日の日に
プライベートのいけばなお稽古に出向きましたので、ひとつ作品を作りました
アレンジメントに比べると
「へぇー!花がすくない!」と思われるでしょうが
「瓶花直立型2種」というもので
使用花材はパンパスと菊です
キラキラ光るサラサラパラパラの穂は
今の時期のみ出回る「パンパス」
夏ならではの花材です
で・・・
つまりお玄関がちょっと殺風景な感じなのです
そこで今週のレッスンカリキュラムのデザインを
3つ作ってみました
まずはアレンジメントコースの
Professional のデザイン「サマーアイランド」
アレカヤシ、ストレリチア、グロリオーサ、
バラ、モカラ、それにLAユリ
とってもコントラストの綺麗な作品です
テキストデザインとは花材配置を変えています
アレカヤシの編み込み部分を敢えて手前側に向け
スッキリ感を出しました
また、ストレリチアもほぼ花器の上面に配置し
高さは低いけれどアレカヤシと反対向きにして
存在を主張(笑)
レモン色のLAユリはタイミングよく咲いてくれたので、左側に配置
なんだかアレンジしていてルンルン楽しい作品でした(^^)
次の2つの作品はいけばなコースのカリキュラムデザインです
まず、Flexibleの「燈花」
こちらも色合いは先程の「サマーアイランド」と
似ています
観葉植物「クロトン」の葉、
レッドジンジャー、
クルクマ、ケイトウ、モカラ、ワレモコウ
etc.
ヨーロピアンのいけばなコースのデザインは
フラワーアレンジメントのデザインに
かなり近いと私は思います
花材が多い!
ですから、フラワーアレンジメントコースの方でも受け入れやすい作品が多い
でも、いけばなコースなので、一応は
花留はフローラルフォームは使わない前提です
この作品は剣山使用です
特に水盤を使う場合は、剣山の方が断然仕上がりが綺麗です
縦長の花瓶にいけるとき、
いけばなコースでは花留として
「アルミワイヤー」を使いますが、これは使い慣れないとなかなか難しいところがあります
特に胴回りが細い花瓶の場合
アルミワイヤーが入れにくいし、分量の調節も必要です
私はそんな時は無理せず
フローラルフォームを使ってもいいと思うのです
花を留める手段は
臨機応変に対処すればよいのでは?と・・・
さて、次の作品はいけばなコース
Advancedの「平原の風」
これ、テキスト参考作品の写真で使用されている
パンパスがフワフワ~モコモコ~で、
なんだかとっても可愛いので
作ってみたいと思われた方が多いと思うのですが
パンパス、こんなフワフワモコモコになるには
相当の時間がかかります
この記事の始めに私がいけたいけばなの
直立型2種で使ったパンパス
元は細長い棒のような「さや」をカッターなどで切込みを入れて、サラサラの花穂を出した状態が
アレです
あの状態からフワフワになるころには
ほかの花ば多分枯れてしまうでしょう😢
教室レッスンでは
パンパスが棒状の「さや」で配送されたところもあるし
既にフンフワ状態で配送されたところともあり
バラバラです
私は自分のいけばなで使ったパンパスと、
まださき続けているカサブランカで
「平原の風」を作ってみました
右斜め後ろから強い風が吹いているような
イメージです
花材の流れの方向性を統一しなければなりません
ただ、パンパスがフワフワではなく、まだサラサラの状態でも、それはそれで風を感じる作品にはなると思いました
(テキストのフワフワ感を求めるならばダメですが・・・)
ちなみにこれは花器がとても細くその割に花材のボリュームと重さがあったので
フローラルフォームを使って制作しています
一度に3作品作ると
流石に疲れますが、お玄関リビングがいっぺんに華やかになりました(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°