フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

2018年 9月のいけばなコース ラウンド、アーチ、秋みのり

2018年09月30日 | いけばなコース

9月前半の基本形は
Flexible がラウンド
Advancedはアーチでした

ラウンドはアレンジメントでも基本形の形です
アウトラインを丸く作らなければなりません
これを、いけばなで作るのは
実に難しいです💦
花器の中にフローラルフォームは入っていないのですよ💦
アルミワイヤーの花留めで丸い輪郭をつくるなんて〜😱

花材そのものの花の輪郭を上手く利用して
「何となく丸く見える」ぐらいで充分です

私が言うのも変ですが
アレンジのような綺麗な輪郭のラウンドなんて
とても出来ません😰

参加して頂いた生徒さん達、
ホントに頑張りました👏🏻

かたや、Advancedのアーチ
こちらはいけばなに向くデザインといえます

石化ヤナギの面白い枝振りを大胆に活かして
おおらかな作品に仕上げることが可能です

この作品では普段はあまり使用しない
「小石」と「脚付き剣山」を花留めにします
ほそながの瓶の中に小石を入れ
剣山を花器口近くまで持ち上げるわけですが
こうする事で水平に近い角度で
長さのある花材を配置出来るのです

9月後半のfreeデザインは
Advancedの秋みのり
とても美しい秋色のダリア❤
テキストの写真にうっとり(∩˘ω˘∩ )♡した方も
多かったと思います
が・・・

ダリアという花は完全に開花した花が
教室に配送されてきます
(ユリは正反対で全く咲いていない状態での配送が普通ですよね)
開花した花は綺麗だけれど痛み易い!のです

ある教室では
とても大きな綺麗なダリアだったはずなのに
他の花材の下敷きになっていて
開けてみると、花が潰れていてペシャンコ😢・・・
という、悲しいダリアのところもありました

急遽お花屋さんに代替の花を買いに走りましたが、やはり大輪のダリアを置いている花屋はあまりありません

大輪の菊または、仕方なくオリエンタルユリで
とりあえずの作品を作って頂く事となりました

生徒さんには本当に申し訳なく思いますが、
作品としては
素敵な仕上がりになりました




























ちなみに私は今月はAdvanced の基本形「アーチ」
をつくってみました





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フラワーランプシェード&ペティート ~応用編~

2018年09月28日 | フーちゃん作品

先週のレッスンカリキュラムはプリザーブドフラワーの作品作り

Graduatはランプシェード
以前はProfessional のカリキュラムとして
デザイン違いで作ったことのあります

今回は薄いパープルに薄い肌色に近いピンク
ふわふわの羽、?そしてパールのガーランド
当然ですが前の作品とは全然違う雰囲気です

私は個人的にこのランプシェードがとても気に入っていて、是非色違いの作品をつくりたいなぁと
思っていました

Professional はペティート
レース模様を施した円形の器の上面に
花材を上向きに配置して
器の縁の上にリースが載っているような作品です

全ての花材を真上に向けて
グルーで貼っていく作り方は
プリバラも含めてワイヤリング、テーピング無し!
簡単に作れちゃう!と、思いきや・・・
花材の配置に結構悩みます💦

隣合う花材の色合い
全て色の違うプリバラやプリマムを配置する
間隔のとり方など

グルーで貼ってしまったらとる事が出来なくなるからです💦

さて

私はこの2つの作品を作ってみましたが、
いつも通り
テキストと同じに作るのはつまらない
プラスアルファの花材を加えたり
ベースや花材そのものを変えたり・・・😅

結局、いつも好き勝手に作っています(笑)




ランプシェードとペティート

どうせ作るなら
2つ一緒ににかざっても違和感の無いように
色合いや雰囲気を合わせることにしました

ランプシェードはシルバーレースのリボンと
白い羽少々、
そしてパープル系の濃淡のプリバラを2輪プラスしました



3輪並んで見えるバラの中央と右側のバラです

元々の花材のプリバラの色も優しいトーンなのですが、ちょっとパンチが無い😢
引き締め役の濃い色がほしかったのです


真上から見るとこんな感じです



シルバーのレースリボンは1メートルの長さを
切り分けてランプの傘の部分と足元に配置しました

ペティートは
ベース自体楕円形のものを購入し
ランプシェードと雰囲気が合うように
プリバラの色とプリアジサイも変えました



プリバラの色はランプシェードで使っている色よりも少し温かみを感じる色をプラスしています
モカ色、クィーンレッド、あとピンクとモカが混じっているような色

パープルに色を合わせる時、色んな組み合わせがあるとおもいますが、ブラウン系の色も実はとてもよく合います

少しシックで上品な印象になると思います




この2作品、最初の写真なように2つ並べて置いても全残違和感無いと自分では思うのですが(笑)



お気に入りの作品になりました🤗
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2018年 今週のレッスン 9月25日~10月1日 ホリゾンタル、スクエア、オブジェ

2018年09月27日 | 今週のレッスン


Summer テキスト一番最後の
レッスンカリキュラムは基本形です

Basicはホリゾンタル
ラウンドに続く基本中の基本の形ですね(^^)
検定試験にも出題される頻度の高い形です

正面から見るアウトライン(輪郭)は緩やかな小山のような曲線

上面から見る手前のアウトラインは
二等辺三角形の山になるような直線

ひとつの形の中に
曲線と直線が含まれる形なので
とても勉強になる形です

まだ経験の浅い生徒さんには
とても難しく感じる形だと思いますが
まずはテキストの図面を参照して
アウトライン、輪郭線をしっかり作るところから始めましょう

また、輪郭線を作る時、どうしても輪郭の小さな花を使いがちです

輪郭線にも大きめの花を使わないと
出来上がった作品は輪郭線が弱くなります

大きめの花を面の部分にばかり使ってしまうと
面がパンパンに膨れたようにみえてしまいます

基本形はとにかく輪郭がとても大事です
輪郭がしっかり作れた作品は
第一印象も「キレイ😍」って思えますよ(^_-)


Graduallyはスクエア

上面から見ると、テーブル面上に横長長方形の形がみえます
目線をぐっと下げて真正面からみると
緩やかな小山状にみえます

この形もなかなか手強いです

横長長方形という事は
向かい合う辺の長さが等しいはずですが
これがなかなか同じ長さにならないのです

また、長方形ですから
各辺は直線ですが
これもやや外側に膨らんだように見えてしまいがちです

さらにさらに・・・
中央から外側に向かって密度を薄くしなければなりません💦

このように作るコツというものがありますので
教室でレクチャーいたしますね(^^)

さてProfessional はオブジェ
「オブジェ」という形はもちろんありません

自由と言えば自由なんですよ(^^)
ただ今回はモンステラとコチョウラン、
アランセラ、という大変個性的な花材を使います

とても難しいです!

花の種類も数も少ない!
でもカッコよく見せたい!
テキスト参考デザインをホントに参考にしてみてくださいね

やってみるとわかります
「難し〜!」って😅


また、今回はエクセレントコースの「秋のたわむれ」も2作品こちらに載せておきます
















































































































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2018年 今週のレッスン 9月18日~9月24日 グリーンショコラティエ、フラワーランプシェード、ペティート

2018年09月26日 | 今週のレッスン

今週のレッスンではなく、実は先週のレッスンカリキュラムのご紹介です😅

各グレードともプリザーブドフラワーのカリキュラムでしたので
実際にレッスン開催したきょうしつは1教室のみ

花材希望の生徒さん達には今週のレッスンから
花材をお渡しし始めていますので
もう暫くお待ちくださいね

さて、そんなわけで
出来上がった作品数もまだ少しです💦


























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秋のたわむれ

2018年09月22日 | フーちゃん作品

今月のエクセレントコースのアレンジメント
「秋のたわむれ」

テキストを手にした時から
絶対作りたい(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°と思っていた作品でした

キクの花
あまり好まれない方もいると思いますが
最近は品種改良によって
とても種類も増え
華やかでカラフル、美しいものが出回ってきてきます

今回はライトグリーンのアナスタシア
そしてオペラという品種のピンクのマムをメインに
両面構成のラフなラウンドスタイルです

仕上がった作品ではあまり存在が分かりませんが
ドラゴンヤナギ5本でリース状のアウトラインの目安を最初に作り、大きくアップダウンをつけながら、花材を配置していきます



この「大きくアップダウンをつける」というのが
なかなか難しいかもしれません😅

このような作品は面を揃えすぎると
ナチュラル感がガクッと損なわれてしまいます

花材配置に規則性を持たせず
輪郭も揃えすぎない

かと言って適当にお花を挿しているわけでもありません

常に全体を見て
バランスをとる

ピンクのペッパーベリーも
今回は細かくわけすぎずに
大きなパーツで使って存在感を持たせています







今回はプライベートでお稽古している「いけばな」
の花材の余りの「キイチゴ」が手元にありましたので
少しそれをプラスしてみました

大きく切れ込んだ葉が効果的に見えるような配置です



枝物のドラゴンヤナギで作ったリース部分が見え隠れするように、花材の長短を付ければ良いと思います

オレンジのバラの色がアクセントになって
満足のいく作品になりました(^_-)




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