フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

2020年 今週のレッスン 2月25日~3月2日 四角錐、ダイアゴナル、フォーマルリニアール

2020年02月27日 | 今週のレッスン
今週は基本形のレッスン週です
Basic:  四角錐
Gradually:  ダイアゴナル
Professional:  フォーマルリニアール

初級、中級の基本形はどちらも
輪郭線は直線
面は平面
で、構成される形です

どちらも大変技術力を要する形です💧
また、長さや角度を
精密に設定し
花材を配置しなければ
直ぐに形が崩れてきます

常々言っている事ですが
「基本形は輪郭が命」!
輪郭を
まずは正確に作るようにしましょう
ご自分の作品をよく見て
客観的な目で観察しましょう

「まぁ、ちょっと先端がはみ出たけど
いいや😛」
「長さが足りないけど
無いよりはマシ😒」

ダメ❌です

正確な輪郭ができるはずはありません

生徒さん達が作品を完成させ
「先生、見てください」とお声をかけて頂いて
拝見させて頂くと、
何だかよく分からない輪郭になっている部分があります

「あの、ここの花(葉)は
輪郭線を作っている花材ですか?
それとも面を作っている花材ですか?」
と、お尋ねする事がよくあります

「あー、それは
何となくこの辺が寂しいし、物足りない感じがしたからいれてみました」
というお答えが非常に多いのです

つまり、輪郭線とか面とか
あまり考えずに
花材の配置をされているという事です

これが輪郭線が崩れるひとつの原因だはないかと、思うのです

今、手に持っている花材
それは何のための花材?
何処に配置すべき花材?
なのか
少し意識すれば
格段に仕上がりは変わります

基本形レッスンの際、
私はいつも
「すごく難しいから
多分出来ないと思います!
だってこんな挿しかたを
今までやった事ないですから。
だからテキストみたいに綺麗な仕上がりには
なりませんし
出来ないからって
がっかりしなくても大丈夫です😊
でも、ひとつ目標を立てましょう☺️
輪郭線は直線だから
今日は直線が直線に見えるように
頑張ってみましょうね🤗
そこがクリアできたら
今日はレッスンした甲斐がありますよ😉」

基本形、
難しいから
なるべくやりたくないかもしれませんが
基本があってのフリーデザインだと
思うのです

上級の
フォーマルリニアール
しょっちゅうテキストでは登場する形です

「面(塊)」と「線」との対比
今回の花材も
難しい取り合わせです

モンステラが2枚
(テキストは1枚)
ユリの花は全てツボミ
(テキストは美しく咲いている)
キキョウランがスっと長い
(あまり長くないかも😨)

まぁ、いつもの事です💧

花材の状態が決してテキストと同じではないし
同じ種類の花材であるわけでもありません

今、手元にご自分の花
これを
どう生かすか
どう配置するか

テキスト同じ形には
絶対にならないはずです

発想を柔軟にして
花材の配置を決めてあげてください










































































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2020年 今週のレッスン 2月19日~2月20日 ひなまつり

2020年02月20日 | 今週のレッスン
今週のレッスンカリキュラムは
「ひなまつり」のアレンジです

でも、今年は2つの教室しか
レッスン開催できないのです😢

会場の確保ができなかったのと
振替休日で
3教室はレッスン無し

2月のアレンジメントでは
生徒の皆様が楽しみにしていらっしゃる
デザインなので
ちょっと残念です

「ひなまつり」のアレンジメントには
欠かせない花材が
花桃

枝物花材は
その枝振りや
枝のライン
花やツボミの付き方など
突き詰めればかなり難しいところがあります

でも
今回は伸びやかに枝がすーっと
伸びていく様子を
第一にイメージしましょう

もちろん左右非対称の
アシンメトリーな配置です

アイリスやチューリップも
あまり傾けず
スッキリと見えるようにします

花器口周辺は
アップダウンのついた
ラフなラウンドに仕上げます

最後に配置する水引
ここに悩む生徒さんが
とても大勢いらっしゃいます

水引は絶対に入れなければならない
ものではありません

しかし水引を入れると
随分雰囲気が変わってきます

あまり難しく考えないで
試しに入れてみるとすれば…?
ぐらいな気持ちで
トライしてはいかがでしょうか?








































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200年 今週のレッスン アロマカクテル~プリザーブドフラワー~

2020年02月13日 | フーちゃん作品

今週は
生花アレンジメントコースの
全てのグレードが同じカリキュラム
「アロマカクテル」

カクテルグラス型の花器に
芳香漂うポプリをいれ
渋めのグリーン系のソラフラワーを
メインにしたアレンジメントです

私の教室では
このような生のお花では無い花材で
制作するアレンジメントレッスンは
基本的には
希望者のみの花材注文制にしています

圧倒的に
希望者が少ないからです😥

もちろん、デザインにもよりますが
今回の「アロマカクテル」は
本当に希望者が少なかった😢😢😢

原因は色々あるとは思います
例えば
✳色合いが好きじゃない
✳デザインが可愛くない
✳手間がかかりそう
✳生のお花以外は作らない
などなど…

私自身はこのようなカリキュラムの場合
敢えて作ることにしています💧
せっかく「作りたい」と
手を挙げて下さった方には
少しでも「作って良かった〜」と
思って頂きたいのです

デザインは
テキストと同じものである必要はありません

作り手の独自デザイン
全然OK!!( ̄▽ ̄)δ⌒☆

花材の質感をいかして
その方達のイメージするものを
作れば良いのです

私はグリーン系の色が好きです
カクテルグラスを模した花器もオシャレ
でも、テキストのような
花材配置はちょっと私の中では違うかな😰

✴ゴールドの色目をもう少しプラス
✴ティーツリーを立ち上げない
✴パールビーズの色
✴ちゃんと両面構成にする
✴ナチュラルグリーン系の自然素材をもう少しプラスする

以上を踏まえて
私の「アロマカクテル」は
こうなりました




ティーツリー
短くして左側に流しています

ゴールドのスケルトンリーフで
ゴールドという色と
スケルトンの軽やかさをプラス




少し見る角度を変えるとこんな感じです





上から見るとこのようになります

パールビーズは大小のミックスで
ワイヤー制のものです
色はモスグリーンのような色で
花材との統一感を出しました

上品で
オシャレな雰囲気を
めざしましたが
なかなかに難しかったです😅













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2020年 今週のレッスン 2月4日~2月10日 スィートハート、アムール

2020年02月06日 | 今週のレッスン
今週のレッスンデザインは
「バレンタイン」を意識した
デザインです

Basic:  スイートハート
Gradually,Professional:  アムール

初級のスイートハートは
毎年人気のバレンタインデザインです
ピンクのハート型バスケットに
(数年前までは赤いバスケットでした)
赤い色の花をメインに
緩やかなアーチ型にアウトラインを取る
絶対に可愛いに違いない
デザインです

緩やかなアーチスタイルですが、
やはりアシンメトリーの
アウトラインをとりましょう

左右どちらかにポイントを付けると
動きがあり、素敵に見えます

アムールは
花束をラッピングさているような
デザインの花器を使います
つまり、イメージするのは
「花束」です
それも
「キュッ」と
花が詰まった
キュートな可愛い花束です

花材として「コデマリ」を使いますが
これがなかなか難しいかも💧
普通、枝ものは
枝の流れを美しく見せます
必然的に長いサイズで
アレンジのデザインに取り入れますが…
今回は違います!!

💐可愛い花束💐
コデマリの枝が長〜く出てしまうと
「キュッ」と花が詰め込まれた
可愛らしい雰囲気が
薄れてしまいます😰

テキスト参考デザインのサイズ設定を
厳守した方が良いでしょう

ただし、
コデマリは左右どちらかに
少し流します
「少し」です「長〜く」では
ありません😆

教室で制作する時は
まだ花があまり咲いていませんが
2、3日もすれば
白い手鞠状の花が咲き始め
とても可愛くなります(*^。^*)















 
















































































































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2020年 1月のいけばなコース

2020年02月06日 | いけばなコース
前期 基本形
初級:  スラント
中級:  ヴィンデント

後期  フリーデザイン
初級:  息吹
中級:  ハートローズ

今年からいけばなコースの作品は
前期後期まとめて1つの記事にします

スラント
シャープな印象いかに表現するのかが
難しいです
また、トクサをカクカクと折りながら
三角形の角を美しく作るのも
予め全体のサイズ感を
ある程度決めておかなければ
上手く行きません





ヴィンデント
「絡まる」「巻き付く」を表現します
花材の茎をいかに上手く矯められるのか?
ライングリーンの葉先まで
しっかりと美しい絡まりを表現するようにしましょう






息吹
サンゴミズキの赤い枝がよく目立つので
ラインの流れを
バランスよく美しく作ることが重要です
こちらも
春の息吹を感じるように
柔らかな印象にしましょう














ハートローズ
真紅の薔薇ガ情熱的な印象ですが
今回はこのバラを
横一列に並べます
微妙にアップダウンをつけ
足元にはキキョウランでクルクル
あちこちに向いた小さめループが
軽やかさを演出
ミスカンサスで作る
左右非対称のハートも
ポイントのひとつです














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