今週は基本形のレッスン週です
Basic: 四角錐
Gradually: ダイアゴナル
Professional: フォーマルリニアール
初級、中級の基本形はどちらも
輪郭線は直線
面は平面
で、構成される形です
どちらも大変技術力を要する形です💧
また、長さや角度を
精密に設定し
花材を配置しなければ
直ぐに形が崩れてきます
常々言っている事ですが
「基本形は輪郭が命」!
輪郭を
まずは正確に作るようにしましょう
ご自分の作品をよく見て
客観的な目で観察しましょう
「まぁ、ちょっと先端がはみ出たけど
いいや😛」
「長さが足りないけど
無いよりはマシ😒」
ダメ❌です
正確な輪郭ができるはずはありません
生徒さん達が作品を完成させ
「先生、見てください」とお声をかけて頂いて
拝見させて頂くと、
何だかよく分からない輪郭になっている部分があります
「あの、ここの花(葉)は
輪郭線を作っている花材ですか?
それとも面を作っている花材ですか?」
と、お尋ねする事がよくあります
「あー、それは
何となくこの辺が寂しいし、物足りない感じがしたからいれてみました」
というお答えが非常に多いのです
つまり、輪郭線とか面とか
あまり考えずに
花材の配置をされているという事です
これが輪郭線が崩れるひとつの原因だはないかと、思うのです
今、手に持っている花材
それは何のための花材?
何処に配置すべき花材?
なのか
少し意識すれば
格段に仕上がりは変わります
基本形レッスンの際、
私はいつも
「すごく難しいから
多分出来ないと思います!
だってこんな挿しかたを
今までやった事ないですから。
だからテキストみたいに綺麗な仕上がりには
なりませんし
出来ないからって
がっかりしなくても大丈夫です😊
でも、ひとつ目標を立てましょう☺️
輪郭線は直線だから
今日は直線が直線に見えるように
頑張ってみましょうね🤗
そこがクリアできたら
今日はレッスンした甲斐がありますよ😉」
基本形、
難しいから
なるべくやりたくないかもしれませんが
基本があってのフリーデザインだと
思うのです
上級の
フォーマルリニアール
しょっちゅうテキストでは登場する形です
「面(塊)」と「線」との対比
今回の花材も
難しい取り合わせです
モンステラが2枚
(テキストは1枚)
ユリの花は全てツボミ
(テキストは美しく咲いている)
キキョウランがスっと長い
(あまり長くないかも😨)
まぁ、いつもの事です💧
花材の状態が決してテキストと同じではないし
同じ種類の花材であるわけでもありません
今、手元にご自分の花
これを
どう生かすか
どう配置するか
テキスト同じ形には
絶対にならないはずです
発想を柔軟にして
花材の配置を決めてあげてください