フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

🔰のフラワーアレンジメント 第20回 ムーンダスト

2017年04月16日 | 初めてのフラワーアレンジメント

娘とのフラワーアレンジメント
早いもので、なんと20回目を迎えました

社会人となり仕事にも少し慣れてきて
時間にも気持ちにも少しゆとりが出て来た時に
「お花でもやってみようかな〜」と
軽い気持ちで始めたフラワーアレンジメント

今では、生花アレンジメントだけでなく
親しい友人やお世話になっている方へ
自分で作ったプリザーブドフラワーの作品を
プレゼント🎁するようにまでなっています

(その度に私は付き合わされていますが((笑))

最近はテキストを2人で見ながら、どの作品を作ろうかと話していると、私自身が「これ、「作ってみようかしら?」とピン!とくる作品と娘が「作りたい!」と思う作品が被ってしまう事が多々あります

もちろん、その時は娘に譲りますよ(笑)
「え~、それ、ママが作ろうかと思っていたのに~」と、一応言いますけれど、実は内心ちょっと嬉しくもあるのです^^*

さて、今回のアレンジメント作品は
4月のエクセレントコース作品
「ムーンダスト」

サントリーフラワーズが開発した
青いカーネーション「ムーンダスト」を
取り入れた作品です

実際は青と言うよりもとても綺麗な紫色
バラやデンファレもアレンジに使われていますが
この紫色のカーネーションが
凛とした存在感を放つ、とても素敵な作品です

デザインはトピアリースタイル
花器口周辺はアップダウンのついたラウンド
トピアリー部分に「ムーンダスト」を配置します

ですので、それ程難しい作品ではありません

注意点と言えば
「アップダウンのついたラウンド」部分を
どう作るか、

また、このラウンド部分の隣合う花材の配色です



今回は花材の色合いがとても綺麗でした
花材の本数もテキスト掲載のものより多めにあり、余るほど(*ˊૢᵕˋૢ*)



最初にドラセナでベース作り
ラウンドベースでサイズ決めも兼ねます






こんな風にドラセナをヒダ折にしてホチキスで留め、こじんまりしたサイズで全体に配置

この後は、ほぼ娘1人で仕上げていきました

出来上がりはこんな感じです



なかなか綺麗に出来ています

テキスト参考デザインでは、ミスカンサスをクルクルカールさせて下方に垂らして配置してありましたが、それが好きじゃない!という事で
ゆったりととした大きなカールをかけて、ラウンド部分に入れたそうです

ラウンド部分は完全両面構成になっています










「とっても綺麗に出来たじゃない!」と、言うと

「イヤイヤ、花材の色が綺麗だったから、それに助けられただけよ」

あれれ、随分謙遜した返事です(笑)


それでも納得の作品になったようです

久しぶりに作品と一緒に記念写真📷、










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🔰のフラワーアレンジメント 第19回 サニーエッグズ 〜リーススタイル〜

2017年03月05日 | 初めてのフラワーアレンジメント

娘とのフラワーアレンジメントレッスン
今年は今回のリース制作が初めての作品作りです

いつもテキストが届くと、BasicコースからProfessionalコース、プリザーブドフラワーコース
そしていけばなコースと、5冊のテキストの中からどんな作品を作るか二人で色々話すのですが、
今回は「これ!このリースが作りたいわ(^^)」と、即決定でした
 
私としては意外なチョイスでちょっとビックリでした…

その理由を聞くと〜

書店でフラワー関係の本を色々見ていた時に、ウェディング系の花の本を見たそうです
その中で披露宴のテーブルフラワーで、テーブルに置くリースアレンジメントの写真があったとか

こんな風にテーブルに置くリースも素敵だな〜☺️っと、思ったそうで…

(私が今ままで何度かテーブルリースを作って家のリビングなどに飾っていたにも関わらず、
娘は全くそのことを覚えていないことにちょっとがっくり!)

まあ、それはともかく、

今回はテーブルリースをダッチスタイルのテックニックを取り入れて制作するレッスン

① ダッチスタイルの技法をきっちり入れて作ること、
② 真上から見て輪郭をちゃんと円にすること、
③ リースなので作品の中央部分は空間を開け、テーブル面を見せること
④ 外側面、内側面にもちゃんと花材を配置すること

出来上がりは簡単に作れそうな気がする作品ほど、実際はそうではない!

なんだか、いつもそうですね😅


さて、花材はこちら



この花材の中で、リングフォームのカバーリングとして使うグリーンが
なんと!ドラセナゴッドセフィアナ!

エ〜!どうして〜!ドラセナゴッドセフィアナは葉が1箇所から2〜4枚が放射状に出て、
なおかつ葉の面積が広い、平面的な葉です
それでフォームのカバーリングはかなり難しいです😢

作品の仕上がりサイズも関係し、直径を30センチほどにしたいということだったので、
ドラセナをそのまま挿さずに丸めることにしました



1箇所から出ている葉はだいたい2〜3枚なので、1枚ずつホチキスで留め、作りたいサイズに収まるようにしました

「ヘェ〜、こんな細工をするのは初めてだな〜」
「まあ、今回はグリーンがドラセナゴッドだから、仕方ないわね、葉先をそのまま伸ばして挿すとリースの直径が大きくなりすぎるし、
葉先が丸まっていた方が可愛らしいじゃない?」

「なるほど、同じ葉でも、そのまま使うのと、ループみたいに丸めて使うのとは雰囲気違うよね」

ドラセナだけでは到底足りないので、ユーカリも細かくカットして配置しています

「ユーカリを挿す時はユーカリの流れを同一方向に揃える方が仕上がりが綺麗よ。
あっちこっち向いてしまわないように、流れを揃えましょう。
それから、フォームの上面だけではなく、内側にも外側にも配置してね」



今回のデザインには鳥の巣に見立てたシサル麻の中にエッグオーナメントを2個ずつ入れたものも3箇所配置しますので、
シサル麻の鳥の巣は先に作っておき、それの位置も大体決めておいてから花材を配置した方がいいでしょう

3箇所の鳥の巣が近づきすぎないように気をつけます



大きめの目立つ花材を3箇所、パイリングテクニックを使って明確に高さを変えてまず配置します

「ガーベラってどうしたらいいの?花の直径が大きいからなんだかリースからはみ出しそうなんだけど〜」

「そうよね、そのまま横に並べて高さを変えるのではなく、高い花の下に低い花が少し潜り込んだ感じにした方がいいわね
今日のガーベラはとても濃いピンクだし、花の中央が黒いから、二つのガーベラが並ぶとすごく目立ってしまうから」

「こんな感じかな?でも、茎を短くカットして挿すのってとても挿しにくいよね?」
「そうね〜、力の入れ具合かな?茎が潰れない程度に力を入れて挿すってなかなか慣れないと難しいかもね」



「次は?」
「少し小さめの花をペイビングテクニックを使って配置よ。高さ変えずに埋め尽くすようにするの。
最初のパイリングテクニックで配置した花の隣にね」

「ふーん、なるほどー、つまり隣り合う花のグループの高さを変えるってことね?
凸凹にするわけだ」

「そうそう(^^)」



「いやー、でも、これ、結構難しいね😅 真上からよく見て、横からよく見て、全体をよく見て…
難しいわー(・_・;」

「この黄色いソリダゴは1本1本挿すのではなく、3本ぐらいずつ束にしたものを全体に配置してね
これはクラストリングテクニッックというのよ」
「なるほどなるほど、ちょっと細長い感じのものが入ると変化が出るね」

「そうそう、形の異なる物がが入る、作品に動きが出るわね
そういう意味で、さあさあ、エッグオーナメントも入れてみましょう」

「本当、お花だけじゃない違う物が入っても楽しいね🎵」



「できた〜! どう? 丸くなってる?」

「うんうん、なかなかいいんじゃないの?
 上から見て、隣りあう花の色がメリハリの効いたはっきりとした色合いになってし、花材の高さも凸凹感出ているし。
 ただし、外側面でフォームが少し見えているところがあるから、残っているユーカリをもう少し挿してカバーしたらOKよ」

「あ〜、やっぱり見えてるところあったかー、ママの目は厳しい!」

「あはは😅、一応ね😅」






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🔰のフラワーアレンジメント  第18回 正月特別レッスン 「匠 TAKUMI」

2016年12月29日 | 初めてのフラワーアレンジメント


今年最後の娘とのフラワーアレンジメントレッスン

8月末に今使っているテキストが届いた時に
12月のアレンンジメントレッスンはどれを作るか?と
娘と色々話をした際、

「あー!これ、これ、お正月はこの『匠』作ろうかな🎶〜」
と、娘

「え、えぇ〜?? これ? このランのお花ばっかり入っている『匠』?
 え、本当にこれ?」

「そうそう😀 だって、綺麗じゃない(^_^) それにカッコイイ!」

「うん、まぁ、そうだけど…これ、いつものレッスン花材よりもかなりお値段アップしてるけど、大丈夫?」

「大丈夫よ、ボーナスあるし(ウヒヒ)作りたいって思うもの作った方がいいって、ママ言っているじゃない!」

「もちろん、そうよ😀 じゃあ、これ、注文するわよ、本当にするわよ」

「お願いしまーす」


と、いうわけで、『匠」花材を注文
配送ボックス1箱の中は、花材が絶対に動いて痛まないように、厳重に固定されていました💦



クレイの花器1個 (フローラルフォーム1ブロックがほぼそのまま入りほどの横幅です)

竹3本、水引、大王松1本、五葉松2本、
褐色のシンビジューム1本、ミディ胡蝶蘭ピンク1本、ミディ胡蝶蘭黄色1本、
カトレア1輪、モカラ4本、
ドラセナ2本、シロシマウチワ2枚、
#18ワイヤー5本、フローラルフォーム1本
おまけ花材で長めのアイビー(数えてませんが、10本ほどかな?)

「さぁ、やるぞー! 今日は今年最後のお花のレッスンだから
 最後はちゃんと作品と一緒に記念撮影するからねー😉 
 最初は何から挿せばいいの?」

いつになく張り切っている娘です(笑)

「最初はこの太い竹3本からよ
 中央から右よりか左よりか、どちらかに寄せて挿してね。
 3本は横一列に並べるのではなく、前後をつけて立体的に配置するのよ。

 そのあとは五葉松、そしてカトレアという順序でいきましょ」

「この五葉松、短い脇枝がすごくたくさんあるけど、これは?」

「もちろん、カットしないと、モジャモジャしてうっとおしいわよ
 見せたい枝ぶりを見極めて、カットしてね」

「はーい!」






「どう?こんな感じ? あ、そうだ、この松変わっているから、一緒に写して!」

「え?五葉松と写真とるの? あはは、面白いこと言うわね」




竹3本、五葉松、そしてカトレアを配置するとこうなります



「次は?」

「次はこの大王松よ  パラパラとした葉が美しく見えるような角度を探して挿しましょう」



「うわ〜、すごいね、迫力あるぅ!」

「ここからは、残っている花材をどんどん足していけばいいわよ
 まずは五葉松とは対角になるようなミディ胡蝶蘭からいこうか?
 それに、カトレアの下側にシロシマウチワね」

「はーい🎶」




「いい感じ、いい感じ(^_^)
 どんどんいきましょうー!」

二人でぺちゃぺちゃと喋りながら一気に作業は進み…

こうなりました




胡蝶蘭、とっても綺麗です







褐色のシンビジュームも単体で見ると、え?と思いますが、こんな風に合わせると、ぴったりな色合いです




五葉松には小さな松の実がたくさん付いていて可愛いです




水引も豪華です







早速お玄関に飾りました(^_^)





この一年で娘のアレンジの回数はそれほど多くはありませんでしたが、コンスタントに続けてきた甲斐はあったように思います

来年もさらに腕を磨いてほしいなぁ☺️





















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🔰のフラワーアレンジメント  第17回 ロマンチックキャンドル

2016年12月05日 | 初めてのフラワーアレンジメント


娘とのフラワーアレンジメントレッスン 第17回目は

「ロマンチックキャンドル」(Professionalコース)

先週に引き続き、2週続けての娘とのレッスンです
Professionalコーステキストの表紙にもなっているこの「ロマンチックキャンドル」は
ダッチスタイルライセンス対応のカリキュラムでもあります

今回のポイントは「パラレルスタイル」
平行に花材を配置していくスタイルです

花材の花は全てピンク色
キャンドルもピンク系
クリスマスのオーナメントボールもピンク系

誰もが「かわいい💖」と作りたくなるアレンジですね(^^)


さて、教室によって、花材のピンク色の程度は多少異なっています



娘用の花材は、バラがとても濃いピンク色
ドラセナは残念、赤ドラセナではありませんでした

使用花器はテキストでは黒のスライド花器2個セットになっていますが、
何人かの生徒さんも使っていた白い船形の花器を使う事にしました

「さあて、始めましょうか、まず、花器にフローラルフォームをセットするのだけれど
花器に入れるフォームはひとつながりでなくても構わないわよ。
入れやすい大きさにカットして、花器の縁よりも2センチほど高くなるようにしてね」

「この花器の形に合うようにカットするのって、結構難しいね💦」



確かに、フローラルフォームを花器に合わせて無駄なくカットするには
かなり慣れが必要です

あまり器用ではない娘も案の定、削りすぎて花器との間に隙間ができたり
削らなさすぎて、花器に入らず、力づくで押しこんだり…(笑)



「なんとか入ったわ〜😅 さて、次は?」

「最初はドラセナの葉で前側面のフローラルフォームと花器をカバーリングするのよ。
この船形の花器は地模様が入っているし、色も白で、見えていてもいい器だから
ドラセナの葉で全てをカバーする必要はないわね。
テキストの参考作品ではドラセナの葉を挟みでカットして、ワイヤーなどでフォームに挿し留めているの」

「えー?ハサミで切っちゃうの?」

「この作品はそうしているわね。でも、ハサミで切ると当然吸水できなくなるからすぐに枯れる、というか、
変色してダメになる」

「せっかく作るのに、すぐに葉がダメになるのは嫌だな」

「そうね〜、だからこんな風にドラセナの茎は吸水できるようにフォームに挿して、葉も切らないで
ランダムにタックをとるような感じで所々ワイヤーで留めたらどうかしら?」

「なるほど〜! これ、後ろもするの?」

「ドラセナの葉が余れば後ろ側も同じように作っておくと丁寧な仕上がりにはなるわね」

と、いう事で、正面と後ろがドラセナでこのようにカバーリングされました







「やっとベース部分ができたから、今からフォームの上面に取り掛かるわよ。
コヒバは短くして上面のカバーリング、それからキャンドルが一番高い花材となるように
高さ設定をして垂直方向に平行に配置していくの。他の花材、アカメやなぎやサンゴミズキ、スィートピーなどは
キャンドルよりも必ず低くなるようにして、キャンドルが目立つようにしましょう」

「全てを平行に挿すって難しい! だいたいキャンドル自体が既に曲がってるし…」

「あはは^^; 確かに… キャンドルの曲がり部分はちょっと向きを変えて、とりあえず正面から見て
まっすぐに見える向きで使って見て」

「こんな感じかな〜?」




「そうそう、いい感じ🎶
フォーム近くには大きな花、つまり、バラやシンビジュームを低く配置して
脚元に安定感を出すのよ。
ドラセナの葉を後ろ側に配置したからバラやシンビジュームも後ろ側に少し配置すると
両面構成の作品になるわね」

「脚元に低く配置するって、すごく短く切らないとダメなんだ!
バラは茎が太いから挿しやすいけど、シンビジュームは茎が柔らかくて曲がってるから挿しにくいわ〜」





高さのある花材を垂直に平行に配置し、大きな花材を脚元に低く配置する、このメリハリをハッキリとつけているから、
この作品は美しいのです

難しい、難しいと言いながら、完成に近づいています


オーナメントボールがある側が正面




オーナメントボールの無い側が後ろ側




上から見ると、まだフローラルフォームの地が見えている部分があるので、そこをコヒバでさらにカヴァーリング
垂直に平行に配置されている花材の隙間にコヒバを入れるのは結構大変ですが、なんとか完成したのがこちら!




右端のバラとオーナメントボールが上下になっているのが気になりますね〜(笑)







垂直方向に配置する花材は全て平行にし、
また、平行に配置する花材と花材の間隔の取り方、
また、その長さ、
キャンドルも含めた花材の色の振り分け方など、
実際に作って見ると、この作品はかなり難易度の高いものだと思います






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🔰のフラワーアレンジメント 第16回 ドリーミービューティ

2016年11月27日 | 初めてのフラワーアレンジメント

娘とのフラワーアレンジメントレッスン 第16回目は
「ドリーミービューティ」(Graduallyコース)

茎のすらりとしたラインが美しいカラーをメインに
花数を抑えた、とても上品なデザインです

不思議なことに、教室ではこの作品を作る人は誰もいません!?
清楚な雰囲気の漂うアレンジメントですが、
なぜなんでしょう?(笑)

唯一、娘だけが「作りたい!」と、手を挙げたのです(^。^)



さて、娘のアレンジメントもほぼ1ヶ月ぶりです

「うわー、お花をするの、なんだか久しぶりだわ〜」

「だって、毎週毎週誰かさんとどこかへお出かけしてるんだから、する時間ないわよね」

「えへへ(^^) まあね〜、ところで、今日は何を作るんだっけ?」

「え? 忘れてるの? いゃ〜ね〜!これでしょ?これこれ!
あなたが、これを作りたいって言ったんじゃない」



「あ、そうそう、これよ、これ、思い出した😅
この白い細長い花、これ、なんていう名前?」

「カラー、っていうのよ(^^) 今回はこのカラーの茎のラインを綺麗に魅せるところがポイントよ(^^)
今日はその他の花も、とても綺麗なものが揃っているわね〜
ただし、残念なことに、ユリの花、咲いてないけど…」



「ありゃりゃ〜、ほんとだ、これ、使うの?」

「そうね〜、蕾の状態でも配置場所を変えて使うことはできるから
やってみましょうーp(^_^)q)

「このピンクの花は何て言うの?」



「これはね、モカラというランの種類よ。
さっきのカラーも、モカラも初めての花材よね?
では、始めよっか?」


と、いうことでアレンジ開始です

今回のデザインでは最初にドラセナの葉をホチキスでヒダをとるように留めたパーツを作ります





アルファベットの「M」という文字のように、山をひだで2つとるようにしてホチキスで留めます
これを沢山作ります




このパーツを2つもしくは3つ合わせてさらに一つのパーツにワイヤーでまとめ
それを最初に配置していきます

この時、その後の花の配置をイメージしながら挿す必要があります



「後から入れる花をイメージして挿すって難しいわ〜」

「あはは、そうかもしれないけれど、行き当たりバッタりで入れると、収拾がつかなくなるわよ(笑)
自分の作りたいデザインをイメージしながら挿すことは当たり前」

「はーい^^;」

「咲いていないユリの花の代わりに、モカラを切り分けて右側に配置しようか?」

「こんな感じかなー? ついでに蕾のユリも挿してみたけど…」




「そうそう、蕾の細長い形がちょこっと突き出ていると変化が出るわね

次にテキストはバラの花だけど、今日はガーベラの花に変わってるから
それを入れてみましょう」

「はいはい🎶 これ、花がくっついたらダメなのよね?」

「もちろん! 最初に入れたドラセナの葉よりも花が浮いているように、
あまり深く挿しすぎないように気をつけて

そのあとはカラーの花よ。3本のカラーの長さ、向きが重要だから
1本ずつよく確認しながら挿してね」



「これ、緊張するね、花の向きと角度、なかなか難しいわ〜💦」

「そうね、1本めを入れて2本めが決まる、2本めが入って、3本めが決まる
なかなかハイレベルよね(笑)」

「うわー、ドキドキするわ〜」




「あら、綺麗に決まってるわよ。3本めは茎が一番長くなるから、少し手で矯めをきかせてもいいけど、
多分明日には茎がまっすぐに戻るかも」

「こんな感じかな」



「キレイキレイ🎶、すごいキレイに入ってるわよ」

「あはは、サンキュー」

「あとは右側に白いデンファレを配置して、最後に大きく円を描くようにベアグラスを入れて完成!」

「ベアグラスって右側と左側と両方に配置して先端はどうするの?」

「そのままでは当然バラバラになってしまうから金コードという細いゴールドのワイヤーを使って
軽く留めればいいわよ
これは一人でやりにくかったら手伝ってあげるわよ(^^)」

「これ、一人じゃ絶対無理だわ💦」

「そうでもないけど、まあ、あなたは初心者だから手伝ってあげるわよ、あはは💦」


さてさて、出来上がりはこちらです



ユリの花が咲いていなくてちょっと残念ですが、なかなかキレイにできています

早速玄関へ移動して、また写真を二人で写しました(笑)













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