娘とのフラワーアレンジメントレッスン
今年は今回のリース制作が初めての作品作りです
いつもテキストが届くと、BasicコースからProfessionalコース、プリザーブドフラワーコース
そしていけばなコースと、5冊のテキストの中からどんな作品を作るか二人で色々話すのですが、
今回は「これ!このリースが作りたいわ(^^)」と、即決定でした
私としては意外なチョイスでちょっとビックリでした…
その理由を聞くと〜
書店でフラワー関係の本を色々見ていた時に、ウェディング系の花の本を見たそうです
その中で披露宴のテーブルフラワーで、テーブルに置くリースアレンジメントの写真があったとか
こんな風にテーブルに置くリースも素敵だな〜☺️っと、思ったそうで…
(私が今ままで何度かテーブルリースを作って家のリビングなどに飾っていたにも関わらず、
娘は全くそのことを覚えていないことにちょっとがっくり!)
まあ、それはともかく、
今回はテーブルリースをダッチスタイルのテックニックを取り入れて制作するレッスン
① ダッチスタイルの技法をきっちり入れて作ること、
② 真上から見て輪郭をちゃんと円にすること、
③ リースなので作品の中央部分は空間を開け、テーブル面を見せること
④ 外側面、内側面にもちゃんと花材を配置すること
出来上がりは簡単に作れそうな気がする作品ほど、実際はそうではない!
なんだか、いつもそうですね😅
さて、花材はこちら
この花材の中で、リングフォームのカバーリングとして使うグリーンが
なんと!ドラセナゴッドセフィアナ!
エ〜!どうして〜!ドラセナゴッドセフィアナは葉が1箇所から2〜4枚が放射状に出て、
なおかつ葉の面積が広い、平面的な葉です
それでフォームのカバーリングはかなり難しいです😢
作品の仕上がりサイズも関係し、直径を30センチほどにしたいということだったので、
ドラセナをそのまま挿さずに丸めることにしました
1箇所から出ている葉はだいたい2〜3枚なので、1枚ずつホチキスで留め、作りたいサイズに収まるようにしました
「ヘェ〜、こんな細工をするのは初めてだな〜」
「まあ、今回はグリーンがドラセナゴッドだから、仕方ないわね、葉先をそのまま伸ばして挿すとリースの直径が大きくなりすぎるし、
葉先が丸まっていた方が可愛らしいじゃない?」
「なるほど、同じ葉でも、そのまま使うのと、ループみたいに丸めて使うのとは雰囲気違うよね」
ドラセナだけでは到底足りないので、ユーカリも細かくカットして配置しています
「ユーカリを挿す時はユーカリの流れを同一方向に揃える方が仕上がりが綺麗よ。
あっちこっち向いてしまわないように、流れを揃えましょう。
それから、フォームの上面だけではなく、内側にも外側にも配置してね」
今回のデザインには鳥の巣に見立てたシサル麻の中にエッグオーナメントを2個ずつ入れたものも3箇所配置しますので、
シサル麻の鳥の巣は先に作っておき、それの位置も大体決めておいてから花材を配置した方がいいでしょう
3箇所の鳥の巣が近づきすぎないように気をつけます
大きめの目立つ花材を3箇所、パイリングテクニックを使って明確に高さを変えてまず配置します
「ガーベラってどうしたらいいの?花の直径が大きいからなんだかリースからはみ出しそうなんだけど〜」
「そうよね、そのまま横に並べて高さを変えるのではなく、高い花の下に低い花が少し潜り込んだ感じにした方がいいわね
今日のガーベラはとても濃いピンクだし、花の中央が黒いから、二つのガーベラが並ぶとすごく目立ってしまうから」
「こんな感じかな?でも、茎を短くカットして挿すのってとても挿しにくいよね?」
「そうね〜、力の入れ具合かな?茎が潰れない程度に力を入れて挿すってなかなか慣れないと難しいかもね」
「次は?」
「少し小さめの花をペイビングテクニックを使って配置よ。高さ変えずに埋め尽くすようにするの。
最初のパイリングテクニックで配置した花の隣にね」
「ふーん、なるほどー、つまり隣り合う花のグループの高さを変えるってことね?
凸凹にするわけだ」
「そうそう(^^)」
「いやー、でも、これ、結構難しいね😅 真上からよく見て、横からよく見て、全体をよく見て…
難しいわー(・_・;」
「この黄色いソリダゴは1本1本挿すのではなく、3本ぐらいずつ束にしたものを全体に配置してね
これはクラストリングテクニッックというのよ」
「なるほどなるほど、ちょっと細長い感じのものが入ると変化が出るね」
「そうそう、形の異なる物がが入る、作品に動きが出るわね
そういう意味で、さあさあ、エッグオーナメントも入れてみましょう」
「本当、お花だけじゃない違う物が入っても楽しいね🎵」
「できた〜! どう? 丸くなってる?」
「うんうん、なかなかいいんじゃないの?
上から見て、隣りあう花の色がメリハリの効いたはっきりとした色合いになってし、花材の高さも凸凹感出ているし。
ただし、外側面でフォームが少し見えているところがあるから、残っているユーカリをもう少し挿してカバーしたらOKよ」
「あ〜、やっぱり見えてるところあったかー、ママの目は厳しい!」
「あはは😅、一応ね😅」