フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

2019年 今週のレッスン 8月27日~9月2日 サンシェード、クラッシー

2019年08月29日 | 今週のレッスン

早いものでもう8月の最終レッスンを迎えました

8月前半は殺人的な暑さに見舞われ
後半の今 異常な雨の降り方
異常気象に振り回された8月でした

レッスンで往復車移動の私は
夜の帰宅が殆ど

夜の突然のゲリラ豪雨は
本当に怖い😱
全く前が見えない程の大雨に襲われると
ハンドルにしがみつくように前のめりに運転してしまいます

また、ニュースで知る限るは
九州地方は50年に一度という豪雨

福岡、佐賀、長崎など
私がプライベートで何度も訪れたことのある地名が
ニュースで流れる度に
心配で心が痛みます

ここ数年、毎年少しずつ天候がおかしくなっていくのを
感じずにはいられません

甚大な被害が出ない事を祈ります

さて、来週からはもう9月
アレンジメントの花材やデザインも少しずつ秋の雰囲気になってきました

今週は
Basic,Gradually サンシェード
Professional クラッシー

サンシェードはハランで作ったシェードに
グロリオーサを合わせ
その下で花たちが気持ちよさそうにおしゃべりしているようなイメージです

クラッシーは大輪のアナスタシアをメインにした
フリーデザインです

「フリーデザイン」と書いたのは
特にテキストと同じような配置にする必要は無いという事です
今回はアウトラインも決まりは無いし
手元に来た花材を見て
「こんな風につくりたいなぁ」と
イメージが沸いたものを作って頂ければ
楽しいかな🎶と、思います

アナスタシアが綺麗に見えること
アップダウンがついていること
花材配置がアシンメトリーであること
作品全体がだらしなく見えないこと・・・
ぐらいでしょうか😅

今回のように特徴的な形の花材が特にない場合は
テキスト作品は1つの作例だと考えて頂いていいと思います😊































































































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2019年 今週のレッスン 8月22日~8月26日 クレッセント、ホガース、フォーマルリニアール

2019年08月27日 | 今週のレッスン

今週は基本形のレッスン週
お盆休み明けのレッスンです(^^)
ちょっと、いえ、かなり難しい💦基本形となりますが
参加頂いた皆様、頑張りました😊

Basic : クレッセント
Gradually : ホガース

この2つはアウトラインの曲線の作り方が大変難しい基本形です

花材の長さ、角度、比率、など
美しく見えるためには色々な決まりがあります

教室で説明を受けて
納得しても
なかなか自分の作品にそれを反映させられないという
ジレンマがあると思います

基本形は、やはり何度も作り込まなければ
自分のものにはなりません

レッスンでは
一度しか作ったことがないというのが普通です

復習はいつでも出来ますので
思い立ったり
やってみましょう


Professional : フォーマルリニアール

「面」と「線」との対比を表現するデザインですね
こちらはProfessional の基本形です

花器口付近は花材に動きをつけないで
花材で花の塊を作り、その塊から
茎のラインが美しく見える花材を配して
花の「塊(面)」と「線」との違いをハッキリとつけます

中途半端な長さの花材は不必要
メリハリをつけ、
面と線が両方とも美しく見えるようにデザインをしていきます

今回、カスミソウも花材として入っていますが・・・
カスミソウも入れすぎては
面と線がきれいには見えなくなります

くれぐれも入れすぎには要注意!



















































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光触媒加工のアーティフィシャルフラワーで~ハミングバード~

2019年08月18日 | フーちゃん作品

お盆休みのレッスンカリキュラムは
毎年生花アレンジではなく、
プリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワーの
アレンジメントがここ数年続いています

今年はバードケージ(鳥かご)をイメージした
ワイヤーベースを花器にした
キュートなデザインです

教室レッスンはお休みにしていますから
生徒の皆様にお渡し出来るのは
8月後半になりますが、
ひと足早くサンプル作品として作ってみましたので、
是非参考にしてみてください😊

まず作品①
基本の花材セットで作ったものです




テキスト掲載作品のアーティフィシャルフラワーと
かなり変更になっています😓
メインの花の種類は「ラナンキュラス」
サイドの小さな花も「ダリア」に変更
グリーンや小花の種類もほとんど変更になっていましたが若干量は多くなっているようです

材料はこちら



バードケージ



このようなワイヤー製のベースを使用する場合、
気をつけることは
花材を挿すためのフォームの分量と設置場所です

スケスケスカスカで「面」というものがありません

360度どこからでも丸見えですので
最小限の分量で花材を配置すべきです
フォームを大きくすると
見える面が増える
→つまりカバーしなければならない面が多くなる
→花材の量が増える
→モリモリと花材のボリュームが出る
→作品の出来上がりに影響
→それがこの作品に相応しいかどうか?

生花アレンジメントで
アーチを取り入れたデザインと同じで、
このバードケージは
上部がアーチ状になって囲われています

その下方の空間は
デザインを行う上で大変重要です

アーチ上部までの高さに1/2までの高さに
花材の高さを抑える事

また、フォームを設置する場合
このバードケージの底辺の端から端まで
横長にフォームを置くことも避けるべきです

左端と右端に1つずつ別々に設置し、中央部はフォームを置かないようにします

理由は・・・やはりフォームの面をできる限り少なくしたいからです

下部にフォームを敷き詰めると、
とにかく隠すために何かしらフォーム上に配置しなけらばならなくなるからです

出来上がった時に
このバードケージの中の元々の空間の50%が
何も無い空間のまま残るようにした方が良いでしょう

さて、どのようにフォームを設置するかというと



こんな感じです😊

予め薄〜くジュートファイバーてフォームをザックりと
カバーしておきましょう



あとはいつもの様に花材を切り分け
ツイスティングメソッドでワイヤリング、テーピング

メインの大きなラナンキュラスと
白っぽいダリアの花の位置を決めてから
その他の花材を配置していきましょう











さて、次に
手持ちの花を少しプラスしたら応用デザインも
作ってみました

作品その②



左側の小さな3輪の花です



メインの大きな花がラナンキュラスだしたから
同じくラナンキュラスの小さな花を
オレンジ1個、黄色1個、オレンジの蕾1個です

これらを加えることで最初の花材の配置を全てやり直しました

右側




真上から



オレンジ色の小さなラナンキュラスをプラスしたので
元々のオレンジ色のアジサイは
控え目に配置し直しています

また、アレンジメントの中に黄色い可愛らしい小鳥のピックが入っていますが
これもプラスした材料です^^;

このように手持ちの花を作品にプラスすると
ぐっと雰囲気が変わり
作品に個性もプラスされますね😊

ただし、あまり大きな花はオススメしません
メインのラナンキュラスが
ホントに大きくて、かなりインパクトがあるので
プラスするなら小さな花にしましょう(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°

私の教室でのレッスンは
8月22日から再開します

まだまだ暑い日が続きます
皆様、無理せずお過ごしくださいね💕









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ドラゴンヤナギのリースを再利用 ナチュラル感たっぷりのアジサイリース

2019年08月15日 | フーちゃん作品

お盆の15日、台風10号で予定が狂ってしまわれた方
とても多いと思います

私の住んでいる神戸の西部
午前中は晴れていました
断続的に雨風が強くなったり弱くなったり

でも
今は台風らしい(?)状況になってきました

何事もなく、過ぎていくことを願うばかりです

さて、私は21日まで少し長い夏休み
その間、旅行に行くわけではなく
ほんとに家でのんびりと普通に過ごしています

また、生花はこの暑さ
直ぐにダメになってしまうので
アレンジメントは作らず、
プリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワーで
思いついたものを作っています

3日ほど前に
ドライアジサイのリースを作りました(^^)



このリースで使用しているリース台
実はアレンジメント「サマーデコレーション」で作った
ドラゴンヤナギのリースです



このアレンジメントの上部に設置したリース台です
実はこれを作る時から、
このアレンジメントの後は、
このリースをドライにして、
アジサイのリースを作ろうと考えていました😅

ドライになると、こんな風になるのですよ




暑かったこともあり、カリカリ〜
ある部分は茎の色が黒っぽく変色しており
ここがいい感じなのです(^^)

また、アジサイは庭のアジサイを自分でドライにしたものを使っています



「霧島の恵」という品種のアジサイで
7月29日に収穫した花です

濃い水色のアジサイは「西安」という品種
こちらもほぼ同じ時期に収穫しました



とても綺麗に色が残って今年はドライアジサイ大成功🤗

アジサイだけでは単調になるので
ルリダマアザミと
ハイブリッドスターチスのドライもプラス
これらも自分でドライにしました

一種類だけソリダゴのドライは
花材店で購入したものを使いました









ドラゴンヤナギは予め脇枝のヒョロしたラインを敢えて残すように作っています
勿論、アジサイリースに使うための計算です

黒く変色したのは偶然ですが
この黒い部分をわざと見せるように花材をレイアウト
全体がちょっと引き締まった感じになりました

花材は全てグルーガンで付けています



このようにレッスンカリキュラム以外にも
私はいろいろ作品を作ってしまうので
飾る場所を確保するのが大変ですが
リースは壁に掛けられるので比較的飾りやすいと言えます

家の2階に渡り廊下があり
その廊下の片側をプリザやドライ物のスペースに
あてています







色々なアジサイや
アナベルのドライもとても綺麗にできましたが、
なんせ大人の頭以上の大きさのものが3つも出来
かさばるのでここに置くしかありません😅



ちなみに左上のリースもアジサイリース
「ブラックダイヤモンド」という品種のアジサイを
生の状態でワイヤリングし、リース台に留めつけ
そのままドライにしたものです

夏の暑い時期、生花のアレンジメントは
作っても日持ちしませんが
ドライもの、アーティフィシャル系、
プリザーブドフラワーは直ぐにダメになる訳ではありません
ちょっと工作っぼい作業にはなりますが
作りがいはありますし
色味も直ぐに変わらず長く楽しめる作品が
仕上がります

暑い夏はこういう作品作りが楽しみです🤗










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グリーンメリアがポイント、爽やかサマーデコレーション

2019年08月10日 | フーちゃん作品


今週のgradually のカリキュラムデザイン
「サマーデコレーション」

これをテキストで見た時は
「わぁ〜🤗、久しぶりの立体構造物!
楽しそう😆、絶対これは作るぞー💪」
と、決めていました😅

作品は花器の上部にヤナギでリースを作り、
下部の花器にはリースを支える支柱を建て、
花器の上にももちろん花材をアレンジ!

もう、可愛いこと間違い無しのデザインです🤗

個人的にはこのような立体的構造物を作り
作品に取り入れるデザインは大好きです(^^)

また、グリーンのリーフ類で作るグリーンメリアも
その時その時で仕上がりが全く異なりますので
非常に作りがいがあります

こんな風になりました(^^)



今回はグリーンメリアがフォーカルポイント
薔薇がどんなに綺麗でも
メリアが主賓です

出しゃばってはいけません

上部のリース部分にも
花材を配置し、真上から見てちゃんとリースとして
成立するように作ります



上部の花材は
全て茎を長く残してフローラルフォームに挿していますから直ぐに枯れることはありません



下部のフォーカルとしてのグリーンメリア
今回はミスカンサスも使い、可愛く仕上げました




小さな小さなフラワーガーデンが
テーブルの上にやってきたような気がする作品となりました😊








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