フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

めちゃ可愛い😍 ドリーミーパフェ ~夏休みこども🌸アレンジ

2019年07月27日 | フーちゃん作品


私のやっているアレンジメント教室では
「夏休み限定のお子様向けのアレンジメント作品」
が作れるというのを皆様ご存知ですか?

ドライフラワーやプリザーブドフラワーなど
生の花材を使わずに
夏休みの自由研究としても
作って頂けるようなデザインのものを例年用意しています

お子様向けなので、
作品のデザインは分かりやすく
難易度も高くはありません

大人が作るにはちょっと簡単かな、という作品です

でも、今年のこどもアレンジの作品
「ドリーミーパフェ」は
ちょっと違います🤗

作品を制作する材料として
プリの薔薇1輪やアジサイもありますが
「ムース粘土」というフワフワの粘土が入っています

それで自分好みのパーツを作って
作品にプラスするわけです

「パフェ」なので
スィーツ系のお菓子を作って入れるととても可愛くなります

こういう作品、私、好きなんですよね〜😅
ついつい、凝ってしまって
やり過ぎてしまいます💦




元々の花材セットには
バステル調のムース粘土が4色はいっています

このムース粘土で色々なデコレーションピックを
作るのですが、私は百均ショップで売られている
同じようなふわふわ粘土も使って
ピックを作りました

最初に作ったピックがこれらです




















これらのピックを使用して
最初に仕上げた作品が実はこちら






この写真をインスタにアップしたら
娘が珍しく❤いいね!をつけて
即、LINEで「これめちゃ可愛いー」
「これ、作れるの?」と、即送ってきました

なるほどね、
こういうポップな色合い
いかにもfake(作り物)的な感じって
意外に可愛くて写真映えするものなのです😍

折角だからもっとパワーアップして可愛くさせようということで

更にスイーツ系のピックを作りました

マカロン、ドーナッツ、チュロスです










この3種類を加えただけで劇的に可愛くなったのです
(最初の画像)

もちろん花材配置はガラッと変えています



後ろ側は最初の段階で
羊毛でソフトクリームのような渦巻きを作り
フォームのカバーリングも兼ねて
このようになっています



スイーツのパーツを作るとき、
クッキー型やのし棒があると便利です

また、マカロンはとても簡単に作れます

チュロスもお菓子の絞り型でつくっています

いかがですか?
今年のこどもアレンジは
とても作りがいのある作品です

今からでも申し込めますよ😉
やってみませんか?
とっても楽しいですよ🤗

ちなみに私の娘、絶対作りたいというので
追加注文しました〜







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2019年 7月のプリザーブドフラワーコース ブルーラグーン、カルメン

2019年07月27日 | プリザーブドフラワーコース

今年は梅雨入りが遅かったのに
もう梅雨が明けたというニュース

そして梅雨明けと共に
突然の猛暑

30度超の異常な暑さに
毎日ぐったりしてしまいます

来週には8月になるのですから
当たり前と言えばそうなのですが、
9月、いえ10月始めぐらいまでは暑い日が続くのでしょうね😓

さて、今月のプライマリーコースは
夏らしいブルーを効かせたデザインの
「ブルーラグーン」

ゴールドの貝殻と花器のブリキ缶のゴールドのレリーフ模様がよくマッチした作品です

クリエイティブコースは
「カルメン」

波打つ花弁が美しい「アモローサローズ」の
ブリティッシュグリーンという緑色が
上品でシック
おちついたグリーンなのに
何故か華やかさも感じます

この作品、手元にある写真は私が作った一枚のみです

ブルスアルファの花材としては黒いプリバラを
全体の引き締め役としてつかいました










































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2019年 今週のレッスン 7月16日~22日 コウン、ヴィシェイプ、フリーセント

2019年07月18日 | 今週のレッスン

今週は基本形のレッスン週です

Basic: コウン
Gradually: ヴィシェイプ
Professional: フリーセント


コウン(円錐)は両面構成の形ですので、
作品の表面積は意外に大きく、思ったよりも花材が沢山必要となります

また、大きな輪郭の花が多いと作りにくい形でもあります

底辺の形は「正円」です
この底辺の「円」をまずは正確に作りましょう
半径10センチとすれば、
左右幅前後幅は20センチ
当然斜め対角の長さも同じになりますが、
実はこの時点でズレて作ってしまう方が多いのです😣


この底辺の「円」をベースに
円錐が成り立つわけですから、
ここをいい加減に作っては❌ダメです

仕上がったコウンを真上から見たとき、
この底辺の「円」の輪郭を作るラインがちゃんと見えないといけないのですが、それが見えないのは、
底辺よりも上の花が飛び出しているからです。

初 見た目の形は単純ですぐ作れそうな気がしますが
初級の基本形のなかでは難易度の高い形です

ヴィシェイプは見た通り、正面から見て
「V」の形になるように
直線を意識したシャープな印象の基本形です

ただし、基本点①と②は高さが異なります
なのに、中心からの左右幅はほぼ同じ長さに設定しなくてはなりません💧

なんて難しいのでしょう😳😫😖

輪郭線は全て直線
基本点③の角はくっきりとしたシャープな角になるような花材を選びます

直線の花材の茎か、スチールメジャーなど、輪郭線の仕上りをチェできる物を輪郭線にあてがって
花材が飛びでしてないかどうか必ず確認!

輪郭線がスッキリとした直線であれば見た目の第一印象は全然違ってきます

いつも言うように
基本形は「輪郭線が命」

花材配置やら密度調整は
つくり込めばだんだんできるようになります

どのような基本形の場合も
まずは「輪郭をキッチリ作る!」ことを第一にしてください

Professional のフリーセント
今回は「上昇する流れ)を表現します

花材がう上へと流れて行くように見えるとためには・・・
花材の面を前にに向けずに、上へ向ける
花材が外側ではなく、
デザインの内側へ向くようにする
作品の密度を中心から外側へじょじょに薄くする
葉物の葉脈の方向性にきをつける・・・


結構気をつけねばならなち事がたくさんあります😅

家財配分は左右非対称が基本です

花器よりもずっと下の方にある架空ポイントから
花材が上へ湧き上がってくるようなイメージをもって作りましょう

私もこのフリーセント、作ってみました(^^)





今回は枝物が入るので、
その枝物のあつかいも難しいところです

ためをきかせる、はや枝の整理をする等・・・
自然なナチュラル感のある作品となりますが
ナチュラルさを出すためには
花材をその使えば良いわけではありません


ナチュラルに見えるように
丁寧に手をいれなければならないのです😊





























































































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2019年 今週のレッスン 7月11日、12日 カクテルパーティー、パームツリーシェイド

2019年07月13日 | 今週のレッスン

今週のレッスンは11日木曜日と12日金曜日の
2日間だけの開催です

先週の土曜日から今週の水曜日まで
早めの夏休みをとり、
夫と北海道へ出かけました😊

ちょうど今が花の綺麗な時期で
一度この夏の始めの頃に訪れてみたかったのです

レッスンをお休みしたお教室のみなさま、
ごめんなさい🙇‍♀️


また、ブログで旅のお話しお伝えしたいと思っています😊

さて、今週はそんな訳で2教室のレッスンでした

Bacic,Gradually: カクテルパーティー
Professional: パームツリーシェイド

カクテルパーティーのデザインは
毎年夏の定番となっています

透明の花器に水に浸すとプルプルに膨張する
カラフルなビーズをいれ、涼やかさをを演出
アレンジメント部分は、
こちらも涼し気な色合いの花材でザックリとした
ラウンドのアウトラインの作品です

今回、2教室とも
ガーベラの花が結構大きくて
バラよりまも目立つ存在でした

でも、何より困ったのは
クルクマ!

長ーい、どちらかというと
いけばなで使うような立派すぎるクルクマ😱

どう考えてもラウンドの中にはそのままの形では、入りません😨

かなり花の部分をカットして
小さくして配置して頂きました

Professional のパームツリーシェイドは
意外に皆さん難しかったという感想を仰っていました

アレカヤシ2枚で流れを作ります
2枚が上下に完全に重なっては立体感が出ないので
少し方向性をずらせます

「シェイド」というタイトルなので
ヤシの葉陰にその他の花が
まるで暑い陽射しを避けて一休みしているような
そんなイメージのデザインだと
私は解釈しましたが・・・

葉の陰に花材を配置する、というのが
どうも抵抗があるようで
ヤシだけ流れていて
その他の花はほぼ正面を向くという
配置になりがちでした😰

作品のタイトルも
デザインを考える上でのひとつの要素と捉えて
ワンパターンのデザインにならないように
作品制作を行っていけば
よりデザインの幅も広がりますよね(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°


















































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2019年 今週のレッスン サマーバッグ、ソレイユ

2019年07月04日 | プリザーブドフラワーコース

7月は雨で始まりました
九州の方は大変な豪雨
テレビのニュースで
その状況を知る事しか出来ませんが
大きな人的被害の出ない事を祈っています

今週からSummerテキストのカリキュラムに
入りました

毎年夏の最初のカリキュラムといえば
「ヒマワリ」

夏の代表的な花材ですね(^^)
最近ではアレンジしやすいような
花が小ぶりの可愛らしい種類がたくさんあるので
ほかの花材とも取り合わせしやすく
とても可愛らしい作品を作ることができます

Basic は毎年人気の「サマーバッグ」
ニューサイランを三つ編みにした持ち手を
自分で作り大変キュートで可愛らしいデザインです

Gradually とProfessional は 「ソレイユ」
グリーンを効果的に使って
太陽に向かって咲くヒマワリを
涼しげに演出します

ところで
ヒマワリは必ずと言っていい程
茎に対して、花首が曲がっています😨

太陽に向かって元気に咲くヒマワリですから
アレンジの作品の中でも
花の顔の向きに気をつけましょう

重そうに下を向いたヒマワリは
なんだか可愛そうです😰

また、ヒマワリは平面的な花です
ガーベラと同じですよね?

平面的な花は
高さに注意⚠

必ず作品を横から確認して
ヒマワリの花で大きな平面を作らないように
アップダウンをつけましょう

また、花と花の間には必ずグリーンが入るように!

元気な夏を感じさせる
素敵な作品にしてください🤗













































































































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