今週は基本形のレッスン週です
Basic: コウン
Gradually: ヴィシェイプ
Professional: フリーセント
コウン(円錐)は両面構成の形ですので、
作品の表面積は意外に大きく、思ったよりも花材が沢山必要となります
また、大きな輪郭の花が多いと作りにくい形でもあります
底辺の形は「正円」です
この底辺の「円」をまずは正確に作りましょう
半径10センチとすれば、
左右幅前後幅は20センチ
当然斜め対角の長さも同じになりますが、
実はこの時点でズレて作ってしまう方が多いのです😣
この底辺の「円」をベースに
円錐が成り立つわけですから、
ここをいい加減に作っては❌ダメです
仕上がったコウンを真上から見たとき、
この底辺の「円」の輪郭を作るラインがちゃんと見えないといけないのですが、それが見えないのは、
底辺よりも上の花が飛び出しているからです。
初 見た目の形は単純ですぐ作れそうな気がしますが
初級の基本形のなかでは難易度の高い形です
ヴィシェイプは見た通り、正面から見て
「V」の形になるように
直線を意識したシャープな印象の基本形です
ただし、基本点①と②は高さが異なります
なのに、中心からの左右幅はほぼ同じ長さに設定しなくてはなりません💧
なんて難しいのでしょう😳😫😖
輪郭線は全て直線
基本点③の角はくっきりとしたシャープな角になるような花材を選びます
直線の花材の茎か、スチールメジャーなど、輪郭線の仕上りをチェできる物を輪郭線にあてがって
花材が飛びでしてないかどうか必ず確認!
輪郭線がスッキリとした直線であれば見た目の第一印象は全然違ってきます
いつも言うように
基本形は「輪郭線が命」
花材配置やら密度調整は
つくり込めばだんだんできるようになります
どのような基本形の場合も
まずは「輪郭をキッチリ作る!」ことを第一にしてください
Professional のフリーセント
今回は「上昇する流れ)を表現します
花材がう上へと流れて行くように見えるとためには・・・
花材の面を前にに向けずに、上へ向ける
花材が外側ではなく、
デザインの内側へ向くようにする
作品の密度を中心から外側へじょじょに薄くする
葉物の葉脈の方向性にきをつける・・・
結構気をつけねばならなち事がたくさんあります😅
家財配分は左右非対称が基本です
花器よりもずっと下の方にある架空ポイントから
花材が上へ湧き上がってくるようなイメージをもって作りましょう
私もこのフリーセント、作ってみました(^^)
今回は枝物が入るので、
その枝物のあつかいも難しいところです
ためをきかせる、はや枝の整理をする等・・・
自然なナチュラル感のある作品となりますが
ナチュラルさを出すためには
花材をその使えば良いわけではありません
ナチュラルに見えるように
丁寧に手をいれなければならないのです😊