フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

フリーセント作りました😊

2020年01月18日 | 初めてのいけばな
今週のプロフェッショナルデザイン
フリーセント

私も作りました

教室レッスンで生徒の皆さんが
使用していた花器
大体の方はあしつきの花器でした

さて、私もまずは花器に何を使うのかから
考えます
流れを横に長く作りたいなぁと思い
今回は
安定感のあるどっしりとした雰囲気がいいかな😊
ちょっと和の雰囲気もある器

何年か前に娘がお正月の「匠」を作った時に
花材と一緒に付いてきた
シルバーの花器に決めました😉

こんな仕上がりです




私が花材を取り寄せた教室は
麦が入っていました
(他の教室はププレリューム)

麦は何だか使いにくいと感じる方もいるかもしれませんが
春の花材です
とても綺麗な麦でしたので
5本使用しています




少し斜め上からみるとこうです




ゆったりと
春のそよ風に流れる花たち
そんなイメージで作りました😊




















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2020年 今週のレッスン 1月14日~1月20日 オーヴァル、アーチ、フリーセント

2020年01月16日 | 初めてのいけばな
今週は新年初の基本形のレッスンです
Basic:  オーヴァル
Gradually:  アーチ
Professional:  フリーセント

オーヴァルは
初級の基本形の中でも密度変化をつける形
初級の皆さんには多少難しく感じられると思います
また、重要のポイントととして、
MFPの位置が
花器口よりも上に設定されるます
そこの所をアレンジしている最中に
忘れてしまう方が非常に多いので
気をつけてましょう

MFP(中心点)を必ず意識し、
そこから放射状に花材を挿すのか?
あるいは複数焦点で花材をレイアウトするのか?
MFPの位置が花器口あたりなのか?
花器の中なのか?
花器よりもずっと下方の架空ポイントなのか?

それをいい加減に考えてはいけません
必ずアレンジに反映されますよ😆

中級のアーチ
これは本当に手強い基本形です🥶
花材配分を均等にする事がまず難しい💦
どうしてもアーチの両サイドの先端近くが
薄ーくなりがちです
また、アウトラインを綺麗に作ることも
なかなか大変です
左右対象のシンメトリーは
長さや角度に非常に注意が必要です

必ず
真上から
正面から
背面から
両サイドの側面から
確認する事が必要です

初めて作って
自分のアーチの出来栄えにガッカリされる方が
ほとんどですが、
大丈夫!皆さんそうです!
最初から綺麗にできる人はいません

綺麗に作れるようになるには?
何度も作るしかありません😊

さて、上級のフリーセント
今回のお題は
横への流れを意識して制作します

私は個人的に
このフリーセントやヴィンデントのような
曲線で構成されるデザインが
好きですし、また、得意です
柔らかな曲線を不自然でなく
デザインに取り入れるには
まずは元の花材をよく観察する事が必要です

右向きの花材か?
左向きの花材か?
茎を垂直に立てて持ったとき、先端がどれぐらい流れるのか?
ためを効かせられる花材なのかどうか?

ここから始まります

また、流れを表現する時に
流れの反対側から風が吹いていると
イメージすると考えやすいとも思います

今回の作品も
流れの方向とは反対側のデザインが
見落とされがちですが
ここは非常に重要で
例えば作品の右側は流れてるけれど
反対の左側は全く右感の流れにマッチせず
普通に花材が挿さっている
右と左が合っていないというような作品に
なってしまいます

また、教室のレッスンで皆さんに言うのが
「流れるのと下がるのは違います」
ということ

流れていると言うよりも
花材が下方におもたげに下がった雰囲気に見える場合があります

花材の先端の向きや
花材についている葉やツボミの向き、
ためを効かせたの良いけれど
効きすぎてしまいカーブが強くなりすぎていないかどうかなど
細部に渡って確認しましょう

いやいや〜、やっぱり基本形は
難しい?
でも、やり甲斐ありますよ😉



































































































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2019年 今週のレッスン 花迎え ~正月のお花~

2019年12月26日 | 初めてのいけばな
今週で今年のレッスンも最後
お正月の花のレッスンです

教室に配送される花材は
例年のように
今はまだ咲いていません
今から満開では
お正月まで持ちませんものね😅

咲き加減は
もちろん、各教室によって差はあります

まず、白と黄色の輪菊
咲いていません😨
ユリはかなり差があり
蕾のところもあれば、
1輪は咲いている場合もありです

Professional のデザインは
毎年変わりますので
そのデザインにのっとって制作しても良し👌
また、花材を追加して
オリジナルデザインで制作も良し👌

また、BasicやGradually も
テキスト掲載のデザインにこだわる必要は

最後のレッスンですので
楽しんで作ってください年😊

さて、私は今年は
「匠(TAKUMI)」を作りました🤗

見た事のないブルー系の染めマム!
生の花とは思えない
ビックリする色合いで
思わず「えーえー…😑😳!」と
呟いてしまいましたが
胡蝶蘭やモカラの濃いピンク色と
合わせてみると
アリ!だと思いました🤗
ちなみに
染めハボタンはあまりにも小さすぎて
バランスが取れず
普通のハボタンを追加しました😅







さて、教室の皆様のお正月花
こんな仕上がりになっています🤗






















































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2019年 今週のレッスン 12月10日~12月16日 ブランノエル、エトワール、ボヌールノエル

2019年12月12日 | 初めてのいけばな
いよいよ今週が
🎄クリスマス🎄アレンジメントの
レッスン週です

来週はしめ縄
そして最後がお正月のお花です

今年のクリスマスのアレンジデザインは
各グレードでお花の色が異なります

Basic: ランノエル(白)
Gradually: エトワール(オレンジ)
Professional: ボヌールノエル(ピンク、赤)

おかげで教室の風景は
大変華やかです(*^。^*)

ブランノエルはここ数年
初級の定番クリスマスデザインとなっています
白い花をで統一されているので
ヒバのグリーンと相まって
大変清楚で素敵!

中級のエトワール
こちらは花器の上部に自分でリースを作り
足元はオレンジ系の花をレイアウトしますので
とてもキュートで可愛い😍

上級のボヌールノエル
こちらは白い枝ものを
もりの中の木に見立て
木々の間からピンクや赤い花々が見える…
という設定です

どのデザインも素敵です

制作の上で
やはり少し難しいのは
上級のぽボヌールノエルかもしれません

白い枝もの配置の仕方
(長さや密度、角度など)が
見る側の印象に随分影響を与えます
また!基本的には花は複数焦点なので
垂直に挿すのですが
どうしても前に傾斜をかけてしまいがちです

何故?と、思いますが
皆さんはやはり見ている自分
作っている自分の方に花を向けたがる
傾向があるのです

今回は真っ直ぐたてる
垂直に配置することで
整然とした美しさを
表現しているのだと思います

木々の間からみえる花が
全て自分の方を向いていたら…?
私ならちょっと怖い😱(笑)

まぁ、でも、
クリスマスだし〜
皆さん楽しみにしているレッスンだし〜
ご自分の家に飾るものだし〜

まぁまぁ極端でなければ
良しとしましょうか(笑笑)


































































































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ラウンド & フリーセント ~娘と私でいけばなコースのデザイン~

2017年08月06日 | 初めてのいけばな

昨日は娘の「いけばな」コースのレッスン

今回は初級の「ラウンド」をリクエスト!

「このヒマワリのラウンド、とっても綺麗😍
これ、作りたいなぁʕ•̫͡•ʔ♬✧ー」

「これー? あのね、これ、いけばなだから
フローラルフォームは使わないの、
アルミワイヤーをランダムにまるめて花留めにするのだけど、難しいとおもうわよー?」

「え?そうなの?でも、お花の色あいがとってもキレイだし、やりたいなー」

「そう?じゃ、やってみる?
あのね、ほんとーに、難しいからね!」

と、いう訳で、花材を取り寄せして作ることに・・・



ヒマワリの花が大きいです、また、ハスの実も・・・

花首の所で曲がっているので、バランスを取るのが難しそうです💧

アルミワイヤーを丸めて花器に入れ、ヒマワリを1本挿してみると

コロン・・・

花の面が下向きにひっくり返ってしまいます💧

「あ〜、やっぱりね〜💧」と、私

「え〜?これ、アルミワイヤーで作れるの?」と
娘は不安そうです

「そーねー、かなり難しいわね〜、ヒマワリやハスの実は重さがあるから、どうしてもコロンと下向きになりやすいわね・・・、何度かトライしてみましょう! でも、どうしても無理ならフローラルフォームを使って挿してもいいのよ」

「うん、でも、フローラルフォームを使っちゃうと簡単すぎる気がするし、今回はフローラルフォーム使わずにがんばってみるわ٩( ᐛ )و


2人がかりであーでも無い、こーでも無いと、色々やってはみましたが、
うーん(。-_-。)なかなか💧手強い💧

アルミワイヤーの絡まり方によっても左右されてしまいます

そこで、別の花材の留め方でやってみることにしました

「縦割り留め」

竹串を花材の茎に挿して、花材を安定させる方法です

この方法で、ラウンドの底辺になる花材を数本花器にいれてみました



あら!アルミワイヤーの時よりも留めやすいです!

このように花器の中に花材の茎が何本か入り込んでくると、今度はそれが花留の役割をするので、
意外とこの後は入れやすくなります

が、今回のヒマワリとハスの実はとにかく花が重たい!

ヒマワリやハスの下にドラセナの葉を丸くループにし、クッションのような役割をさせて花の向きを安定させることにしました

花のバランスが崩れないようにきをつけながら、何とか完成したのごこちら




厳密にいえば、片面から見た「ラウンド」ですが(笑)

「何とかできた~!
でも、これ以上はムリ!」と、娘

アウトラインをもうちょっと揃えたいのに、
花材をどれか一つ動かすと他の花材が動いてしまいます

「確かにね〜^^;、思った通りの難しさだったわね💧、でも、綺麗にできたわよ(^^)」と





バランスゲームをしているような難しい作品でした

ついでに、私はいけばなの中級コースのデザイン
「フリーセント」の花材を注文していたので、
それも作ってみました

細くて長い花器を使いました
上から見ると花器の輪郭はスクエアです



花器の幅が狭く細長いので、中にアルミワイヤーを入れずにただの投げ入れでつくりました

つまり、花留めが何も入っていない状態です



こちらは思ったよりやり易かったです(^^)

「ヤマゴボウ」がとても小ぶりでちょっとがっかりしましたが、その他の花材は綺麗でした



「フリーセント」は「流れ」を表現するデザインです

私の好きな形♪( ´▽`)

クールカラーで涼しげな作品ですね😊

土曜日の夜、楽しい時間を過ごせました(*ˊૢᵕˋૢ*)


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