フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

ワイヤーバスケットでフンワリアレンジ

2017年01月27日 | フーちゃん作品

今週のプロフェッショナルコースのレッスンデザインが、ワイヤー製のカゴを花器にしたアレンジでした

パープルカーム

紫色のワイヤー製のカゴに自分で持ち手を取り付け、手でさげられるようにします
そのカゴの中にパープル系の花をあしらう
バスケットブーケ仕立て

とても参加者が多い人気デザイン

私は、今、家にすでにアレンジメントが4つあるので(気温が低くて、花持ちが良いので、作品が溜まってしまうのです(^^;;)

今回の作品も素敵だなぁ〜っと思いましたが、置き場所が厳しいので、パスしようと思っていたのですが…

可愛い!生徒さんの作品が可愛い💕

あー、作りたい!

手持ちのワイヤーバスケットで、それっぽく作ってみることにしました(*´∀`*)



私の手持ちバスケットは、アイボリー色
サイズは、今回の資材のバスケットよりも一回りほど小さく、持ち手も付いているバスケットです

フローラルフォームは1/3個を横にすると幅は丁度いいのですが高さが出ないので、縦置きにして、バスケット口から2センチ程高くしました

中途半端に残っていた花に、薄紫のスィートピーを5本、スプレーカーネーション2本を買い足して
みました

ラッピンペーパーの角が斜め対角にくるように向きを決めて、バスケット口からわざと出し、
ちょっと見栄えするように調整しています

薄紫のスィートピーと同じような色のリボンがありましたので、それでフレンチボウを作って取り付けています

右側から見ると




左側は




これは片面構成ですが、後ろはどうなっているかというと…




真上から見ると




左斜め後ろから右斜め手前にラインをとっています

いつも作るアレンジよりはかなりちいさな作品ですが、スィートピーのフンワリ感が丁度このサイズにはピッタリ

さてさて
これ、何処に飾りましょうか〜〜(^^;;


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2017年 今週のレッスン 1月24日〜1月30日

2017年01月26日 | 今週のレッスン
今週のレッスンデザインは、各グレードとも
ワイヤー製の花器を使用したデザインです

Basic : フラワードレス
Gradually: 鳥かご
Professional : パープルカーム

Basic, Gradually のデザインは、毎年人気の定番アレンジメントです

ワイヤートルソーに花でドレスをデザインしたり、ワイヤー製の鳥かごには、溢れるように花材をデザインします(^^)

どちらもキュートで可愛い❤️
作りたくなるデザインです

Professional のパープルカーム
こちらはワイヤー製のバスケットに持ち手をつけるところから始めます

アレンジの中に使うリボンワークのフランチボウと同じリボンで、持ち手を作るので、
デザインに一体感がでます

フレンチボウは、作り慣れないと、なかなか思うようには仕上がらないかもしれませんが、
細かい事は気にしない気にしない!
自分だけのオリジナル作品制作を楽しみましょう〜

Gradually




















Professional






































































































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サーキュラーインプレッション 〜ピンテクニックは大変😅〜(必須)

2017年01月22日 | フーちゃん作品


サクン・インタクン氏監修のアジアンスタイルアレンジメント
今期のデザイン「サーキュラーインプレッション」

テキストでこの作品を見たとき、娘も私も「作ってみたいね」と、同意見

娘が作りたいというので今回は娘に譲ることにしたのですが…
今回のポイントとなる「タッ(ト)フー」
これ、ちゃんと作るとすれば、かなり根気と丁寧さが求められる作業です

大雑把で細かいことの不得手な娘には、ちょっと難しいかも〜
と、思っていました


さて、日曜日の今日、午前中に作る予定だったのが、彼氏くんから一緒に買い物に行こうというお誘い!
「あのさー、今日、昼前に出かけることになったからさ、アジアンスタイルの作品、作る時間ないんだけど…
 ママに譲るから、作っていいから、きっとママの方が綺麗にできるし、いや、作ってください…」

「あらら、そうなの? 作っていいの?  もちろん、ママの方が上手に決まってるけど(エヘヘ)
 じゃあ、一つ頑張りましょうかねぇー」

やっぱり私が作ることになってしまいました(あはは😅)

制作にあたって、前日にお買い得品のスプレーマム2本とドラセナ1本を買い足しておきました
ドラセナの葉のサイズが小さく、また、枚数も少なかったので、足りない予感がしました

まずは、直径5センチから7センチ、厚み2センチにカットしたフォームを土台に「タッ(ト)フー」を作るのですが
私は直径5センチの物を2個、直径7センチの物を1個作りました

デンファレの花を分解してバラバラに分けます
その花びらでスチールピンを使って、花模様を作り上げていきます

⓵ フォームの面をドラセナの葉でカバーします



この作業自体が結構細かいのです
ドラセナも一本の葉数が少ないので、節約節約!
本来はこの裏側もドラセナの葉で覆うのですが、それをすると全く葉が足りなくなるので、
今回は「タッ(ト)フー」の裏側はフォームの面のままにしておくことにしました

ここからの作業はとても細かく、根気のいる作業です💧


⓶ デンファレの花弁を丸めて円形になるようにピンを打って留めていきます



土台のフォームの厚みが2センチしかありません
そこにスチールピンをまっすぐ垂直に打つと、裏からピンの先が突き出てしまうので
ピンは斜めに打っていきます



⓷ 作りたい「タッ(ト)フー」のデザインに応じてさらにデンファレの花弁をピンで留めていきます





⓸ 赤紫のデンファレの花弁でも作りました



これは土台のフォームよりもかなりデンファレの花弁を外側にはみ出した状態で作ってみました



⑤ 直径7センチの土台は白いデンファレの花弁を3重に貼ってみました






ここまでは2重です



⑥ これら3つの出来上がりがこちらです



それぞれの中心にはスプレーマムの花を挿しますが、これもスチールグラスでしっかりと固定しています


ここで午前中が終わってしまいましたが、これらができたら、あとは簡単🎵

花器にフォームを入れて、スチールグラスにワイヤーの芯を入れたものをアーチ型にしてフォームに配置します




残っているドラセナの葉を少し配置しておきます




さて、ここでお昼の休憩を挟んだ後、一気にアレンジしました

こんな感じになりました(^^)




上面から見るとこうです




このデザインで気をつけることは、アレンジ中央部分が低くなるようにする、
別の言い方をすれば、山高くならないようにすることです

花材がスチールグラスで作ったアーチに沿うようにすると、綺麗に見えますよ😉

アレンジ左側




アレンジ右側




これはスチールグラスのアーチの芯にしたワイヤーにぶら下がっている状態です




細かい作業が必要な作品でしたが、とっても綺麗な作品になりました

アジアンスタイルの作品制作には大抵の場合、花を分解し、その花弁を部品として花飾りを作り、
それをデザインのポイントとして取り入れるものが多いです
花を分解!と、聞いただけで「可愛そう〜!」と、思いがちですが、
出来上がった花飾りはとても美しく、繊細で気品があります

生の花を分解してしまうのですから、その分、根気よく、丁寧に作業をすれば
必ずそれが作品に反映するのだと思います


あーあ、折角丁寧に作ったのだから、長持ちしてほしいなぁ〜っと、
久々に思いました💦




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ラティスガーデン くねくねポピーが可愛い!

2017年01月21日 | フーちゃん作品

今週のprofessionalコースのデザイン「ラティスガーデン」

テキストの掲載写真を見ると、あっさりとしていて、若干物足りなさも感じがちな作品

ですが、レッスンで生徒さんたちが制作しているのを見ると
「あれ〜😅、これ、思っていたよりも立体的で面白い作品だわ〜💦」

「面白いな🎵」と感じると、どうしても作りたくなってしまう性分

花材注文をしていなかったので、自分で花材調達して作ってみることにしました




レッスン花材ではラナンキュラス、オンシジュームが使われていますが、
私はガーベラとブプレリュームに変更

また、カバーリンググリーンはドラセナゴッドセフィアナに
スィートピーはテキストよりも多めに使ってみました

ラティスに花材が絡まっているような、引っかかっているような様子を
表現するのが簡単なようで、実はなかなか難しいです





ラティスは前後に2つ作ります

前から後ろのラティスへ
また、後ろから前のラティスへ

花材が伸びていく茎のラインを見せ、なおかつ
その先端にある花が上下左右に並ばないように気をつける





くねくねとした茎のポピーも、くねくねラインのどこを見せるのか





蕾のポピーも殻が取れるととても大きな花が咲くので、蕾だからといって安心はできません
咲いた時に、多少位置を変更したほうがいいものも出てくるでしょう

ナチュラルな感じに見せるってとても難しです

ちょっと左から見ると




ちょっと右から見ると




今はチューリップも丁度いい丈だし、
ポピーも蕾状態のものがあり、ラティスにも適度な空間が空いているので
全体のバランスはいい感じですが、

2〜3日すればチューリップは伸びて花は大きくなるし
ポピーもどんどん花が咲き出して
全体がちょっと膨張した感じになってしまいます

でも、毎日少しずつ成長していく姿を見るのは
楽しいですね🎵






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2017年 今週のレッスン 1月17日〜1月23日

2017年01月21日 | 今週のレッスン

今週は基本形デザインのレッスンです

Basic : 四角錐
Gradually : アーチ
Professional : ラティスガーデン 〜オブジェ〜

Badicコースの四角錐
花材の花がとても大きく過ぎて
四角錐を作るのがとても難しかったですが、
生徒さん、頑張りました(^^)





professional コースのラティスガーデン
面白い作品です

テキスト参考作品ではフトイを使ってラティスに見立てたオブジェを作り、
茎のラインが美しい花材をラティスに絡まっているような雰囲気で配置します

実際のレッスンではラティス用の花材はフトイではなく、トクサ

このトクサの直線的なラインに対して
花材の茎のしなやかな曲線ライン対照的に魅せると素敵です

今回の花材の一つに、花弁が紙細工のようにシワシワのポピー
「ポピー」が入っています

水上がりが速く、アレンジしている最中に蕾が膨らみ、蕾の殻がぽろっと取れ、
ふわーっと花が広がっていきます

咲くと直径が7〜8センチほどにもなり、
特に鮮やかな赤や朱色の花は大変豪華です

また、このポピーの不可思議な茎の動きが
作品に動きをプラスしてくれます

テキスト掲載の写真よりも、実際の作品はかなりグー!ですよ😉


































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