今年になって、運動不足の解消、健康促進、ダイエットとして
そして、夫と共通の趣味として
(実は結婚して今まで全く共通の趣味がなかったのです^^;)
ウォーキングをはじめたのです
最初は家の近くを2キロ、3キロとうろうろしていたのですが、
それだけでは面白くないね、と、いうことで
神戸の低山ハイキングをしたり
世界遺産にもなっている熊野古道を歩いてみようということになりました
阪急交通社主催の「熊野古道歩きの旅」が全くの初心者向き
バスで神戸三宮を7時半に出発
和歌山県田辺市まではバス移動です
今日のツアーは熊野古道歩きの旅第2回目
高原~大坂本王子までのおよそ10キロの行程
実は、先月の第1回目にも夫と参加して、語り部さんに先導してもらいながら、ポイントポイントでの説明をうけ、これなら私たちでも頑張れそうだね、と思い今日に至ったわけですが
結構ハードでした^^;
国道311号沿いのバス停から高原霧の里休憩所まで初っぱなからまず2キロの上り坂
スギやヒノキに囲まれた坂をひたすら登っていく時点ですでにちょっとした疲労感
30分ほどで結構な高さまで登って来ます
ここで、まずはお昼のお弁当
このツアーに付いているお弁当です(*^_^*)でも、オニギリ3つは多いなぁ^^;
1個は夫にパス!
腹ごしらえをして、出発です
こんな感じでひたすら登っていくのです
千年もの昔、平安時代から人々が踏みしめて来たその道を
今、私も歩いていると思うと、ロマンを感じたりもします
ちなみにこんな石畳も平安時代からのものだそうです
これは江戸時代に紀州藩が作った人工の池だそうです
「紀洲様の池」と言われてきたそうですよ
高原から大門王子、十丈王子、そして悪四郎山付近までは上り坂
途中、勾配のキツイところも少しありましたが、全体的には緩やかな坂です
「王子」とは12~13世紀にかけて、皇族、貴人の熊野詣に際して先達を務めた修験道の行者が祀った熊野本宮大社に対する支社(神社)の事だそうです
熊野の地は神のこもる国として信じられ、極楽往生の霊験あらたかなものとして全国に広まり、
平安中期から江戸時代にかけての長い間、人々の念願の地として栄えたそうです
途中行倒れになって亡くなった人々も沢山いたとか
そういう人を祀ったお地蔵様もありました
悪四郎山付近から大坂本王子までは緩やかな下り坂です
まあ、緩やかといっても、木々の根っこが踏みしめられて、自然の階段になっていたり、
石や小さな岩が階段状になっている通ろを降りていくわけなので、足元をよく見て進まないと
つまづいたり、滑ったりします
杖を借りていたので、なんとか免れましたが、結構大変でした(;´∀`)
今日は余り見ごたえのある花にはめぐりあえませんでしたが、
初めて見る山野草はありましたよ(*^_^*)
まずはこれ
フデリンドウ
とっても小さい花なんです
かなりマクロで撮影して、さらに、ちょっと拡大してこの大きさ
次にこれ
マムシグサ
マムシが鎌首を立ち上げて立っているように見えるのでこんな名前がつているらしいですよ
サトイモ科ですが、有毒です
ハイキングや登山をするのに便利なアプリを発見しました
「ヤマップ」
GPSで移動経路を記録し、かつ、標高差も記録できます
写真を撮影したポイントも地図に記録されるので、自分のハイキング記録として
重宝すると思います
こんな感じで表示されます
ウェブサイトもあり、自分の活動記録を公開することもできるのですよ(*^_^*)
他の人の活動記録を見て、今後の参考にすることが出来るのも良いですね(^^)
帰りはバスの中での夕食
道の駅「熊野古道中辺路」でこんにゃくいなりを購入
こんにゃくを甘ピリ辛に味付けした中にご飯が入っている一口いなり
美味しかったです!