フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

2020年 今年最後のレッスン お正月の花

2020年12月30日 | フラワーアレンジメント
2020年も今日と明日で終わります
いつも思う事は同じ 
「一年の過ぎるのは早い」

特に今年はコロナで
前半は無かったも同じです

レッスンを再開した時
果たして今まで通りに
生徒の皆さんがレッスンに来て下さるのか
今まで通りのレッスンができるのか
とても不安でしたが…

幸いな事に
忙しい日々を過ごすことが出来ました
レッスンに来て下さる皆さんのお顔を
拝見する事ができる嬉しさを
噛み締める事が出来ました

そしてホントにあっという間に
年末!
ピュ〜ッと時間が飛んで行ったように感じます

今回は
アレンジメントコース
いけばなコース
プリザーブドフラワーコース
お正月の作品を同時にアップします
また、お正月の生花以外に
しめ縄飾り
水引飾りもあります😊

来年が
良い年になるように
いえ、良い年でなくても
普通に過ごせることを祈りつつ
皆さんのお正月の作品を
ご紹介します






































































































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2020年 今週のレッスン 12月10日~12月16日 デコレーションツリー

2020年12月17日 | フラワーアレンジメント
クリスマスのアレンジメントも
今週のレッスン
「デコレーションツリー」
最後となります

フローラルフォームを3段重ねて
ツリーのベースを作ります
中段、上段のフォームの周りは
 赤ドラセナでカバーリングしますが
ドラセナの葉先は
あえて見せるために
少し手を加えてオシャレ感もプラスします

今回のデザインは
全体の大まかなアウトラインは
ツリーなので
正面から見た場合は三角形
また、立体的に見た場合は円錐に近い形
と、なります

しかし、実際の花材の配置は
3ポイントのアレンジとなります

つまり、フォームを3段重ねにしているので、
下段、中段、上段の
3箇所に花材を配置することになるのです

3ポイントアレンジで気をつける事は
花材の長さです
各ポイントの花材の長さを長くしてしまうと
どうなるでしょう?
下段の花材が中段近くまで伸び
中段の花材が上段まで届いてしまうと…

そうです、
下から上まで
花だらけにななってしまいます

3ポイントであるという事が分かるように
花材の長さを長く取りすぎないように
しなければなりません

せっかく中段、上段のフローラルフォームを
赤ドラセナでカバーリングしたのですから
その部分も見せる事が必要です

ただし、ここでまた注意すべき事があります

3ポイント、つまり
下段、中段、上段のアレンジが
それぞれ完全に独立したもの
バラバラなものになっても
いけません
下段のアレンジと中段のアレンジに
関連性をもたせる

中段のアレンジと上段のアレンジにも
関連性を持たせる

下段、中段、上段
それぞれが関連するような部分を作るのです

今回の作品は
テキスト掲載のサンプル作品を見る限り
それほど難しい作品にはみえませんよね?
でも、実はとても奥深い作品です(笑)

単に花でいっぱいの
ツリーを作りましょう
と、いうデザインではありませんよ😉

































私もまた作ってしまいました😅































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2020年  今週のレッスン  スノウスワッグ

2020年12月07日 | フラワーアレンジメント



12月最初の週のカリキュラム
スノウスワッグ

今年はナチュラル嗜好なのか
このようなスワッグが
例年になく
レッスンカリキュラムにも取り入れられて
単なる「器にアレンジ」では
終わらないデザインが
多いように思います

スワッグ
つまりは
スパイラルに組んだ花束💐を
逆さまに吊り下げて
楽しむもので
個人的には好みの分野でもあります

実際私は家では
壁面に
リースやスワッグを
至る所に飾っています^ ^😆

今回のレッスンカリキュラムは
クリスマスの雰囲気漂う花材を
スパイラルに組み
そのまま自然にドライにしてみましょう!
と、いうものです

しかし
ここで問題!
スパイラルに花材を組む!
これ、普段やっていないと
結構難しいかもしれないです💦

手馴れてくると
そうでも無いのですが、
変に手に力が入りすぎて
花材を握りしめてしまいがちです

教室レッスンでは
最初に花材の下処理をした後
花材配置は関係なく
花材をスパイラルに組む練習を
少しして頂いてから
好みの花を好みの配置に
組んでいって頂きました

出来上がりは
皆さん綺麗!
想像以上の出来上がりです🤗










































































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2020年 今週のレッスン ファン、ヴィゲタティーフ

2020年12月03日 | フラワーアレンジメント
今週は今年最後の基本形カリキュラムです
Basic :  ファン
Gradually: ラジエーション
Professional : ヴィゲタティーフ

基本形のデザインですが、
それぞれクリスマスをイメージした
花材の組み合わせです

「ファン」は中心点から放射状に
広がる左右対称のアウトラインで制作します
この形の難しいところは
密度変化をつけるところ
アウトラインに近づくにつれて
密度を薄くする
ここが、初級コースの方たちには難しい点だったと思います
密度を薄くする方法として
①花材の間隔を広くとる
②使用する花材の大きさを小さめにする
この2つがありますが、
だからといって
この両方を忠実に守りすぎると
アウトランがぼやけてしまい
印象がうすれ、
よく分からない形に見えてしまいます
アウトライン近くにも
ある程度の大きさの花が
少なからずなければなりません
そこの塩梅が難しいのです
また、形は左右対称でも
使用花材まで左右対称にはしません

もうこれは「何回か作る」という経験を踏むしか
ないのです

「ラジエーション」は
360度構成
例えが相応しくないかもしれませんが
「ウニ」を大きくしたような形ですね(笑)
完全両面構成の形で「ファン」に
更に輪をかけて難しい💦

ザックりとしたアウトラインは
大きなラウンドのようですが
外側に行くほど密度は薄くします。
長かったり短かったりと
花材の長さを変えながら中心部分の密度を
濃くするのです

「ヴィゲタティーフ」
こちらは植物の生長を表現するデザインです
と、言っても
自然界の姿を厳密に再現する訳ではありません
実際の自然界では存在しない
花材の組み合わせ
花材同士のバランスで
「自然的」な構成をするわけです
今回表現するのは「森」です

この「自然的」に見える「森」というのが
なかなか難しいかもしれません

目の前にカラフルで綺麗な
薔薇やガーベラ
ヒペリカム、レナンセラなど
そしてガーデンシクラメンなどの花材があると
どうしてもその花材を
作品の正面付近に配置したくなりますよね?
でも、表現して頂きたいのは「森」です
「森」の中に
非常にカラフルな
「花畑」や「花壇」を作るのは…?
作品の主旨ではないのです

皆さんの気持ちは凄ーくよくわかりますが
今回は「森」
すなわちグリーンの枝ものを
効果的に配置して
ナチュラルな印象を受けるような作品に
してみましょう

つまり、作品の中央付近に
薔薇、ガーベラは配置しない!
位置を少し外す事です!
シクラメンの葉や
アイビーを効果的に見せましょう

さあ、今回も沢山の作品が揃いました😊
どうぞご覧くださいね
😉































































今回は私は
「ファン」と
「ヴィゲタティーフ」を作ってみましたよ🤗

「ファン」はプライベートでお稽古している花材と手元にちょこっと残っていたトルコキキョウを駆使して何とかつくってみたものです





「ヴィゲタティーフ」は
ヒバを2~3週間前から
少しずつ残して置いたものをプラスしたので
かなり重厚などっしりした雰囲気です







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