タイ王室フラワーデコレーション担当
サクン・インタクン氏監修のアレンジメントデザイン「天女の髪飾り」
7月30日からの教室で希望された生徒さん達が作品を完成させていらっしゃいます
古代アンコール神話に出てくる(水の精)アプサラス
ヒンドゥー教では天女とも言われ
カンボジアのアンコールワット遺跡には1700体もの彫刻が祀られているそうです
このデザインは
そのアプサラスの髪飾りをイメージしたデザインとのこと
胡蝶蘭と薔薇の組み合わせで
大変オリエンタルな雰囲気の作品です
このデザインは
6月のいけばなコースのデザインでも採り入れられていましたので、
今回はそのいけばなコースの作品と一緒に
紹介します
まず、いけばなコースのアプサラス
ハランで作るコーン状の飾りが3つ
そのハランの周りには
クロトンの葉を細くリボンのようにカットして
貼り付けています
アランセラというランで
曲線ラインを入れるというのが
このデザインの特徴だと思います
アレンジメントコースの方のアプサラス
ハランのコーン状の飾りは2つになり
またアランセラが無くなりましたので、デザインとしてはシンプルでスッキリと洗練されて
いるように思います
ハランの周りに施すグリーンも
ドラセナサンデリアーナとミスカンサスになりましたので、柔らかい雰囲気も出ていると思います
また、使用する花器でも随分雰囲気は異なります
器の色は胡蝶蘭の色とコントラストのよくきく色にするとさらに美しいとおもいます
(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°