今週のプロフェッショナルコースのレッスンカリキュラムデザインは
「ユーバーシュナイデント」
花材の茎同士またはライングリーンが
互いに交差している様子を表現するデザインです
茎が互いに交差するためには
花材に傾斜をかけてフローラルフォームに挿さなければなりません
右向きの傾斜
左向きの傾斜
また、作品に奥行きを出すためには
前後にも傾斜をつける必要があります
また、茎の交差をうつくしくみせるために
枝分かれしたものや葉っぱも整理しておかなくてはなりません
枝や葉っぱをつけたまま何も整理しないで傾斜をかけまくると、
ごちゃごちゃになってこんがらがっているように見えてきます
今回のテキスト掲載の参考デザイン
とても柔らかいラインで優しい雰囲気の作品です
また、不要な枝、葉が整理されているので
涼しげにも見えます
かと言って花が少ない訳ではなく
華やかさも感じ取ることができます
まさにプロフェッショナルならではの作品
とてもキレイです😍
私も久しぶりに花材を取り寄せして作りました
テキストと異なる点は、花材にニューサイランが入っていた事です
ニューサイを入れることでデザインか少しシャープな感じにもなります
ニューサイを細く細く裂くと
しなやかになり、とてもやわらかな曲線を表すこともできます
この作品、お花が気がつくと結構したの方に固まってしまうことが多く、作品の上部がスカスカになりやすいので、
意識して上の方にもある程度大きさのある、しっかりした花を配置するようにします
手に取った花を1本1本よく見て
その花をどの辺りに配置するのか?
その花の茎を既に配置されているどの花の茎と交差させると良いのか?
お花と向き合わなければならない作品作りです
金曜日の深夜
家族が寝静まった時間に
1人リビングで静かな音楽を聞きながら
軽くワインなど飲んで
ゆったりした気分でアレンジメントを作る時間は
とても充実したひと時なのです(^^)