フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

2018年 5月のプリザーブドフラワーコース

2018年05月31日 | 今週のレッスン

今月はプライマリーコースも
クリエイティブコースも
爽やかな色合いのアレンジメントです

Primary フルリールボックス
Creative ナチュラルテラリウム

フルリールボックスはボックスの色と
花材の色が薄いパープル基調
宝石箱の様なドーム型の蓋もオシャレです

私は今回は制作しませんでしたが
もし私が作るなら…
予めボックスにニスを塗った
「デコパージュ」風なボックスにしてから
アレンジすると、もっと高級感が出せるかな🎶
と、思いました(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°

クリエイティブのナチュラルテラリウムは
ガラスの器の内部と上部に
ブルーを基調にした花材でのアレンジメント

プライマリーとは違い、いかにナチュラルさを醸し出せるかがポイントです(^^)





























最後の作品は
「凛」

大きなプルメリアのプリザを使った
大変贅沢な作品です(*ˊૢᵕˋૢ*)

プルメリアの花はとても繊細😅
花弁に少し触れてしまうだけで壊れてしまいそうな華奢なお花です

マリンブルーと白の
個性的な色合いの作品になりました😊





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2018年 今週のレッスン スィートローズウィーク

2018年05月24日 | 今週のレッスン


🌹🌹🌹たくさんのバラ🌹🌹🌹
嬉しい楽しい😊カリキュラムの週です(*ˊૢᵕˋૢ*)

毎年恒例の「スィートローズウィーク」

今回は何も解説はしません^^;

生徒さんおひとりおひとり
個性溢れるデザインです

教室によって、バラの花の形、大きさ、色合い
様々

皆さんの作品をお楽しみくださいね🌹








































































































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コチョウランのクレッセントブーケ

2018年05月20日 | フーちゃん作品

先週のレッスンカリキュラムは💐ブーケ💐

私の大好きなアレンジメントです(^^)

特にプロフェッショナルグレードの花材は
純白の大きなコチョウラン

横幅が11~12センチはあるコチョウランが
なんと3輪!

とても綺麗です(^^)

ブーケのデザインは下方に流れるデザインが
優雅ですね💕

参加した生徒さんたち
それぞれに
素敵なブーケを作って頂きました

さて
私も花材は自分で揃えて作ってみました

コチョウラン5輪
八重咲きトルコキキョウ
スプレーカーネーション
ナルコ
ソケイ
ミスカンサス
カスミソウ

デザインは、クレッセントブーケのスタイルです




コチョウランは全て花ごとに切り分け、
ワイヤーの脚をつけたランピックに挿してから
配置しています

欲を言えばコチョウランはあと少し小さめのものが2輪ぐらいは欲しかったかなぁ^^;

とても大きなコチョウランなので、やはり配置の仕方は難しいです

横幅の広いコチョウランを横に並べないように
縦ラインを意識

アウトラインのクレッセントか綺麗に見えるように
コチョウランを効果的にならべています


少し左から見てみると



作る手順を生徒さんたちからよく尋ねられますが、
私は大体どんな作品の場合も
アウトライン(輪郭)の目安になる花材から配置していきます

中央のコチョウランを先に挿してしまうと
そのあとは難しい展開になると思います💦

このクレッセントブーケの場合、
Gradually で履修するクレッセントブーケの基本点を最初に決めます

左斜め上のポイント、一番下のポイント、右側の膨らみの目安になるポイント、
そして左側の内側に入り込むラインの目安になるポイント

それらを配置する事で、輪郭が見えてきます
そうなるととても作りやすいのです(^^)

ブーケホルダーを
実際に人が持った時と同じぐらい前に傾けてスタンドにセットするとこう見えます




娘にも実際に持ってもらい、写してみました




水持ちを考えると
ブーケホルダーではなくブーケっぽく見えるよう
花器にフローラルフォームを入れて作ってももちろんかまいませんが、

ブーケはやはりブーケホルダーで作るのが一番キレイに作れます

出来上がったブーケは
こんなふうに細長い花器に、ホルダーの下のキャップを外して差し込むと
比較的長持ちします



白とライトグリーン、グリーン、イエロー

清々しい色合いのブーケがしあがりました(*ˊૢᵕˋૢ*)



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2018年 今週のレッスン 5月15日~5月21日 ラウンドブーケ、キャスケードブーケ、ピュアブーケ

2018年05月17日 | 今週のレッスン

今週は各グレードともカリキュラムデザインは
💐ブーケ💐

Basic : ラウンドブーケ
Gradually : キャスケードブーケ
Professional : ピュアブーケ

ラウンドブーケもキャスケードブーケも
アレンジメントの中では基礎の基礎

必ず押さえておきたい基礎レッスンです


今回Professional の「ピュアブーケ」

ブライダルシーンを連想させるような
純白のコチョウランにデンファレ
とてもステキですね〜😊

デザインも下方に流れるキャスケードスタイルや
縦長のクレッセントスタイル、どちらでも優雅な仕上がりになります

ただ、難しいのは
コチョウランの向きや配置の仕方です

コチョウランの花はホントにペタッとした
平面の花です

2輪もしくは3輪を使う時は注意⚠️

縦横に並べないのはもちろんですが、
必ず花の高さを変えること!

また3輪の場合
三角形のような配置になってしまうと
真ん中に空きができてしまい、そこを埋めるのに
ほかの花をいれざるを得なくなります

優雅なコチョウランの真ん中に他の花が入るのは

ちょっと残念な仕上がりです

火曜日、水曜日の教室では一人あたり3輪のコチョウランがありましたが、皆さん頭を悩ませていました^^;

また、今回のデザインのもうひとつのポイントがデンファレ

テキストでは一輪ずつ切り分けをし、ワイヤリングして
ブーケの下方に下がる部分の花として使っています

デンファレの花が分散されていて
とても可愛らしいですね♥️

でも当然水を補給出来ない事になります

作品を長く持たせるのは無理😣ですね〜😰

ひとつのテクニックとして今回の作品作りに取り入れてみるのもよし、
水を補給出来ないからお花が可哀想だわ、と、思うなら無理にそうする必要もありません(^^)













































































































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ドライフラワーローズのリース

2018年05月12日 | フーちゃん作品

気がつけば、5月も半ばにさしかかってきました

気温が安定せず、5月にしてはここ数日
とても寒い日が続いていましたが
植物は季節の変化を確実にとらえています

そう、バラの季節の始まりです😊

今月後半には
生徒の皆さんが楽しみにしていらっしゃる
「スイートローズウィーク」が
レッスンカリキュラムにもなっていますね(^^)

今年のテキストには、
アレンジの参考デザインの他に
「After Style」として、ドライフラワーにした
バラのデザインが2点掲載されています

そのうちの一つ、「リース」

バラの花をドライフラワーにしたリースです🌹

このバラのリースに興味を持たれた生徒さんが
何名かいらして、教室レッスンの時にも質問を何度か受けました
「あのー、このリース作りたいのですが・・・」

「バラのリース、キレイですよね(^^)、
でもね、これ、実は(AfterStyle)って書いてあるでしょう? 生花のアレンジメントを作った後で、そのバラをドライフラワーに加工したら、
こんなリースも作れますよっていう、
ひとつの提案なの」

「あ、そうなのですか😔」

ちょっと残念そうな生徒さんの表情😔

バラのリースを作るには、
ご自分でリース土台を用意する事と
もっと花材が必要になると思います^^;

リースって、結構な量の材料を要するのです

さて

実は私、昨年の秋から、
自分で注文したレッスンアレンジメントの中の
花や、プライベートではいけばなのお稽古もしているので、その花材の中でドライフラワーにしやすい花材を、家で天井から吊るしてはドライにしてストックしていたのです

バラやセンニチコウ、カスミソウ、スターチス
ユーカリやノバラ実など
色々出来ています




何かを作ろうと考えてドライフラワーにしていた訳ではありませんが、今回のテキストに
この「バラのリース」がデザインとして載っていたので、「これだわ✺◟(∗❛ัᴗ❛ั∗)◞✺」と、
作ってみる事にしました

リースの土台はサンキライのツルを巻いた、
よく見かけるリースです

今回は直径20センチサイズ



リース土台は決してまん丸ではありません
「いびつ」です(><)

クルクルまわしてみて、あまりそのいびつさを感じない向き、それと、縦長っぽく見える向きを見つけましょう


一番最初にする事は、引っ掛けるためのリングを
ワイヤーで作ります
あとから付けるの無理ですよ~

それから、ドライフラワーは生の花の時のような
柔らかさや弾力性はありません
当然ですが、水分が抜けてパリパリ!
少し触れるだけで花弁が外れたり、ヒビ割れたりします

そこで、ドライフラワー専用の「硬化剤」スプレーというものがあります

これを吹きかけておくと、かなり扱い易くなります

また、今回はリース土台にはグルーガンを使って花材を固定していますが、その際、グルーガンで花弁の根元を先に少し固めておくことさらにしっかりします(^^)

こんなリースになりましたよ😊




出来上がりは直径26センチほどです

リースの内側、外側にも花材を配置しています







隙間を埋めるアジサイと
白っぽいリーフ、
小さな白い丸い花以外、
自分で作ったドライフラワーを使いました

特にバラのドライフラワーは
スタンダード咲のものと、スプレー咲のもの、
色々な大きさのバラを取り入れています

出来上がってからバラの花を数えてみると
全部で45個!

今回の作品は手元にたくさんのドライフラワーのバラやセンチニチコウがありましたから、
いくらでも使い放題!

配色をよく見ながら、花材の向きには流れを付けていますが、時々それに反している花も作っています(笑)

この方がなんだか可愛く感じます(*ˊૢᵕˋૢ*)







ドライフラワーは、言ってしまえば
「乾燥して少し色あせた花」です
茎はやせ細り
花弁は縮れていますし、
花の大きさ自体も小さい

どうしたら
「枯れた花」というみすぼらしい印象にならないようにするのか?

今回のリースはカリカリの茎は使わず
色とりどりの花でリース全体を埋めつくしました


ドライフラワーは
生花のみずみずしさは無いし
プリザのような形のキレイな花でもありません

でも、しわしわと縮れた花弁には
どこかしら温かみも感じます

いかがですか?

少し時間はかかりますが
アレンジメントで使ったお花をドライにすれば
もう一度素敵な作品が作れます

試してみてください✺◟(∗❛ัᴗ❛ั∗)◞✺











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