今月末はハロウィン🎃
今までハロウィンの作品は
レッスンカリキュラムで色々見てきましたが
今年のいけばなコースのレッスンデザインは
とても興味を惹かれるものです
パンプキンタワー
おもちゃ🎃🎃🎃カボチャを3個を重ねて
タワー状にしてデザインに取り入れるという
斬新なものです
ところで、私の娘もヨーロピアンのアレンジメントやいけばな、プリザなど好きな作品を時々作っています
いけばなコースのテキストを見て
「このカボチャ🎃🎃🎃3段重ね、面白いわ〜」
と、作りたいと言ったので花材手配をしたにもかかわらず・・・
いざ、作ろうという当日
「ちょっとさ、何だか疲れてるし
何だか難しそうだし・・・時間かかりそうだし・・・
ママに譲ってあげるよ」ですって!
確かにこのところ残業、出張と続いていた娘なので、引き受けることにしました
テキスト掲載の参考作品では
赤く紅葉したように見える「染めユキヤナギ」が
花材として使用されていました
秋の雰囲気満載でケイトウやカボチャの色とよくマッチしていましたが・・・
実際のユキヤナギはごく普通のユキヤナギ
それも枝分かれの少ない
ちょっと可哀想なユキヤナギ
それに対してとっても立派なキイチゴの枝が入っていました
長くて葉っぱがキレイ
これは、もうユキヤナギ無し!
キイチゴで勝負!するしかないです(笑)
こんな感じにしました
キイチゴは切り分けをし、
後方に1か所
右手前に1か所
葉っぱを数枚花器口に差し込んでいます
キイチゴは左右に互い違いに葉がついています
それをそのままの状態で使うと
あまりにも葉がおおすきます
互い違いに付いている葉を
間引きながら更に互い違いに一枚一枚の葉が綺麗に見えるようにしました
カボチャは14番という超極太のワイヤーを使用し
串刺しにしています
オモチャカボチャとはいえ、皮にワイヤーをそのまま突き刺すのは硬くて無理
3個のカボチャの向きを考えながら、目打ちで穴を開けて突き刺していきます
この作業自体が少し手間がかかりました
花器の口元から下がるピンクのペッパーベリーは
手持ちのものも追加して
かなり分量を多くしてボリューム感を出しました
あとはいけばなの作品なので花器には花留めとしてアルミワイヤーを入れ、そこに全ての花材を差し込んでいきます
アルミワイヤーは入れすぎると花材が入りにく
少なすぎると全然花留めの役を果たさず
作る作品によってその分量を調節しなければなりません
やはり使い慣れないと難しいところがあります
また、アルミワイヤーだけに頼って花材を留めようとしても思ったような位置に花材が留まらないことがあります
そのような時は
いけばなのテクニックのひとつ
「折り留め」といって、花材の茎を「くの字」に折って留める方法があります
この私の作品のガーベラ2輪
かなり右側に傾斜して配置していますが
この2本は「折り留め」をしています
出来上がった作品、テキストの参考デザインと
全然違いますね(笑)
その時その時の花材の種類や状態で
デザインを変えるのは当然の事だし
ヨーロピアンのいけばなコースは
特に流派がある訳では無いので
ホントに自由!
今年のハロウィン🎃のお花
面白い作品ができました😊