娘とのフラワーアレンジメントレッスン9回目
今回はなんとProfessionalコースのデザイン
カトレアのフリーセント!
に、挑戦です😵
前回のアレンジメントレッスンの後、次は何を作るか
打ち合わせを兼ねて、全グレードのテキストをパラパラとめくっていると
Professionalコースの最後のアレンジメント、カトレアの花に目が留まったようです
「これこれ、これ綺麗よね、これにするわ~」
「え?これ?ウ~ん(^_^;) 簡単そうに見えるけど
まだ、あなたには結構難しいかもしれないわよ~」
「そうなの? でも、ママがいるから
何とかなるさ~~~」
「ええ? まあ、どうにもならなくなったら
何とかはするけど・・・」
と、まあ、こんなノリで今回のデザインを選びました
金曜日のレッスンで花材を調達していましたが、白いデンファレが若干頼りない感じでしたので
白のアルストロメリアとピンクのスプレーバラを予備として用意しました
フリーセント
「流れを表現する」デザインです
私はフリーセントはとても好きなデザインで
柔らかい、優しい流れを作るのが得意です
でも、まだ経験の浅い、🔰の人には少し難しい形でもあります
丸、四角、三角、など、幾何学的で誰にでもわかる形を作る方が
ずっと簡単です
また、今回は花器のほぼ真上にカトレアの花を1輪配置するところからアレンジが始まりますが、
このカトレアの高さ、向き、角度を間違えると
そのあとのごまかしがききません😓
「あのね、カトレアの花は茎をまっすぐに持ってみて
花がどのように向くか確認してね
首の曲がり方によっては茎をまっすぐに持っても花がうつむいていまう場合あるし
正面を向くかもしれない、または案外上の方を向いてしまうかもしれない
大きな花がうつむいてしまうと、重くて暗い感じがするから、
カトレアの花の向きはとても大切よ」
「はいはーい、それにしても、ホント、大きい花だね😏」
花の向き、角度など確認してから慎重にカトレアを配置
むむ!なんだか、ちょっと、カトレアの花の位置が高すぎる気がする~
そんなに花をたかくしてしまうと、フローラルフォームの前側面をカバーリングするのに
花材をたくさん挿すことになるけど、
大丈夫かしら~😰
「次は左右幅を決める花材を配置、その後はこのテンモンソウを切り分けして
カトレアの横、下、裏側にフォームのカヴァーリングも兼ねて配置してね」
「テンモンソウっていうの?このモシャモシャした草?」
「く、く、くさ? あはは💦 まあ、確かに草だけど、
今日はテンモンソウと、言いましょう💦
カバーリングしつつ、お花も入れていくわよ
この色の濃いピンクのバラは一番開きの大きなものは
ほぼ中央近くに1輪、で、後は縦横に並ばないように
中心から放射上に花材が出ているように配置ね
右の方に作った流れに沿うように、他の花材も入れてね」
「う~ん、わかるけど、なんだか難しいなぁ
ちょっとママの作品見てきていい?」
先日、私が作ったカトレア2輪のアレンジが玄関に置いてあります
カンニングに走って行きました
「見たけど、わからないや💦」
「ちょっと形が違うからね、あはは💦」
あらら、なんだか、変な向きに挿さって入る花材があります!
「ねえ、これとこれ、茎が交差しているからここは一度抜いて、挿し直した方がいいわよ」
「え?ホント!気がつかなかった!」
交差しているものがあったので、そこをちょっとやり直し
「え~、これ、難しいわ!うまくいかない!
え~、どうしよう!」
「まあ、とりあえず、もう少し自分で挿してみたら?
区切りのいいところで、見てあげるから」
「うーん、難しい~😢」
今回はかなり苦戦しています
こんな時、その場で、おかしい部分を全て手直ししてしまうのではなく、
もう少し形が出来上がるまで本人に作ってもらい、
完成の2歩ぐらい手前で一度チェックすることにしています
アレンジの左側のアウトラインが最初はまっすぐに直線のように縦に花が並んでいたのですが、
そこの部分の輪郭を少し修正し、
また、カトレアの右側の下方に流れる部分の花材配置も少し花材をプラスしてみました
最後にミスカンサス
ボールペンのラバーの滑り止めのところにミスカンサスの先端部分からくるくるとひっぱりめに巻きつけて、
カールさせたものをアレンジに取り込むと
ああ、ミスカンサスがあってよかった!
なんとかまとまりました
「ああ、やっぱり上級コースは難しいんだわ💦」
と、いうのが、娘の今日の感想だそうです
でもね、よく頑張ってます
「これ、難しいかもしれないけれど、作りたい!」って思うものを作ることも上達の一つの鍵です