フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

トライアンギュラー

2016年03月30日 | アレンジメント 基本形(Basic)

Basic の基本形 「トライアンギュラー」



Basic の基本形の中でも、基本中の基本の形です
検定試験にもとてもよく出題される形です💦

2016年のSpringテキストで Basicコースの最初の週のレッスンカリキュラムになっています

正面から見ると二等辺三角形
上から見ても、底辺は二等辺三角形

当然、その輪郭線は直線に仕上げます
また、各頂点を結んでできる3片で囲まれる面は平面です

つまり丸い部分がまったくない
緊張感満載のデザインなのです💦

久しぶりに作りましたよ~💦
すっきりとした直線の輪郭線でできた作品は
見ていて気持ちもすっきりします

薄いクリーム色の花はラナンキュラス

茎がウネウネでとっても挿しにくかったですが
なんとか収まりました





こうして時々自分の基本を確認して
緊張感を味わうのもまたいいものです(^_^)




高さ:42センチ
幅 :48センチ
奥行:24センチ







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2016年 今週のレッスン 3月29日~4月4日

2016年03月29日 | 今週のレッスン

Basic : トライアンギュラー
Gradually : アシンメトリックトライアンギュラー
Professional : ヴィンデント

今週から2016年springテキストのデザインに入ります
春らしい色合いの素敵なデザインの作品がめじろ押しです
さて、今週は基本形デザインのレッスン
特に、Basic, Gradually は三角形を作る基本中の基本のレッスンです
直線や平面を花で作ることがいかに難しいかを実感するとおもいますが
頑張ってトライしてみてください


Graduallyはアシンメトリックトライアンギュラー
左右非対称でアウトライン は直線、そのアウトラインで囲まれた面は平面
すっきりと仕上げるのが難しいデザインです

Gradually












Professionalでは ヴィンデント=絡まりを表現するデザインです
Basic やGradually のように、決まった形があるわけではありません
花材それぞれの持ち味を最大限生かして、花材が互いに絡まり合う様子を表現しましょう

Professional





















































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🔰のフラワーアレンジメント 第9回 カトレアのフリーセント

2016年03月27日 | 初めてのフラワーアレンジメント


娘とのフラワーアレンジメントレッスン9回目
今回はなんとProfessionalコースのデザイン
カトレアのフリーセント!

に、挑戦です😵

前回のアレンジメントレッスンの後、次は何を作るか
打ち合わせを兼ねて、全グレードのテキストをパラパラとめくっていると
Professionalコースの最後のアレンジメント、カトレアの花に目が留まったようです

「これこれ、これ綺麗よね、これにするわ~」

「え?これ?ウ~ん(^_^;) 簡単そうに見えるけど
まだ、あなたには結構難しいかもしれないわよ~」

「そうなの? でも、ママがいるから
何とかなるさ~~~」

「ええ? まあ、どうにもならなくなったら
何とかはするけど・・・」

と、まあ、こんなノリで今回のデザインを選びました



金曜日のレッスンで花材を調達していましたが、白いデンファレが若干頼りない感じでしたので
白のアルストロメリアとピンクのスプレーバラを予備として用意しました

フリーセント

「流れを表現する」デザインです
私はフリーセントはとても好きなデザインで
柔らかい、優しい流れを作るのが得意です

でも、まだ経験の浅い、🔰の人には少し難しい形でもあります

丸、四角、三角、など、幾何学的で誰にでもわかる形を作る方が
ずっと簡単です

また、今回は花器のほぼ真上にカトレアの花を1輪配置するところからアレンジが始まりますが、
このカトレアの高さ、向き、角度を間違えると
そのあとのごまかしがききません😓


「あのね、カトレアの花は茎をまっすぐに持ってみて
花がどのように向くか確認してね
首の曲がり方によっては茎をまっすぐに持っても花がうつむいていまう場合あるし
正面を向くかもしれない、または案外上の方を向いてしまうかもしれない
大きな花がうつむいてしまうと、重くて暗い感じがするから、
カトレアの花の向きはとても大切よ」

「はいはーい、それにしても、ホント、大きい花だね😏」



花の向き、角度など確認してから慎重にカトレアを配置

むむ!なんだか、ちょっと、カトレアの花の位置が高すぎる気がする~
そんなに花をたかくしてしまうと、フローラルフォームの前側面をカバーリングするのに
花材をたくさん挿すことになるけど、
大丈夫かしら~😰



「次は左右幅を決める花材を配置、その後はこのテンモンソウを切り分けして
カトレアの横、下、裏側にフォームのカヴァーリングも兼ねて配置してね」

「テンモンソウっていうの?このモシャモシャした草?」

「く、く、くさ? あはは💦 まあ、確かに草だけど、
今日はテンモンソウと、言いましょう💦

カバーリングしつつ、お花も入れていくわよ
この色の濃いピンクのバラは一番開きの大きなものは
ほぼ中央近くに1輪、で、後は縦横に並ばないように
中心から放射上に花材が出ているように配置ね

右の方に作った流れに沿うように、他の花材も入れてね」

「う~ん、わかるけど、なんだか難しいなぁ
 ちょっとママの作品見てきていい?」

先日、私が作ったカトレア2輪のアレンジが玄関に置いてあります
カンニングに走って行きました

「見たけど、わからないや💦」

「ちょっと形が違うからね、あはは💦」



あらら、なんだか、変な向きに挿さって入る花材があります!

「ねえ、これとこれ、茎が交差しているからここは一度抜いて、挿し直した方がいいわよ」
「え?ホント!気がつかなかった!」

交差しているものがあったので、そこをちょっとやり直し

「え~、これ、難しいわ!うまくいかない!
 え~、どうしよう!」

「まあ、とりあえず、もう少し自分で挿してみたら?
 区切りのいいところで、見てあげるから」

「うーん、難しい~😢」

今回はかなり苦戦しています

こんな時、その場で、おかしい部分を全て手直ししてしまうのではなく、
もう少し形が出来上がるまで本人に作ってもらい、
完成の2歩ぐらい手前で一度チェックすることにしています



アレンジの左側のアウトラインが最初はまっすぐに直線のように縦に花が並んでいたのですが、
そこの部分の輪郭を少し修正し、
また、カトレアの右側の下方に流れる部分の花材配置も少し花材をプラスしてみました

最後にミスカンサス

ボールペンのラバーの滑り止めのところにミスカンサスの先端部分からくるくるとひっぱりめに巻きつけて、
カールさせたものをアレンジに取り込むと



ああ、ミスカンサスがあってよかった!
なんとかまとまりました

「ああ、やっぱり上級コースは難しいんだわ💦」
と、いうのが、娘の今日の感想だそうです



でもね、よく頑張ってます

「これ、難しいかもしれないけれど、作りたい!」って思うものを作ることも上達の一つの鍵です













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ツバキまつり ~舞鶴自然文化園へ~

2016年03月26日 | 花を訪ねて

3月最後の週末の土曜日
ツバキの花を見に、舞鶴自然文化園へ行ってきました





昨年の紫陽花まつり、そして秋の紅葉

そして今回のツバキまつりでこちらを訪れるのは3度目になります

広大な敷地に世界のツバキが1500種3万本!植えられているとのこと
とても楽しみにしていました

「ツバキ」と言えば、パンフレット写真の右上にあるような
「赤い花弁に黄色い花芯」という姿しか思い浮かばなかったのですが
とんでもない!

その種類の多さや華やかさに驚いてしまいました






ゆっくりと花を鑑賞しながら歩ける緩やかな傾斜の散策路



多くの花をつけている木もあれば、まだまだ蕾みの方が多い木もあります

今日はとても良い天気に恵まれました
青空にフワフワと白い雲
そしてツバキ



いろいろな品種のツバキを鑑賞しながら
のんびりと散策路を進んでいきます



ここまで来た時点で、ツバキの種類の多さ、花のバリエーションに
びっくりです


散策路の途中には「展示棟」という建物があり、
ツバキの品種の紹介や、鉢植えのツバキの販売もしています










花が大きく重いので俯いてしまい、写真をとるのが大変です💦


 
展示棟を出て、また散策路を進み、展望台までくると
このような光景が広がります



もちろん、ツバキ以外にいろいろな木がありますが、
こんな可愛らしい花を咲かせている桜の木がありました



これはイロハモミジ



秋の紅葉の時期には綺麗でした😊

空も綺麗



ツバキの花の写真を撮りながら、さらに散策路を進みます





散策路の最後には「カメリアハウス」があります

「原種園」



こちらでは、ツバキの主要な原種約100種のうち、品種改良に必要な約60種の栽培と保存をしているそうです


「洋種ツバキ園」



こちらではアメリカやオーストラリアで品種改良された改良品種(ハイブリッド種)や中国の植物研究所より導入した
唐ツバキ50種類を保存しているそうで、この中にある洋ツバキの花が大きくて華やかで
とても衝撃的でした





温室のような建物で屋根が付いているので、花が雨に当たって痛むことがないので
屋外のツバキの花よりかなり綺麗に咲いています







中にはバラの花と見間違うほどのツバキも

いえ、バラの花よりも華やかで綺麗で、ツバキに対する認識が少し変わりました^^;

カメリアハウスを出てからは広い芝生広場の横を通過して出口に向かいます



入園してからゆっくりと散策して1時間40分ほどでぐるっと1周できました

時折吹く風はまだ少し冷たく感じましたが、
お天気には恵まれ、綺麗なツバキを見ることができて良かったです(^_^)

ツバキまつりの会期は4月10日までです









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カトレアのアレンジメント

2016年03月26日 | フーちゃん作品


洋ランの女王 カトレア

19世紀初めにブラジルで発見されて以来
人工的に異種同士を掛け合わせ、人間の手で改良が盛んに行われ
現在では無数の交配種が存在しているそうです

それゆえ、色も形も様々で
育てやすく、花も咲きやすいものが多いのだそうです

アレンジメントでカトレアの花が使えるのも
納得ですね

かといって、それほど頻繁にレッスンで使えるお花ではありません

今週のお教室のレッスンでは
生徒のみなさんも大変楽しみにされて
実際、本当に綺麗で大きなカトレアの花が来て
アレンジの制作にも熱が熱が入り
素敵な作品がたくさん生まれました

もちろん、私も作りました(⌒-⌒)



2輪のカトレア、思い切って使ってみました
大変大きな花なので、花器もボリュームがある程度必要です

花器口の直径 13センチ
高さ33センチある花器ですが、
こうしてみるとその大きさは感じませんね😉

左側は



右側は



少し上から見ると



カトレアがかなりボリュームがあるので
コデマリを多めに使ってみました

またレッスン花材のSPカーネーションの赤い色もキツく感じたので
白、ピンクのスィートピーのみ使用しています

ミスカンサスはあえて小さなカールを強めに作り
輪郭にあまりひびかないように入れています



とっても綺麗で、ウットリ😍

優雅な気持ちになりますね


さて、娘もこのカトレアのアレンジメントを作りたいというので
花材を用意していますが
どんな作品になるのか、
楽しみです(^_^)


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